生藤山
山頂
標高990.3 m
所在地 日本
東京都西多摩郡檜原村
神奈川県相模原市緑区
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度40分21秒 東経139度07分56秒 / 北緯35.67250度 東経139.13222度 / 35.67250; 139.13222
生藤山(しょうとうさん)は、笹尾根にある標高990.3mの山。山体は東京都西多摩郡檜原村と神奈川県相模原市緑区にまたがり、山頂部は東京都側に位置する。奥多摩山域の南端。神奈川県の最北端。神奈川県立陣馬相模湖自然公園[1]。藤野町十五名山[2]。 高尾駅から〈美32〉系統「陣馬高原下」行バス[5](西東京バス恩方営業所が運行)。終点の陣馬高原下バス停下車。 生藤山を巻き道をせず痩せた岩場の登ると山頂である。やや狭いもののベンチがあり、西側に富士山、東側に陣馬山を望め、春にはミツバツツジも楽しめる[8]。山頂まで続く「生藤山 桜のプロムナード」は、シーズン中は人で一杯になる[9]。山頂から下りるときも、長い岩場が続く。頂上にはトイレや売店は無い。
概要
昔は国境の木は伐らないルールがあり、生藤山は二国国境のため「切り止め山」と呼び、これが「きっと山」「生藤山」となり、「しょうとうさん」と呼ぶようになったといわれている。新編相模国風土記稿に字生藤山とあり、生藤山という字名は連行峰のあたりまで含まれるとされる[3]。南東にある高津座峯山に天磐楯を埋めて東国の鎮としたという[4]。
生藤山は高尾山から熊倉山、大羽根山を経て奥多摩の三頭山まで全行程40kmを超え、標高差の大きい都県境界を行く笹尾根縦走路に所在する。別称は「関東ふれあいの道 富士見のみち」。
東京都の奥多摩山域の代表的な山の一つで、多摩百山に選ばれている。
富士見の道
和田峠 - 醍醐丸 - 連行峰 - 生藤山(三国山) - 熊倉山 - 浅間峠 - 上川乗バス停[6]。距離14.7km、所要時間5時間35分[7]。
頂上
隣接する山
三国山(960m)- 生藤山から200メートル。その名の通り、東京都(武蔵国)・神奈川県(相模国)・山梨県(甲斐国)の3国(1都2県)にまたがっている。
茅丸(1019m)- 生藤山から徒歩20分程度。巻き道がある[2](藤野町最高峰) 別名は茅丸山。
周辺の山など
熊倉山(966m)より徒歩25分[10]
連行峰(1,016m)より徒歩40分[10]
登り方
JR上野原駅下車。 富士急バス「井戸」行き[11](富士急山梨バス)に乗車。
コース1 終点「井戸」バス停下車(22分)、徒歩登り1時間30分・下り1時間5分[10]。軍刀利神社(ぐんだりじんじゃ)にはトイレと駐車場がある。
コース2 「石楯尾神社前」バス停下車。