甲府駅
南口駅ビル(2019年4月)
こうふ
Kōfu
所在地山梨県甲府市丸の内一丁目1-8.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度40分1.8秒 東経138度34分8.4秒 / 北緯35.667167度 東経138.569000度 / 35.667167; 138.569000
甲府駅(こうふえき)は、山梨県甲府市丸の内一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)の駅である。 JR東日本の中央本線[2]と、当駅を終点とするJR東海の身延線の2路線が乗り入れ、両社の共同使用駅となっている。駅施設はJR東日本の所有であり、JR東海身延線ホームを含めてJR東日本八王子支社の管轄で、全ての着発線がJR東日本東京圏輸送管理システム(ATOS)・中央方面指令の運行管理下にある。 両社の財産境界は、4・5番線ホームより約0.5 km東にある下り場内信号機(東京起点131.895 km地点、富士起点87.358 km地点、長禅寺付近)に設定されていて、それより外側(富士方)の橙色の帯が施されている架線柱がJR東海の所有を表している。 1987年4月の国鉄分割民営化によって中央本線塩尻以東はJR東日本、身延線はJR東海の管轄となり、当駅はJR東日本とJR東海の境界駅となった。 特急列車を含む全旅客列車が停車する。当駅には中央本線のみCO 43の駅番号が設定されている[報道 1]。 中央本線は甲府市街中心地を東西に通過しているが、甲府駅の立地する甲府市丸の内一丁目は内堀に囲郭された甲府城の内城部分に位置する。現在の甲府駅駅舎は城域北側の清水曲輪に相当し、曲輪には櫓や書院、城門などの施設が存在していた。南側には屋形曲輪・本丸が所在する。清水曲輪の東西・北側は内堀が囲郭し、北側には二の堀で囲郭された武家地に通じる山手門が所在している。明治期に甲府城は廃城となり、二の堀は埋め立てられ武家地は払い下げられて官公庁用地として開発され、甲府駅の開業に至る。 なお、身延線ホーム位置が東端にずれているのは、1941年に国有化されるまで身延線は私設鉄道(富士身延鉄道)であり、後付けで国鉄駅に乗り入れた名残である。
概要
歴史
年表甲府駅周辺の空中写真(1975年9月撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
1903年(明治36年)
6月11日:官設鉄道が初鹿野駅(現在の甲斐大和駅)から延伸、その終着駅として開業[3]。一般駅。
12月15日:官設鉄道が韮崎駅まで延伸[3]。
1904年(明治37年)12月27日:駅前に山梨馬車鉄道(のちの甲府電車軌道)が乗り入れ[3]。
1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定により中央東線所属となる[3]。
1911年(明治44年)5月1日:中央西線が中央東線に編入され、中央本線所属となる[3]。