生田 哲(いくた さとし、1955年 - )は、日本の薬学者、文筆家、翻訳家。 北海道函館生まれ。1978年東京薬科大学卒業。1984年薬学博士。 1980年から1983年シティ・オブ・ホープ研究所、1983年から1984年カリフォルニア大学ロサンゼルス校、カリフォルニア大学サンディエゴ校博士研究員、1986年から1991年イリノイ工科大学助教授(化学科)。 1994年に帰国後は生化学、医学、薬学、教育を中心とする執筆活動を行う。脳と栄養に関する研究とコンサルティング活動も行っている[1][2]。
来歴
著書
『サイエンティストになるには』(ぺりかん社、なるにはbooks) 1994
『日本の研究開発を切る! アタマと手と足の区別がない』(マネジメント社) 1994
『あなたもアメリカの大学で学んでみたら 米国の大学・短大,上手な留学案内』(産能大学出版部
『エンジニアになるには』(ぺりかん社、なるにはbooks) 1995
『サイエンティストを目指す大学院留学 アメリカの博士課程で学ぶ最先端のサイエンス・テクノロジー』(アルク) 1995
『ヒト遺伝子のしくみ』(日本実業出版社、入門ビジュアルサイエンス) 1995
『ウイルスと感染のしくみ』(日本実業出版社、入門ビジュアルサイエンス) 1996
『エイズの生命科学』(講談社現代新書) 1996
『感染症が危ない 「きれい好き」日本人の落とし穴』(光文社、カッパ・ブックス) 1997
『がんとDNA 分子生物学で解き明かすがん』(講談社ブルーバックス) 1997
『脳に効くクスリ ドラッグ、アルコール、ニコチン…恐るべき作用のしくみ』(日本実業出版社) 1997、のち改題『脳に効く快楽のクスリ』(講談社+α文庫) 2000
『「ビタミン伝説」の真実 本当に摂りたい"栄養素"がわかる本』(祥伝社、Non book) 1997
『遺伝子技術とクローン』(日本実業出版社、入門ビジュアルサイエンス) 1998
『脳と心をあやつる物質 微量物質のはたらきをさぐる』(講談社ブルーバックス) 1999
『バクテリアのはなし』(日本実業出版社、入門ビジュアルサイエンス) 1999
『図解 女と男のからだ学』(東京書籍) 2000
『早わかり聖書 文化が見える・歴史が読める』(日本実業出版社) 2000
『理系のススメ 君たちを待っている科学の世界』(ぺりかん社、なるにはbooks 別巻) 2000
『人生で大事なことは聖書がすべて教えてくれる』(成甲書房) 2001
『炭疽菌の恐普B白い粉パニックが始まった』(主婦と生活社) 2001
『一目でわかるゲノムビジネスの最新常識』(日本実業出版社) 2001
『生化学超入門』(日本実業出版社、エスカルゴ・サイエンス) 2002
『脳の健康 頭によいこと、わるいこと』(講談社ブルーバックス) 2002
『早わかり旧約聖書 宗教・歴史・文化の深層がわかる』(日本実業出版社) 2002
『知らないと危ない! サプリメントの利用法と落とし穴』(講談社+α文庫) 2003
『やわらかな脳の育て方 「頭のいい子」にするために親は何をすべきか』(PHP研究所) 2003
『遺伝子と病気のしくみ』(日本実業出版社、エスカルゴ・サイエンス) 2004
『聖書のヒロインたち』(講談社現代新書) 2004
『脳がめざめる食事』(文藝春秋) 2004、のち文庫
『免疫と自然治癒力のしくみ』(日本実業出版社、エスカルゴ・サイエンス) 2004
『「うつ」を克服する最善の方法 抗うつ薬SSRIに頼らず生きる』(講談社+α新書) 2005
『心の病は食事で治す』(PHP新書) 2005
『心臓病・糖尿病・がんの原因は「慢性炎症」だった!』(日本実業出版社) 2005
『うつ・ストレス・不安には「軽い運動」 簡単、安全、お金もかからない!』(PHP研究所) 2006
『人気サプリメントのウソとホント トップ33品目を徹底検証する!』(講談社+α文庫) 2006
『早わかり新約聖書 知っておきたい世界の教養・知識』(日本実業出版社) 2006
『病気知らずのビタミン学 がんから美容まで』(PHP新書) 2006
『インフォドラッグ 子どもの脳をあやつる情報』(PHP新書) 2007
『「うつ」は食べて治す 今日からできる栄養革命』(PHP研究所) 2007、のち文庫
『感染症と免疫のしくみ はしか・結核から新型インフルエンザまで』(日本実業出版社、エスカルゴ・サイエンス) 2007
『絶対にリバウンドしない! 抗ストレス・ダイエット』(講談社+α新書) 2007
『食べ物を変えれば脳が変わる』(PHP新書) 2008
『人気サプリメントの真実 がん予防、メタボ改善にはコレが効く!』(講談社+α文庫) 2008
『よくわかる生化学』(日本実業出版社、ゼロからのサイエンス) 2008
『女と男はなぜ引き寄せあうのか? なぜ理解しあえないのか?』(講談社+α新書) 2009
『脳地図を書き換える 大人も子どもも、脳は劇的に変わる』(東洋経済新報社) 2009
『脳は食事でよみがえる 疲れた脳、心のストレスはこれで解消!』(ソフトバンククリエイティブ、サイエンス・アイ新書) 2009
『勉強したい人のための薬理学のきほん』(日本実業出版社) 2009
『ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く』(講談社+α新書) 2010
『病気にならない脳の習慣 心と免疫力のしくみ』(PHP新書) 2010
『よみがえる脳 脳は環境の変化に対応し、何歳になっても、絶えず変わりつづける』(ソフトバンククリエイティブ、サイエンス・アイ新書) 2010
『いまからでも間に合う! 家族のための「放射能を解毒する」食事』(講談社) 2011
『子どもの頭脳を育てる食事』(角川oneテーマ21) 2011
『脳と心を支配する物質 心を元気にもし病気にもする物質の正体と、それをコントロールするための知恵とは!?』(ソフトバンククリエイティブ、サイエンス・アイ新書) 2011
『ボケずに健康長寿を楽しむコツ60 アルツハイマーにならない食べ物、生き方、考え方』(角川oneテーマ21) 2011
『青魚を食べれば病気にならない 万病の元「慢性炎症」を防ぐ』(PHP新書) 2012
『がんとDNAのひみつ 放射線はどれだけDNAにダメージを与えるか? がんからあなたを守るがん抑制遺伝子とは?』(ソフトバンククリエイティブ、サイエンス・アイ新書) 2012
『砂糖をやめればうつにならない』(角川oneテーマ21) 2012
『脳にいいこと、悪いこと 赤ちゃんが親の脳を育てるって? ゴルフや熱中症が脳を痛めるとは?』(ソフトバンククリエイティブ、サイエンス・アイ新書) 2012
『ウイルスと感染のしくみ なぜ感染し、増殖するのか!? その驚くべきナゾに迫る!!』(ソフトバンククリエイティブ、サイエンス・アイ新書) 2013
『生化学 からだの不思議を解き明かす』(じほう、初めの一歩は絵で学ぶ) 2013
『ドキュメント遺伝子工学 巨大産業を生んだ天才たちの戦い』(PHPサイエンス・ワールド新書) 2013
『とことんやさしいヒト遺伝子のしくみ 体型も性格も運動能力も病気のかかりやすさも左右する』(SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書) 2014
『日本人だけが信じる間違いだらけの健康常識』(角川oneテーマ21) 2014
『マンガでわかる自然治癒力のしくみ 心臓病、うつ、がん……慢性ストレスが原因の病気に打ち勝つための力とは!?』(SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書) 2014
『がん治療の最前線 もしあなたや大切な家族ががんと診断されたらどうすべきか』(SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書 ) 2015
『ビックリするほど遺伝子工学がわかる本 遺伝子診断から難病の治療薬、クローン、出生前診断、再生医療の可能性まで』(SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書) 2015
『子どもの脳は食べ物で変わる』(PHP研究所) 2019
『遺伝子のスイッチ』(東洋経済新報社) 2021
『心と体を健康にする腸内細菌と脳の真実』(扶桑社) 2022
『「健康神話」を科学的に検証する それホントに体にいい? 無駄?』(草思社) 2023
共著・編著
『ジョークで知るアメリカの暮らし やさしいアメリカ日常語番外編』(生田ジェニー共著、アルク) 1998
『アメリカの話しことばと日常生活 西海岸で出合った40の体験ストーリーから』(生田ジェニー共著、アルク新書) 1999
『生殖革命』(編著、東京書籍) 2000
『うつに効く食べもの、食べ方、作り方 うつの予防と解消は食を正すことから』(植木もも子料理制作・監修、保健同人社) 2011
『"だから、何事もうまくいく"ラクラク実践法 「プラスサイクル」で世界に羽ばたく 驚くほど成績が向上するキッカケになる!』(堀川一晃