田中 一雄(たなか かずお、1956年 - )は、日本のデザインプロデューサー、インダストリアルデザイナー。株式会社GKデザイン機構代表取締役社長/CEO。GKデザイン機構は、栄久庵憲司らによって設立され、総合デザイン会社として知られるGKデザイングループのホールディングカンパニーである。 1981年(昭和56年)、東京芸術大学美術学部デザイン科機器デザインを卒業、大学院美術研究科デザイン専攻に進み、1983年(昭和58年)に修士課程を修了した。修了制作は最優秀作品として大学が購入した[1]。同年にGKインダストリアルデザイン研究所に入社した。 2000年(平成12年)、2005年日本国際博覧会協会から愛・地球博のサイン・ファニチュアディレクターに任命される[2]。 2006年(平成18年)、GK設計、2007年(平成19年)、GKデザイン機構の社長にそれぞれ就任する。2014年(平成26)年にGKインダストリアルデザインの代表取締役社長を経て、2016年(平成28年)よりGKデザイン機構の代表取締役社長を務める。 社外での役職としては、国際インダストリアルデザイン団体協議会(icsid/現WDO)理事(2007年 - 2011年)、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会理事長(2013年 - )[3]等を歴任している。 ※上記の受賞作品は除く
目次
1 経歴
2 受賞歴 (業務受賞を含む)
3 主な作品
4 著書
5 脚注
6 外部リンク
経歴
受賞歴 (業務受賞を含む)
2000年
Wall.AGベルリン市ストリート・ファニチュア計画 - レッドドットデザイン賞
2006年
富山ライトレールトータルデザイン - 第40回SDA大賞(経済産業大臣賞)、 グッドデザイン賞金賞
2007年
三洋電機ソーラーチャージャー - グッドデザイン大賞総理大臣賞・ドイツIF賞
主な作品
日本電信電話携帯電話803型
郵政省郵便ポスト
東日本旅客鉄道自動改札機
多摩都市モノレールトータルデザイン
日本道路公団ETCゲート
富山県観光船FUGAN
著書
『パブリックデザイン辞典』(共著)産業調査会、1991年
『都市とデザイン』(共著)電通、1992年
『クルマ社会のリ・デザイン』(共著)日本デザイン機構、2004年
『マイナスのデザイン』(共著)日本デザイン機構、2011年
脚注^ ⇒如意具 - 東京芸術大学美術館収蔵品データベース
^ ⇒サインファニチュアディレクター 田中 一雄(たなか かずお) プロフィール - 地球産業文化研究所
^ ⇒JIDAから【田中理事長再任の挨拶】 - 日本インダストリアルデザイン協会(2017年6月)
外部リンク
⇒田中一雄 - ジャパンデザイナーズ
更新日時:2018年9月6日(木)19:09
取得日時:2018/09/11 15:50