王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜
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このフィクションに関する記事は、ほとんどがあらすじ・登場人物のエピソードといった物語内容の紹介だけで成り立っています。製作過程や社会的影響、専門家による批評や分析など、作品外部の情報の加筆を行い、現実世界の観点を説明してください。(2018年8月) (使い方)

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王様の仕立て屋
ジャンル青年漫画ファッション
漫画:王様の仕立て屋?サルト・フィニート?
作者大河原遁
出版社集英社
掲載誌スーパージャンプ
レーベルSJ
発表号2003年14号 - 2011年21・22合併(最終)号
巻数全32巻
漫画:王様の仕立て屋?サルトリア・ナポレターナ?
作者大河原遁
出版社集英社
掲載誌グランドジャンプPREMIUM
発表号2012年創刊号 - 2013年15号
その他グランドジャンプへ移籍
漫画:王様の仕立て屋?サルトリア・ナポレターナ?
作者大河原遁
出版社集英社
掲載誌グランドジャンプ
レーベルGJ
発表号2013年7号 - 2016年6号
巻数全13巻
漫画:王様の仕立て屋?フィオリ・ディ・ジラソーレ?
作者大河原遁
出版社集英社
掲載誌グランドジャンプ
発表号2016年8号 - 2018年9号
巻数全7巻
漫画:王様の仕立て屋?下町テーラー?
作者大河原遁
出版社集英社
掲載誌グランドジャンプ
発表号2018年17号 -
巻数既刊18巻(2024年4月現在)
テンプレート - ノート
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『王様の仕立て屋』(おうさまのしたてや)は、大河原遁による日本漫画作品及びシリーズの総題。原案協力・監修は片瀬平太。

『王様の仕立て屋?サルト・フィニート?』として2003年に増刊『オースーパージャンプ』(集英社刊)MARCH号に読切として掲載された後、2003年14号より連載が開始された。その後、『王様の仕立て屋?サルトリア・ナポレターナ?』『王様の仕立て屋?フィオリ・ディ・ジラソーレ?』『王様の仕立て屋?下町テーラー?』とシリーズを重ねている。
概要

イタリアナポリを舞台に、伝説の仕立て職人の弟子・織部悠の活躍を描く作品。服飾(主に紳士服)を題材にしており、靴や腕時計など服飾に関係する小物やアンティークを扱うことも多い。一話完結の短編形式の話と、一貫したストーリーを展開する長編形式の話で構成されているが、近年では単行本収録話数に合わせて、計7話でひとつの章「○○○編」とする長編が多い。

2003年に増刊『オースーパージャンプ』(集英社刊)MARCH号に読切として掲載された後、2003年14号より2011年21・22合併(最終)号まで本誌『スーパージャンプ』(同社刊)にて連載。スーパージャンプ誌の休刊に伴って『グランドジャンプPREMIUM』へ移籍し、『王様の仕立て屋?サルトリア・ナポレターナ?』と一部改題して2011年12月21日発売の創刊号から2013年2月27日発売の第15号まで連載された後、2013年3月6日発売の2013年7号から『グランドジャンプ』本誌に移籍し、2016年6号まで連載。さらにこれを引き継ぐ形で『グランドジャンプ』にて2016年8号から第三部として『王様の仕立て屋?フィオリ・ディ・ジラソーレ?』を連載する事になるが2018年9号にて突然「日本編」への移行が告知されて連載が終了。これに先駆け『グランドジャンプPREMIUM』2017年11月号にて第四部へのジャンクションストーリーとなる『王様の仕立て屋 維新の鋏』が掲載され『フィオリ・ディ・ジラソーレ』の現時点での最終単行本となる7巻の発売時に『維新の鋏』を併録した上で同作をプロローグとする第四部『王様の仕立て屋?下町テーラー?』が『グランドジャンプ』2018年17号より連載開始された。

単行本は『王様の仕立て屋?サルト・フィニート?』が全32巻にて完結。また、本編の短編エピソードを再収録した傑作選集『王様の仕立て屋?サルト・フィニート?The Special Edition』が計4巻まで刊行された。2009年8月に刊行された単行本第23巻の帯や広告などには、単行本の販売累計が200万部を突破したことが記されていた。2ndシーズンとなる『王様の仕立て屋?サルトリア・ナポレターナ?』は全13巻。3rdシーズンとなる『王様の仕立て屋?フィオリ・ディ・ジラソーレ?』は全7巻。

話数の単位は「Order(注文書)」。各話タイトルは「○○の××」という形式で、映画、舞台、文学作品の題名から取られていることが多い。落語歌舞伎浪曲をモチーフ・題材としたストーリーや演出がたびたび挿入され、また手塚治虫水木しげる藤子不二雄などの往年の漫画作品のパロディ的な描写も多用される。

ストーリーが展開される舞台はナポリが基点となるが、長編ではミラノフィレンツェなどのイタリア国内の他都市に赴くこともあり、イギリスフランス、日本などイタリア国外にて仕事を行うことも少なくない。また、長編では「ミラノ編」や「フィレンツェ編」など舞台になった地名を冠される場合や、「欧州時計戦争編」「仕立て屋入門編」などテーマによって名付けられる場合もある。
登場人物
主人公と居候たち
織部悠(おりべ ゆう)
本作の主人公。ナポリの泥棒市で仕立て屋を開く日本人青年。年齢は連載開始時点で26歳。連載中の時間経過は明確でないが、概ね20代後半から30代前半の男性として描かれている。縁のない丸眼鏡をかけた優男で、物腰は柔らかいが、年齢以上に落ち着きがあるため若年寄と形容されることもある。一方で職人気質で偏屈なところがあり、職人として我を通して強引に仕事を突き通すことも多い(特に初期は金を積まれても気に入らない仕事は拒否することもあった)。仕立て屋としては若造ながら、「
ミケランジェロ」と称されたナポリの伝説の仕立て職人マリオ・サントリヨの唯一の弟子[注 1]として熟達した腕を持つ。後述の経緯からカモッラ(マフィアと並ぶナポリの犯罪組織)相手に莫大な借金を作ってしまっており、持ち込まれる難題な案件を、高額報酬と引き換えに特急仕事と呼ぶ仕立てで解決していく。仕立て屋としては若輩ながらその力量は非常に高く、服飾に対する知識も深い。他の職人と比べ仕事のスピードが異常なほど早く、またマリオがコーディネート一式を全て一人で作る流儀だったことから、ジャケットからシャツ、スラックス、靴下まで幅広く仕立てることができる。さらに見ただけで相手の体型や骨格をおおよそ把握してしまい、実際に触ることで体質や病歴なども察することができる。洋の東西を問わず古典から雑学まで服飾以外の広範な見識も備えており、それを駆使してコーディネートの演出を行うことで、顧客の服飾への価値観や人生観などを一変させてしまうことも少なくない。悠のサルトの特徴として、本来は数ヶ月かかるナポリ仕立てを特急と称して数週間ないし数日で仕上げる。その代わり料金は割増となり(特急料金)、客に高額な報酬を請求する(時に金持ちの着道楽でも驚くほどの額が請求される)。ただし、これは悠自身、外道仕事と呼んでおり、一流の腕を持つが、職人として若いことや外国人であるために正規の依頼がほとんどなく、先述の莫大な借金を返済するために仕方なく行っている。ただし、そうした特別な仕事もそうそうにはないため、普段は仕立て仲間の下職(手伝い)で糊口をしのぐ。プライベートでは大の酒好きで懐柔のネタにされることもある。また、女性運は今一つで、全く女性受けしないという訳では無いが(ヴィレッダとイザベッラは男性として評価している)、恋愛に対して不器用と見られているため恋仲に発展しない。しかし、(交際には至らなかったが)エレナからは明確なアプローチを受けている。概して本人の与り知らないところでの評価は高いが、当の本人が身もふたもない発言をするためか、なかなかロマンチックな展開にならない。


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