『生まれたところを遠く離れて』
浜田省吾 の スタジオ・アルバム
リリース1976年4月21日
1979年(LP再発)
1985年12月1日(CD初発)
1990年6月21日(CD再発)
2021年6月23日(CD再々発)[1]
録音CBS/SONY六本木STUDIO
ジャンルフォークロック
時間45分27秒
レーベルCBS・ソニー
プロデュース鈴木幹治
浜田省吾 アルバム 年表
生まれたところを遠く離れて
(1976年)LOVE TRAIN
(1977年)
『生まれたところを遠く離れて』収録のシングル
「路地裏の少年」
リリース: 1976年4月21日
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生まれたところを遠く離れて(うまれたところをとおくはなれて)は、1976年4月21日に発売された浜田省吾の1枚目のアルバム。デビューシングル「路地裏の少年」と同時発売された。 浜田はロックバンド「愛奴」のドラマー兼ヴォーカリスト、ソングライターとして1975年にデビューしたが、自身のドラマーとしての技量やバンド活動の難しさ、音楽性の違いから同年にバンドを脱退。ソロとしての活動を始め、最初に制作されたアルバムである。本人は「これが最初で最後のソロ・アルバムになるだろう」と思いながら制作していたという。全ての曲を作詞作曲し、編曲も浜田が手掛けて、ほぼ一発録りに近い形で制作された。既に愛奴を脱退していた浜田だが、殆んどのメンバーがレコーディングに参加している。 しかし、周囲の評価は決して芳しくなく、先輩である吉田拓郎や泉谷しげるに持っていっても「こんな重いレコードじゃ売れないよ。どうして『二人の夏』や『恋の西武新宿線』のようなポップな曲を作らなかったの?」と言われたという。実際、発売当時は1万枚も売れなかった。 プロデュースを本作から1983年12月1日発売アルバム『Sand Castle』まで当時所属していたホリプロの先輩で元モップスのドラマーである鈴木幹治が担当した(鈴木ヒロミツの弟)。現在に至るまで浜田の重要な音楽パートナーとして共に活動している。 裏ジャケットで浜田と手を組んで歩いている女性は、浜田の夫人(当時は恋人)である。このジャケットの構図は、浜田が敬愛するボブ・ディランのアルバム「フリーホイーリン・ボブ・ディラン」を真似たものである。 1996年時点での累計売上は200,063枚(アナログ盤・CD・カセットを合わせた総計)[2]。
背景
裏ジャケット
記録
収録曲
LP盤A面全作詞・作曲: 浜田省吾。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.「路地裏の少年」浜田省吾浜田省吾福井峻(ストリングス・アレンジ)5:01
2.「青春の絆」浜田省吾浜田省吾福井峻(ストリングス・アレンジ)
村岡建(ホーン・アレンジ)3:50
3.「朝からごきげん」浜田省吾浜田省吾 2:55
4.「雨上がりのぶるーす」浜田省吾浜田省吾 2:11
5.「悲しい夜」浜田省吾浜田省吾福井峻(ストリングス・アレンジ)3:28
6.「街角の天使」浜田省吾浜田省吾福井峻(ストリングス・アレンジ)4:53
合計時間:22:18
B面全作詞・作曲: 浜田省吾。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.「壁にむかって」浜田省吾浜田省吾村岡建(ホーン・アレンジ)5:57
2.「HIGH SCHOOL ROCK & ROLL」浜田省吾浜田省吾村岡建(ホーン・アレンジ)2:19
3.「生まれたところを遠く離れて」浜田省吾浜田省吾 10:23
4.「とらわれの貧しい心で」浜田省吾浜田省吾福井峻(ストリングス・アレンジ)4:30
合計時間:23:09
CD盤全作詞・作曲: 浜田省吾。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.「路地裏の少年」浜田省吾浜田省吾福井峻(ストリングス・アレンジ)5:01
2.「青春の絆」浜田省吾浜田省吾福井峻(ストリングス・アレンジ)
村岡建(ホーン・アレンジ)3:50
3.「朝からごきげん」浜田省吾浜田省吾 2:55
4.「雨上がりのぶるーす」浜田省吾浜田省吾 2:11
5.「悲しい夜」浜田省吾浜田省吾福井峻(ストリングス・アレンジ)3:28
6.「街角の天使」浜田省吾浜田省吾福井峻(ストリングス・アレンジ)4:53
7.「壁にむかって」浜田省吾浜田省吾村岡建(ホーン・アレンジ)5:57
8.「HIGH SCHOOL ROCK & ROLL」浜田省吾浜田省吾村岡建(ホーン・アレンジ)2:19
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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