生田駅
生田駅北口(2017年6月17日撮影)
いくた
Ikuta
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生田駅(いくたえき)は、神奈川県川崎市多摩区生田7丁目にある、小田急電鉄小田原線の駅である。駅番号はOH 20。 小田急の開業が近くなると、生田村では駅の誘致が行われることになった[4]。東西に伸びた村であることから村中央部に駅を開設するという意見もあった[4]が、設置計画ができた時点では、生田村内の駅は村役場に近い当地に作る計画となり、用地買収の話もいったんは解決した[4]。ところが、村の西側に住んでいた有力者が話を持ちかけて、村会を開いたところ西側誘致の意見が多数となった[4]ため、現在の読売ランド前駅の位置に作る計画となってしまった[4]。その計画変更に東地区の住民が猛反発を起こし、「駅を作らなければ土地を売らない」とまで言い始めた[4]。これでは建設にも差し支えるため、結果として西側の駅と当駅を両方とも設置することとなった[5]。このような経緯もあってか、小田急全線でも他に見られない開通記念碑が駅前に建てられている[5]。 駅開設当時の「東生田」は、現在の「読売ランド前駅」が「西生田」という駅名だったことに対応して名づけられた。1964年に「西生田駅」が「読売ランド前駅」に改称したことから、「生田」と改称される。「生田」という名称は、開業時の所在地である生田村から採ったものである。なお、「生田」はかつてあった「上菅生(すがお)村」と「五段田村」を合わせた地名。 21 相対式ホーム2面2線の地上駅で橋上駅舎を有する。 ホーム路線方向行先[6] 駅舎は2階、ホームは1階にある。2階改札外コンコースには、売店「セブンイレブン小田急生田店(OX SHOPより転換)」とATM(横浜銀行生田支店小田急生田駅出張所)がある。かつては2番ホームにも売店があったが、自動販売機コーナーとなった。2階売店横には宝くじ売り場も出店している。 待合室は各ホームに設置されている。トイレは2番ホーム(上り)にある。多目的トイレは男女各1室ずつ設置されている。エレベーターは1階にある各ホームと2階を連絡する。エスカレータは1階にある各ホームと2階を連絡する(両ホームともに上り運転のみ)。下りホームと南側のロータリーを連絡するスロープがある。
歴史
1927年(昭和2年)4月1日 - 東生田駅として開業[1]。「直通」の停車駅となる。なお各駅停車は新宿駅 - 稲田登戸駅(現・向ヶ丘遊園駅)間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。
1937年(昭和12年)9月1日 - 小田原駅方面行「直通」に限り、停車となる(片瀬江ノ島駅行「直通」は通過)。
1945年(昭和20年)6月 - 従来、新宿駅 - 稲田登戸駅間のみの運行の各駅停車が全線で運行されることとなり、各駅停車の停車駅となる。同時に、「直通」は廃止される。
1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
1948年(昭和23年)9月 - 桜準急が設定され、停車駅となる。
1960年(昭和35年)3月25日 - 通勤準急が設定され、停車駅となる。
1964年(昭和39年)3月1日 - 生田駅に改称[2]。
1978年(昭和53年)3月31日 - 百合ヶ丘駅・読売ランド前駅・生田駅を通過する、通称「スキップ準急」が設定され、当該列車の準急に限り、通過駅となる。
1983年(昭和58年)12月27日 - 橋上駅舎と自由通路が完成し、供用開始。
1990年(平成2年)3月27日 - 通称「スキップ準急」が廃止され、準急全列車が停車するようになる。
2004年(平成16年)12月11日 - 区間準急が設定され、停車駅となる。
2014年(平成26年)1月:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[3]。
2018年(平成30年)3月17日 - 通勤準急が設定され、停車駅となる。複々線化に伴い快速急行が登戸停車に設定され、新宿・生田駅間が22分間で結ばれる。
駅の位置をめぐる紛争
駅名の由来
駅構造
生田駅
配線図
凡例
のりば
1 小田原線下り小田原・片瀬江ノ島方面
2上り新宿・ 千代田線方面
駅構内設備
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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