田嶋大樹
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田嶋 大樹オリックス・バファローズ #29
2022年7月10日 ほっともっとフィールド神戸
基本情報
国籍 日本
出身地栃木県宇都宮市
生年月日 (1996-08-03) 1996年8月3日(27歳)
身長
体重182 cm
82 kg
選手情報
投球・打席左投左打
ポジション投手
プロ入り2017年 ドラフト1位
初出場2018年3月31日
年俸9500万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)


佐野日本大学高等学校

JR東日本

オリックス・バファローズ (2018 - )

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■プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

田嶋 大樹(たじま だいき、1996年8月3日 - )は、栃木県宇都宮市出身のプロ野球選手投手)。左投左打。オリックス・バファローズ所属。
経歴
プロ入り前

父親の影響を受け[2]、小学校から宝木ファイターズで軟式野球を始め、6年時にエースとして県大会で優勝をする。中学校では硬式野球の鹿沼ボーイズに所属し、3年に世界大会に出場した[3]

佐野日本大学高等学校では1年夏からベンチ入りして、1年秋から背番号11ながら主戦を任され秋・春連続で関東大会進出。2年秋から背番号1を背負い、2年秋の関東大会では淺間大基濱祐仁を擁する横浜高校を破り関東大会ベスト4に進出し、選抜出場を決める。3年春の選抜大会に出場すると、1回戦の鎮西戦で完封勝利。2回戦では岡本和真を擁する智辯学園に延長10回完投、準々決勝では岸潤一郎を擁する明徳義塾に延長11回完投と、3試合連続の完投勝利を記録。準決勝では高橋奎二を擁し優勝した龍谷大平安に敗れたものの、4試合で560球を投じベスト4に大きく貢献した[4]同年ドラフトの有力候補との呼び声も高かったが[5]、高校時代に怪我が続き体力不足を痛感したことや、社会人としての礼儀を身につけたいなどの理由からプロ志望届を提出せず、社会人野球を目指した[5][6][7]

高校卒業後はJR東日本に就職し、2年目にU23ワールドカップに出場した。3年目は第28回アジア選手権大会に出場し、決勝戦では5回無失点で優勝に貢献し、MVPを獲得した。都市対抗野球大会では2試合連続完封勝利を挙げ、ベスト8進出に貢献。12月7日には社会人ベストナインを受賞した[8]

2017年10月26日に行われたドラフト会議では、オリックス・バファローズ埼玉西武ライオンズから1位指名を受け、抽選の結果オリックスが交渉権を獲得[9][10]。11月16日に契約金1億円・年俸1500万円プラス出来高払い5000万円(推定)の条件で仮契約を結んだ。背番号は29[11]。オリックスにとっては1998年川口知哉以来20年ぶりの競合1位指名選手入団となった。
オリックス時代プロ初勝利後、スタンドの声援に応える田嶋
(2018年3月31日 ソフトバンク戦)

2018年は春季キャンプを一軍でスタートすると[12]オープン戦では3月24日の阪神タイガース戦で6回2失点で勝利投手となるなど[13]、3試合に登板して1勝1敗・防御率3.07と結果を残し[14]、開幕ローテーション入り[15]。開幕2試合目の福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初登板初先発となり、初回一死から川島慶三に先制のソロ本塁打を打たれ、制球にも苦しんだが、被安打はこの1本のみであり、5回1失点でプロ初勝利を挙げた[16]。ただ、続く4月7日の埼玉西武ライオンズ戦では、4回一死から二塁打を打たれたのを皮切りに2点を失い、なおも満塁の場面で走者一掃の適時三塁打を打たれて降板し、3回1/3を6失点でプロ初黒星[17]。同30日のソフトバンク戦では勝利投手となるも、3本塁打を打たれるなど[18]、長打で失点する場面が目立ち[19][20]、6月10日の東京ヤクルトスワローズ戦では3回1/3を自己ワーストの8失点で敗戦投手[21]。開幕から先発ローテーションを守っていたが、同24日のソフトバンク戦では4点リードを守れず6回途中4失点で降板すると[22]、6月27日に左肘の張りで出場選手登録を抹消され[23]、その後の一軍復帰は果たせず、ルーキーイヤーは一軍で12試合に先発登板し、6勝3敗・防御率4.06という成績であった。オフに500万円増となる推定年俸2000万円で契約を更改した[24]

2019年6月5日の横浜DeNAベイスターズ戦で一軍復帰を果たし、6回途中4安打無失点の内容で約1年ぶりの白星を挙げた[25]。前半戦は4先発で2勝0敗[26]と好調であったが、後半戦は3連敗スタート[27]。8月6日の北海道日本ハムファイターズ戦では6回無失点の好投で勝利投手となるも[28]、続く同13日の西武戦では自己ワーストタイの8失点(自責点5)、4回二死一・二塁の場面では警告試合での死球により退場処分を受けて敗戦投手[29]。8月21日のソフトバンク戦では4回4失点で勝敗は付かず[30]、翌22日に出場選手登録を抹消され[31]、その後の一軍登板は果たせず、この年は10試合の先発登板で3勝4敗・防御率3.44という成績であった。オフに200万円減となる推定年俸1800万円で契約を更改した[32]

2020年は新型コロナウイルスの影響で120試合制の短縮シーズンとなり、開幕も6月に延期となったが、2年ぶりに開幕ローテーション入り[33]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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