生け簀(いけす)は、漁獲した魚介類を販売や食用に供するまでの間、一時的に飼育するための施設である。いけす、生簀とも表記する。 生け簀は、海水域では水深の浅い沿岸(海面生け簀、海上生け簀)、淡水域では湖沼・ため池等に設けられる[1]。また、陸上に設ける生け簀(陸上生け簀)もある[2]。 材質や形状の観点からは、生け簀は以下のように分けられる[1]。 生け簀で一時的に飼育されるのは、一般に高級魚介類で、例えば、マダイ、ブリ(ハマチ)、カンパチ、スズキ、トラフグ、ヒラメ、コイ等の魚類や、クルマエビ、イセエビ、アワビ、サザエ、マダコ等である[1]。
概要
箱生け簀
籠生け簀
船生け簀
掘り生け簀
網生け簀
^ ⇒マグロの持続可能な利用を資源保護と完全養殖で目指す キハダ稚魚の海面生簀での飼育成功 近畿大学・科学技術振興機構(JST)・国際協力機構(JICA)、2015年9月24日
^ ⇒都会のど真ん中にある「魚釣りができる居酒屋」に行ってみた! 魚が賢すぎて笑った ロケットニュース、2012年2月15日
関連項目
水産業
漁業
栽培漁業
活魚
活け締め
水槽
釣り堀
梁 (漁具)
漁網
更新日時:2017年1月6日(金)11:37
取得日時:2020/10/17 08:56