玉野競輪場
改装工事前
基本情報
所在地岡山県玉野市築港五丁目18番1号
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度29分50.4秒 東経133度57分41秒 / 北緯34.497333度 東経133.96139度 / 34.497333; 133.96139座標: 北緯34度29分50.4秒 東経133度57分41秒 / 北緯34.497333度 東経133.96139度 / 34.497333; 133.96139
電話投票61#
開設1950年(昭和25年)3月16日
施行者玉野市
走路400m
重勝式投票チャリロト(グループC)
公式サイト ⇒玉野競輪
配信サイト ⇒玉野競輪ライブ
実況
担当宮原英治、西森カズヤ
ナイター競走
愛称ミッドナイト競輪
シャイニングナイトレース
開催期間通年・不定期(ミッドナイト)
2016年11月19日 - (ナイター)
記念競輪
名称瀬戸の王子杯争奪戦
開催月3月
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玉野競輪場(たまのけいりんじょう)は岡山県玉野市にある競輪場。施設所有および主催は玉野市。競技実施はJKA西日本地区本部中四国支部。 玉野競輪場は1950年に開設された。記念競輪(GIII)として「瀬戸の王子杯争奪戦」が開催され、近年は3月に行われることが多い。なお、2020年度の記念競輪は改修工事の兼ね合いもあり広島競輪場を借り上げて開催された。過去には1993年・1994年・2000年12月にはふるさとダービーが、2005年2月には西王座戦が、2010年2月には東西王座戦が、2022年7月にはサマーナイトフェスティバルがそれぞれ開催された。今後は、2025年7月18日から21日まで3年ぶりにサマーナイトフェスティバルの開催が決まった。 マスコットキャラクターは、顎が目立つユニークな顔つきの競輪選手をイメージした「ガッツ玉ちゃん」。それにちなんで「ガッツ玉ちゃん杯」が開催されているほか、岡山県におとぎ話「桃太郎」の伝説が伝わっていることにちなんで「桃太郎杯」(2018年までは記念競輪の2日目の優秀競走として「ももたろう賞」も行なわれていた)や、現役時代は当地をホームバンクとし日本人で初めて世界選手権ケイリンで金メダルを獲得した本田晴美を称え「本田晴美杯」[1]などが行われている。 トータリゼータシステムは日本トーターを採用しており、投票締め切り前(3分前)音楽は、童謡の「桃太郎」(演奏のみ)が使用されている。 2016年1月11日からの開催よりミッドナイト競輪が実施されており[2]、通常のナイター競走も同年11月19日からの開催を『シャイニングナイトレース』の愛称で実施している[3]。翌2017年以降も継続している。 2020年3月5日から8日にかけて行われた記念競輪では、COVID-19の影響で本場は無観客、かつ場外売場も全て閉鎖された中で行われたため車券発売が電話ないしインターネット投票に限られたことから、4日間の総売上は19億2843万7900円と、前年比35・9%の大幅ダウンとなった[4]。また、4月2日から4日にかけて開催予定であったFII(ナイター)が、公営競技としては初となる新型コロナウイルス感染症の影響により開催中止となった[5]。一方で、同年のゴールデンウイーク期間中は日本選手権競輪を始め全国各地で競輪開催が軒並み中止となり少ない開催に電話ないしインターネット投票が集中したことから、5月5日から7日のFII(ナイター)の売り上げが当初見込みの4倍となる16億4952万0600円に上った[6]。 玉野市内には宿泊施設が少なく近年のインバウンド需要に対応しにくい状況となっていたことに加え、玉野競輪場自体も施設の老朽化が進行していたことから、施設改修に併せて、競輪場併設としては全国初となる、選手宿舎を兼ねたホテルを場内に建設することになった。ホテルの包括委託事業者には株式会社チャリ・ロトが内定し、建て替え事業に伴い初期費用の約20億円は玉野市が負担するが、同社も自己資金20億円以上を投じて整備し、玉野市から借り上げた競輪場南側の土地に建設する。設計から建設、完成後の運営までを株式会社チャリ・ロトが担うDBO(デザイン・ビルド・オペレート)方式で、ホテルは8階建て、客室数は100室余りにする計画であり、2020年度から段階的に整備し、同年夏頃からメインスタンドなどを解体、2022年の開業を目指す[7]というものであった。ホテルだけでなく競輪場の運営も同社が受託し、玉野市に対して毎年度3億円以上の収益を保証し、不足した場合は補填する契約となっている[8]。 施設改修中は本場開催を休止し、開設記念は広島競輪場を借り上げて代替開催した。 そして、改修工事が完了した2022年2月27日からのFII(ミッドナイト)で本場開催を再開したが、関係者に新型コロナウイルス感染者が現れたため2日目の28日と最終日の3月1日の開催は中止・打ち切りとした[9]。 2012年3月17日の開催から重勝式投票にあたるチャリロトを発売しているが、グループ開催への移行により、それまでのキャリーオーバーによる発売は11月18日を最終日として一旦終了することになり、最終日は特例として各賭式でキャリーオーバーがあった場合は一つ外した目でも的中の扱いとしていたが、的中者のいなかったチャリロトの134万7,750円は、玉野市の収入となった。 その後キャリーオーバーの対象外であるチャリロト3の単独販売[10]を経て、その他の方式は12月13日の開催よりキャリーオーバーを共有する『グループC』としての発売となり、奈良競輪場・高松競輪場・高知競輪場・広島競輪場と共有している。 2016年3月19日から場内に「チャリロトプラザ」が開設され、会員登録により場内での重勝式購入が可能となっている[11]。 400mを採用している。やや円形に近いバンクだが、クセの少ない走りやすいバンクである。見なし直線が佐世保競輪場に次いで短いが、風の影響のほうが強いため必ずしも先行有利ということはない。一方でミッドナイト開催時は、風の影響を受けることが少なく先行選手が有利となり、昼間開催時とは逆のコンディションとなる。 高台より瀬戸内海を望める競輪場として「シーサイドバンク」の愛称が付けられ親しまれているが、3コーナー付近に建物が無いため、そこから流れ込んでくる海風の影響を受けやすい。 新たに建設したホテルについては、『KEIRIN HOTEL 10』(けいりんほてる てん)と命名され、開設記念に合わせて2022年3月26日にグランドオープンを迎えた。場所は1コーナーだが、ホテルのエントランスは1センター付近となる。日本初の「スタジアム一体型ホテル」を標榜し、特に5階以上はテラスが付いたバンクビューとしており、レースを間近で観戦できる[12](無観客で開催されるミッドナイト競輪の場合、テラスには出られないが、部屋の窓からの観戦は可能[13])。
概要
場内改修
チャリロト
バンク
入場門
バンク
スタンド
(左側に写る1センターのスタンドは解体され現在は「KEIRIN HOTEL 10」が建つ)
電光掲示板
KEIRIN HOTEL 10
Size:38 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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