産学官連携功労者表彰
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産学官連携功労者表彰
受賞対象企業、大学、公的研究機関等の産学官連携活動において、大きな成果を収め、あるいは先導的な取組を行う等、産学官連携活動の推進に多大な貢献をした優れた成功事例
会場
東京国際展示場東京ビッグサイト
日本
主催内閣府(取りまとめ機関)、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、一般社団法人日本経済団体連合会、日本学術会議
初回2003年
最新回2017年9月1日(第15回表彰)【最終回】
公式サイトhttps://www8.cao.go.jp/cstp/sangakukan/index2.html


2018年度より「日本オープンイノベーション大賞」として継続 →

産学官連携功労者表彰(さんがくかんれんけいこうろうしゃひょうしょう)とは、企業大学などの公的研究機関が連携した科学技術イノベーション活動において、顕著な功績があったと認められる個人または、団体に対して行う表彰であった[1]

内閣府が取りまとめを行い、内閣総理大臣賞をはじめ、各大臣賞、主催者団体会長賞を表彰する、産学官連携分野では規模と栄誉が極めて大きい表彰である。また、複数のノーベル賞受賞者や文化勲章などの授与者らが、受賞・授与前に表彰されており、科学技術・イノベーション分野においても大きな価値がある表彰となっていた。

第15回(2017年度)を最後に、さらなるオープンイノベーションの推進などの観点から本表彰制度の見直しの検討が実施され、2018年度より「日本オープンイノベーション大賞」として新たに実施することになった[2]
概要表彰式会場となる東京国際展示場(東京ビッグサイト)

企業、大学、公的研究機関等の産学官連携活動において、大きな成果を収め、あるいは先導的な取組を行う等、産学官連携活動の推進に多大な貢献をした優れた成功事例に関し、その功績を称えることで我が国の産学官連携活動の更なる進展に寄与することを目的としていた[3]

これまでの表彰者には、ノーベル賞受賞者の赤ア勇博士や天野浩博士(両人ともノーベル賞受賞前に表彰されている)らが、経営者ではソフトバンクBB株式会社の孫正義代表取締役社長兼CEOなど、わが国を代表する大企業や中小・ベンチャー企業経営者まで、数多くの人物・団体が表彰されている。

2003年平成15年)より実施されており、東京国際展示場東京ビッグサイト)で表彰式を開催していた。

2017年度の第15回授与式は、松山政司内閣府科学技術政策担当大臣ら出席のもと、9月1日金曜日)に開催された。

表彰の授与は、内閣府科学技術政策担当大臣総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)有識者議員などから行わていた。

主催は、内閣府総務省文部科学省厚生労働省農林水産省経済産業省国土交通省環境省一般社団法人日本経済団体連合会日本学術会議である。取りまとめ機関は、内閣府の政策統括官(科学技術・イノベーション担当)であった。

上記の各省庁および団体が一堂に会して産学官連携(ベンチャー企業連携や地方創生の観点からの連携を含む)、科学技術・イノベーション分野の表彰を行うものは同表彰制度のみであり、規模と栄誉において大きな価値がある表彰制度であった。

表彰対象

2017年の第15回表彰現在、下記の分野において、オープンイノベーションを推進するための仕組み強化の観点から極めて顕著な又は、特に顕著な功績があったと認められる個人、または団体を表彰対象としていた。

企業と大学等との共同研究・受託研究等による成果の事例

大学等の研究成果である特許やノウハウを企業等へ技術移転を行い製品化した成果の事例

大学等の研究開発成果を活用したベンチャー創出等の成果の事例

地域における産学官連携による成果の事例


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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