田丸篤志
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たまる あつし
田丸 篤志
プロフィール
愛称田丸氏
[1]、ぶたまる氏[2]、うじ[1]、たまるんるん
性別男性
出生地 日本北海道[3]
出身地 日本埼玉県[4]
生年月日 (1986-02-27) 1986年2月27日(38歳)
血液型A型[1]
身長172 cm[5]
職業声優
事務所マウスプロモーション[4]
活動
活動期間2009年 -
デビュー作佐々木さん(『クプ?!!まめゴマ!』)アニメデビュー[6][7]
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

田丸 篤志(たまる あつし、1986年[7]2月27日[4] - )は、日本男性声優埼玉県出身[4]マウスプロモーション所属[4]
来歴

出生地は北海道だが、生まれてまもなくして埼玉県に移り住む[3]

高校時代、大学受験の勉強中に息抜きとして聞いていたラジオで偶然声優の番組『FRIDAY SUPER COUNTDOWN 50』を聞き、そこで流れていたアニメソングに興味を持ったことが声優を志すきっかけとなる[3]。当時好きだった作品はテレビアニメ『スレイヤーズ』、一番好きなのは、『るろうに剣心[6]

高校時代、ほかに目指していた職業は深くは考えておらず、「普通に大学には行くものだ」と思っていたくらいで、卒業後、普通に会社勤めをするつもりだった[3]。親もやりたいことは自由にやらせてくれていた[3]。その時に「とりあえず大学には行っておいたほうがいい」と言われ、古文、漢文は苦手で、家のパソコンを触るのが好きだったため、なんとなく情報系を選び、芝浦工業大学システム工学部電子情報システム学科[8]に通い[3]、宇宙情報解析研究室[9]で学ぶ[6]

高校時代のマニアックな友人に色々なアニメを薦められていたこともあり、徐々に声優になりたい気持ちが積み上がった[3]。その時に大学2年の時に雑誌に掲載されていた広告を見て声優養成所に通い始める[3]

両親も田丸が「声優養成所に通いたい」と言い出した時は驚いていた[6]。理系は色々実習が多く忙しいこともあり、サークル、部活動もしていなかったことから、親はサークル活動の代わりのように思っていたようで「まぁ、やってみれば」、「とりあえず頑張ってみなさい」と言われた[6]。通い出したところ、芝居がどんどん面白くなり、将来を決めた感じだった[6]

大学生活と養成所との両立はそれなりに大変だった[6]。1年で先に60単位くらい取ってしまったため、3年次は単位の取得数で苦労したことはなかったが、ゼミの実習があったため、一番忙しかったという[6]。当時は8人くらいのグループワークがあり、授業の内容が難しく、大学の会議室の予約システムが、それまではノートに手書きだったが、Web予約ができるようにしたく、そのシステムをたった半期で田丸らに「作れ」と言れた[6]。講師も「本来なら1年くらいかけて作るシステムだから出来は期待していないけど、頑張りなさい!」と言われ、その実習がなければ、ほとんど大学に行かなくても大丈夫だったが、作業が大変だったため、授業のない日も通い詰めていたという[6]

当時、同じ研究室からは宇宙航空研究開発機構に進んだり大手の通信方面に行く人物も何人かいたが、卒業生で声優になった人物もおらず、大学の途中、一度は大学中退して「声優一本に絞ろうか」とも思った[6]。その時に親に「せっかく入った大学だから卒業だけはしてくれ」と言われ、1年間休学はしたが、卒業できたという[6]。当時の卒業研究テーマは「Cut-off Rigidity の可視化による人工衛星運用の学習支援ツールの開発」[8]

2007年、第2回シグマ・セブン公開オーディションに大亀あすか西明日香[6]渕上舞らと共に合格。

一番最初の仕事は、外国人が日本語を学ぶための教材だった[7]。2009年、『クプ?!!まめゴマ!』佐々木さん役でテレビアニメデビュー[6][7]

当時は声優になることが決まったが、友人には一切、「声優になる」とは言っていなかったため、伝えたのは親くらいだったことから、皆知らなかったと語る[6]。後で大学時代のアニメ好きの友人から「この声優ってお前じゃない?」とメールが来たことはあったという[6]。両親は、子供のやることに反対もしないが、一生懸命応援するタイプでもなかった[6]。しかしテレビで声を聞いたり、クレジットに名前が載っているのを見ていたところ、少しは安心してくれたようだったという[6]

その後、次に名前の付いた役である『ジュエルペット サンシャイン』の白石御影役を演じ[10]、2013年、オーディションで決まった役で大きな役でもある『たまこまーけっと』の大路もち蔵役を演じた[11]

2015年、4月より声優の内田雄馬と共にパーソナリティを務める超!A&G+BELOVED MEMORIES』の放送を開始[12]

2016年10月1日付けで、シグマ・セブンeからシグマ・セブンへ異動。

2020年4月1日付けで、シグマ・セブンからマウスプロモーションへ移籍[13]
人物

田丸はいい声だが、考えたこともなく、「いい声かどうか」というのは周囲からも言われたことはなかった[6]。ただし、仕事を始めてからは近所のおばちゃんと道ですれ違ったりしていた[6]。その時、今までそんなこと一度も言われたことなかったが、「聞いたわよ、声優になったんですってね。前から、いい声だと思ってたのよね?」ように言われたという[6]

役柄としては、比較的、落ち着いたキャラを演じることは多い[10]。また数としては、『たまこまーけっと』の大路もち蔵役のような優しい感じの役が、多少多く[11]、演じる側としては日常的な男のほうが演じやすいかもしれないといい、自分に近いほうが演じやすいという[14]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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