田辺徹(たなべ とおる、1925年-2020年 )は、日本の美術史学者、成安造形大学名誉教授。 石川県金沢市生まれ。1927年父・田辺孝次、フランス留学より帰国、東京市へ移る。1949年京都大学文学部哲学科美学美術史専攻卒。1949‐1985年平凡社第一編集部長、『太陽』編集長等を歴任。1954‐1985年財団法人朝倉彫塑館評議員、監事。1990‐91年ドイツ国立エッセン大学
人物・来歴
父が室生犀星の幼馴染だったため犀星とも親しかった。息子は美術史家で大東文化大学教授の田辺清(1952- )。
著書
Hokusai / Tohru Tanabe Fenice 2000, c1993
『回想の室生犀星 文学の背景』博文館新社, 2000.3
『国際文化関係論』建帛社, 2002.4
『美術批評の先駆者、岩村透 ラスキンからモリスまで』藤原書店, 2008.12
『戦争と政治の時代を耐えた人びと 美術と音楽の戦後断想』藤原書店, 2016.9
共著
『ヨーロッパの美術館』 (美術ガイド) 向田直幹 写真. 美術出版社, 1986.3
『不思議なものをつくろう』 (あたらしい造形・美術) 藤沢英昭
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