金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)、琴平神社(ことひらじんじゃ)、事比羅神社(ことひらじんじゃ)、金比羅神社(こんぴらじんじゃ)は、香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮を総本宮とし、その主祭神である大物主神を祀る神社であり、日本全国に存在する。「神社」ではなく「宮」と称するものもある。 江戸時代には船による流通が盛んになると、海運業者や商人によって金毘羅信仰が日本中に広められ、分社が各地に作られた。明治維新による神仏分離・廃仏毀釈によって神仏習合の金毘羅大権現は廃され、大物主神を主祭神とする神道の神社になった。総本宮の金刀比羅宮に列して主祭神を大物主神とする金刀比羅神社・琴平神社・金比羅社は日本全国に約600社ある。なお、主祭神を変更せず現在も金毘羅大権現を祀る社寺も存在する。詳細は「金刀比羅宮」および「金毘羅権現」を参照
概要
各地の金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社
金刀比羅
北海道
金刀比羅神社(北海道根室市)創建1806年
広富金刀比羅神社 (日高町)
金刀比羅神社(幕別町)
東北地方
金刀比羅神社(岩手県久慈市)創建1718年
金刀比羅神社(秋田県土崎港)
金刀比羅神社 (いわき市)
関東地方
金刀比羅神社 (石岡市)(茨城県石岡市国府)
金刀比羅神社 (流山市)(千葉県流山市)創建 1823年
金刀比羅宮 (東京都中央区)