田中三彦
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田中 三彦(たなか みつひこ、1943年 - )は、翻訳家、科学評論家。元原子炉製造技術者
経歴

栃木県生まれ。1968年東京工業大学工学部生産機械工学科卒業。同年バブコック日立入社、福島第一原子力発電所4号機などの原子炉圧力容器の設計に関わる。1977年退社。サイエンスライターとして、翻訳・科学評論を執筆。「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」呼びかけ人[1]

2012年、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員
著書

『脳のデザイン』
福武書店 1984.7 (サイエンス・アイ) ISBN 978-4-82880-345-6

『わたしたちの地球』 図書館探検シリーズ 第7巻 リブリオ出版 1990.4

『原発はなぜ危険か 元設計技師の証言』 1990.1 (岩波新書)

『アインシュタインの考えたこと』 図書館探検シリーズ 第15巻 リブリオ出版 1991.5

『空中鬼を討て 原発・地球環境「非常識」のすすめ』 ダイヤモンド社 1992.4

『科学という考え方』 晶文社 1992.6

『地球が動いているのはどうしてわかるの? 太陽系と地球のはなし』 偕成社 1997.4 (ひとつの「なぜ」から広がる世界

『ものが燃えるとなぜあつくなるの? 燃焼とエネルギーのはなし』 偕成社 1997.4 (ひとつの「なぜ」から広がる世界

共著

『タイムトリップ』 武内孝夫
学習研究社 1984.12 (学研ポケットムー・シリーズ)

『テレポーテーション 驚異の瞬間移動』 北園哲也 学習研究社 1985.5 (学研ポケットムー・シリーズ)

『複雑系の選択 「カオスの縁」の自然科学と経済学』 坪井賢一 ダイヤモンド社 1997.12

翻訳

ジョセフ・シュワァルツ『
アインシュタイン』現代書館 1980.10 (For beginnersシリーズ)

ジョン・グリビン『タイム・ワープ 平行宇宙への旅』佐藤文隆共訳 講談社 1981.9 (ブルーバックス)

コリン・ウィルソン『スターシーカーズ』平河出版社 1982.11

フリッチョフ・カプラ『タオ自然学』吉福伸逸ほか共訳 工作舎 1979.11 ISBN 978-4-87502-108-7

フリッチョフ・カプラ『新ターニング・ポイント』吉福伸逸ほか共訳 工作舎 1995.4 ISBN 978-4-87502-249-7

フリッチョフ・カプラ『非常の知』吉福伸逸ほか共訳 工作舎 1988.11 ISBN 978-4-87502-148-3

アーサー・ケストラー『ホロン革命』吉岡佳子共訳 工作舎 1983.4 ISBN 978-4-87502-091-2

パメラ・ワイントロープ編『現代科学の巨人10』旺文社 1985.10

ケン・ウィルバー『量子の公案 現代物理学のリーダーたちの神秘観』吉福伸逸共訳 工作舎 1987.8 ISBN 978-4-87502-137-7

ブライアン・スウィム『宇宙はグリーン・ドラゴン ビッグバンは地球に何をたくしたか』ティビーエス・ブリタニカ 1988.3

M.ミッチェル・ワールドロップ『複雑系』遠山峻征共訳 新潮社 1996.6 のち文庫

アントニオ・R.ダマシオ『生存する脳 心と脳と身体の神秘』講談社 2000.1

レイ・カーツワイル『スピリチュアル・マシーン コンピュータに魂が宿るとき』田中茂彦共訳 翔泳社 2001.5

アントニオ・R.ダマシオ『無意識の脳自己意識の脳 身体と情動と感情の神秘』 講談社 2003.6

アントニオ・R.ダマシオ『感じる脳 情動と感情の脳科学よみがえるスピノザ』ダイヤモンド社 2005.11

レナード・ムロディナウ『たまたま 日常に潜む「偶然」を科学する』ダイヤモンド社 2009.9

アントニオ・R.ダマシオ『デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳』筑摩書房 ちくま学芸文庫 2010.7.

脚注^ ビデオニュース・ドットコム『マル激トーク・オン・ディマンド』第337回(2007年09月14日)「なぜ地震大国の日本が原発なのか」ゲストプロフィール


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