田無駅
北口広場(2020年8月2日)
たなし
Tanashi
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田無駅(たなしえき)は、東京都西東京市田無町四丁目にある西武鉄道新宿線の駅である。駅番号はSS17。 1962年(昭和37年)に建てられた旧駅舎が老朽化したため、田無駅北口再開発計画にあわせ、1996年(平成8年)に解体した。新駅舎を建設するため、仮駅舎(現・りそな銀行の場所)での営業を開始した後、新駅舎は1999年(平成11年)3月に完成した。同年3月23日から使用を開始し[1]、旧駅舎時代から要望が多かったバリアフリー設備としてエレベーター・エスカレーターを設置している。 新駅舎が完成するまでは自動改札機は設置されず、新宿線最後の自動改札機非設置駅であった。 上石神井駅と同様に、上下本線(1番・4番ホーム)の間にホームに挟まれた中線1本(2番・3番ホーム)を配する形態で、この中線が上下線の待避線として共用されている。2008年6月14日から2012年6月30日まで時点のダイヤでは、上り始発列車と拝島線からの列車は主に当駅で接続していた。下り本川越方面列車と拝島方面列車は主に小平駅で接続する。 各ホームおよび南口・北口地上部と改札階を連絡するエスカレーター・エレベーターが設置されている。トイレは改札内コンコース部に立地し、多機能トイレを併設する。
歴史
1927年(昭和2年)4月16日 - 開業。
1945年(昭和20年)4月12日 - アメリカ合衆国軍B29爆撃機による空襲により、当駅周辺を中心に大きな被害を受ける[2]。
1961年(昭和36年)- 構内改良工事により、島式ホーム1面2線を島式ホーム2面3線に変更[3]。
1962年(昭和37年)10月12日 - 橋上駅舎化。
1986年(昭和61年)3月23日 - 大雪により列車追突事故が発生。当日夜まで列車の運転を見合わせた。
1990年(平成2年) - 上り線北側にあった貨物列車・作業用車・回送などを留置する側線を撤去し、1番ホーム拡張工事が完了。
1995年(平成7年)3月10日 - 再開発ビル(田無西武店・現 アスタビル)オープンに伴い、旧田無橋上駅舎2階北口側の一部の壁を削り、駅舎と再開発ビルを結ぶペデストリアンデッキの本格的な使用を開始[注 1]。
1996年(平成8年)
3月 - 北口駅前広場完成。これをもって田無駅北口市街地再開発事業が完了。
3月31日 - 西武田無ステーションビル、北口橋上駅舎改築に伴い営業終了。
4月1日 - 駅舎建て替え工事を開始。北口仮駅舎での使用開始。
駅構造