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たむら ゆみ田村 由美
生誕 (1962-09-05) 1962年9月5日(61歳)[1]
日本・和歌山県和歌山市[2]
職業漫画家、小説家[3]
活動期間1983年(昭和58年)[2] -
ジャンル少女漫画
SF漫画
ファンタジー漫画
代表作『巴がゆく!』
『BASARA』
『7SEEDS』
『ミステリと言う勿れ』
受賞
第38回小学館漫画賞(「BASARA」)
第52回小学館漫画賞少女向け部門(「7SEEDS」)
第67回小学館漫画賞一般向け部門(「ミステリと言う勿れ」)
第74回芸術選奨文部科学大臣賞(「ミステリと言う勿れ」ほか) [4]
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田村 由美(たむら ゆみ[本名同じ[5][3]]、1962年〈昭和37年[1]〉9月5日[2][5] - )は、日本の女性漫画家。和歌山県和歌山市出身[2][5]、東京都千代田区在住[1]。O型[3]。 高校2年頃より気軽な気持ちで『別コミ』に投稿を始めると月例のまんが賞(佳作や期待賞等)を獲得し、直ぐに小学館から電話連絡があって担当編集者が付いたもののデビューは出来ず、高校卒業後に和歌山県より東京に上京し、色々な漫画家の制作アシスタントをしながら[6]東京デザイナー学院グラフィックデザイン科に通い卒業する[5][3]。 デビュー以後、主に小学館が発行する漫画雑誌で執筆活動を展開するが、『月刊メロディ』(白泉社)で『合点?GATTEN!?』を2002年6月号・9月号に掲載[注 2]、『Cocohana』(集英社)で『イロメン?十人十色?』を2012年10月号より2020年9月号まで連載などの実績がある[8][9][10]。 2013年、和歌山県文化表彰・文化功労賞を受賞[8][1]。 2024年2月に令和5年度の『芸術選奨文部科学大臣賞』を受賞し[11]、その贈賞理由に於いて2023年にデビュー40周年を迎えた事に触れ、長期にわたり第一線で活躍し、常に新境地を開拓してきた功績に敬意を表したいと述べられている[12]。
来歴・人物
投稿時代は手探りで中途半端な作品ばかりとなってしまっていたが、男性キャラを主役にハードボイルド寄りの話を思い切って描こうと思い立ち、規定をオーバーした41頁の読み切りを描き担当編集者に無断で応募した『オレたちの絶対時間』が第12回「小学館新人コミック大賞」に佳作入選し、1983年(昭和58年)、『別冊少女コミック 9月号増刊』(小学館)に掲載されデビューに至った[2][注 1]。
当時の担当編集者からは「女の子が主役。アクションやサスペンスはダメで、アクションがしたいならスポーツ物で。」等の指導をされた為、デビュー直後は描きたい物語がない=ネタのストックが無かったので苦労したと、『デビュー40周年記念本 KALEIDOSCOPE』のロングインタビューにてデビュー前後の経緯を回想している[6]。
受賞歴・栄典2023年までの受賞年数は、『デビュー40周年記念本:KALEIDOSCOPE』に準拠[注 3]。
1983年〈昭和58年〉:第12回小学館新人コミック大賞・佳作 / 少女・女性部門 『オレたちの絶対時間』
1993年〈平成5年〉:第38回小学館漫画賞 / 少女部門 『BASARA』[13]
2006年〈平成18年〉:第52回小学館漫画賞 / 少女向け部門 『7SEEDS』[13][14]
2013年〈平成25年〉:和歌山県文化表彰・文化功労賞[1]
2021年〈令和3年〉:第67回小学館漫画賞 / 一般向け部門 『ミステリと言う勿れ』[13][15]
2024年〈令和6年〉:令和5年度 第74回芸術選奨文部科学大臣賞 / メディア芸術部門 『ミステリと言う勿れ』ほかの成果[11][12]。
漫画作品特記がない限り、小学館での連載・発行とする。
長編
巴がゆく!(1987年 - 1990年、『別冊少女コミック』)
BASARA(1990年 - 1998年、『別冊少女コミック』)
7SEEDS(2001年 - 2017年、『別冊少女コミック』→『月刊フラワーズ』)