甄神剣
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甄 神剣
後百済
2代王
王朝後百済
甄萱
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甄 神剣(けん しんけん、朝鮮語: ???、キョン・シンゴム)は、後百済の第2代にして最後の王。始祖・甄萱(キョン・フォン)の長男。甄 成(キョン・ソン)とも伝わる。
生涯

933年、軍卒を率いて金城を攻撃するなど、軍の司令官として活躍した。甄萱は、側室との息子で神剣の異母弟にあたる金剛(クムガン)に王位を譲ろうとしたが、935年、神剣は金剛を殺害し、甄萱を金山寺に幽閉した。神剣は自らの正当性を訴え、後唐に使者を派遣し承認を得ようとしたが、義弟の朴英規高麗王建に内通し、分裂した。

その後、甄萱が脱出して高麗へ亡命し、甄萱を受け容れた王建により、936年、一善郡一利川の戦いで討伐され、後百済は滅亡した。神剣は高麗軍に降伏し、死罪を免れたとも、クーデターをそそのかした良剣・龍剣の2人の同母弟とともに殺害されたともいう。
参考文献

「アジア人物史 3」
集英社 2023年

先代
甄萱後百済の第2代
935年 - 936年次代
滅亡


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