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出典検索?: "王立音楽アカデミー"
Royal Academy of Music
種別王立
設立年1822年
総長プリンセス・ロイヤル・アン (ロンドン大学)
学長グロスター公爵夫人バージット妃
学務長ジョナサン・フリーマン=アトウッド
学生総数730人[1]
学部生310人[1]
大学院生420人[1]
所在地イギリス
ロンドンメリルボーン・ロード, London NW1
キャンパス都市
公共交通地下鉄でベイカー・ストリートもしくはリージェンツ・パーク下車
メリルボーン・ロードは頻繁にバスが往来
ロンドン大学
Associated Board of the Royal Schools of Music
公式サイト ⇒www.ram.ac.uk
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王立音楽院(えいこくおうりつおんがくいん)または王立音楽アカデミー(おうりつおんがくアカデミー、英語:Royal Academy of Music)は、イギリスのロンドンに所在する、世界有数の音楽学校の一つである。略称はRAM(アカデミー)。王立音楽大学(Royal College of Music, RCM)と混同されやすいが、この2つは別組織であり、注意しなければならない。王立音楽院は、イギリス最大の総合大学であるロンドン大学の正会員となっている。現在の院長は、ジョナサン・フリーマン=アトウッドが務めている。世界大学ランキングでは、QS世界大学ランキング2023のパフォーミングアーツ部門で世界第3位[2]。 1822年にバーガーシュ卿ジョン・フェインによって英国最古の音楽院として創立され、1830年に「音楽科学の涵養を促し、全般的な指導によって音楽についての知識の習得を欲するすべての人々を支えることにより、万全な音楽学習がたやすくなるため」として、イギリス国王ジョージ4世の勅許によって、校名に「ロイヤル」を冠することが認められた。それ以来、数々の重要な音楽家が育成されてきた。 ロンドン中心部の一等地に立地し、リージェンツ・パークと隣り合っている。450席を擁するデュークス・ホールや近代的な歌劇場などの音楽会場を含んでいて便利であり、150人を収容する新しいリサイタル会場や、公開楽器博物館「ヨーク・ゲート・コレクション」が2001年に併設によって、いっそうの利便性を見ることとなった。 王立音楽院には、毎週土曜日に18歳未満を対象とする「青少年のための教室」(a junior department)も開かれ、世界各国の音楽的な才能に恵まれた青少年を集めている。イギリスの音楽学校の児童教室の中で、最も需要の多い機関として有名である。青少年部門の卒業生に、エルトン・ジョンがいる。 附属図書館は16万冊以上の資料がそろい、大量の楽書や楽譜のほかに、自筆譜や初期の出版物のコレクションやオーディオ装置が整っている。サー・アーサー・サリヴァン文庫やサー・ヘンリー・ウッド文庫も図書館に属している。図書館で最も価値のある蔵書は、イギリスの大作曲家の自筆譜であり、ヘンリー・パーセルの《妖精の女王》やサリヴァンの《ミカド》、ヴォーン・ウィリアムズの《トマス・タリスの主題による幻想曲》《音楽へのセレナード》、そして新発見されたヘンデルの《グローリア》などが含まれている。国家遺産記念基金
沿革
機構全景
王立音楽院の学生は、50ヵ国以上から集まり、輝かしい共同体を作りながら、演奏科から作曲科、ジャズ科、舞台科にわたる様々な学科や、王立音楽院オペラ座に携わっている。王立音楽院は、キングス・カレッジ・ロンドン(特に音楽学部)と連携しており、後者の学生は王立音楽院で器楽教育を受けている。見返りに王立音楽院の学生は、キングス・カレッジで広汎な人文科学の学科を履修し、学術的な音楽学のカリキュラムを広げることができる。 演奏科・作曲科・指揮科・舞台科・歌劇科は、子供のための音楽教室、学士課程から博士課程まで設立されている。 王立音楽院の学生は、定期的に学内演奏会の会期中に演奏を行い、(たとえばコリン・デイヴィス、ヤン・パスカル・トルトゥリエ、クリストフ・フォン・ドホナーニ、ルッツ・ケーラー、チャールズ・マッケラス、ディエゴ・マッソン、ジェームズ・マクミラン 王立音楽院は、定期的に現代の作曲家を記念して、該当する作曲家の登場する音楽祭を催している。これまでにヴィトルド・ルトスワフスキ、マイケル・ティペット、クシシュトフ・ペンデレツキ、オリヴィエ・メシアン、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ、ルチアーノ・ベリオ、エリオット・カーター、アルフレート・シュニトケ、ジェルジ・リゲティ、フランコ・ドナトーニ、ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ、アルヴォ・ペルト、ジェルジ・クルターグ、マウリシオ・カーヘルらを特集してきた。
学科
演奏会