JR西日本山陰本線の「玉造温泉駅」とは異なります。
この項目では、大阪市天王寺区にあるJR西日本・Osaka Metroの駅について説明しています。茨城県行方市にあった鹿島鉄道の駅である「玉造町駅」およびその代替バス停留所である「玉造駅」については「玉造町駅」をご覧ください。
玉造駅
たまつくり
Tamatsukuri
所在地大阪市天王寺区
所属事業者西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細)
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro・駅詳細)
テンプレートを表示
玉造駅(たまつくりえき)は、大阪府大阪市天王寺区玉造元町および玉造本町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅である。JR西日本の駅番号はJR-O05。Osaka Metroの駅番号はN19。
JR西日本の大阪環状線と、Osaka Metroの長堀鶴見緑地線が乗り入れ、接続駅となっている。JRの駅はアーバンネットワークエリア、および特定都区市内制度における「大阪市内」に属する。JR西日本の駅シンボルフラワーは「稲穂」である。 JR 玉造駅
歴史
JR西日本
1895年(明治28年)
5月28日:大阪鉄道が天王寺駅 - 当駅間を開業した際に、その終着として設置する。
10月17日:大阪鉄道が当駅から梅田駅(現在の大阪駅)まで延伸し、途中駅となる。
1900年(明治33年)6月6日:大阪鉄道の路線を関西鉄道が承継し、同社の駅となる。
1907年(明治40年)10月1日:関西鉄道が国有化され、国有鉄道の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日:線路名称が制定され、当駅は城東線の所属駅となる。
1932年(昭和7年)3月29日:高架化される。ただし貨物駅は地上に残したため、貨物駅と猫間信号場(森ノ宮駅北側付近にあった)まで貨物用の別線が敷設された。
1961年(昭和36年)
4月20日:貨物の取り扱いを廃止するとともに、貨物用別線が廃止される。
駅での貨物営業は廃止されたが、設備はコンテナ基地として1970年代後半ごろまで使用された。
4月25日:城東線が大阪環状線の一部となり、当駅もその所属となる。
1970年(昭和45年)3月:2代目の駅舎に改築する。
1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取り扱いを廃止する。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
1997年(平成9年)9月28日:自動改札機を設置し、供用開始[1]。
2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[2]。
2009年(平成21年)10月4日:大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
2014年(平成26年)3月18日:「ビエラ玉造」が開業する[3]。
2015年(平成27年)3月22日:発車メロディを導入。曲は「メリーさんのひつじ」。
2017年(平成29年)9月5日:大阪環状線改造プロジェクトの一環により駅改修工事に着工[4]。
2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入される。
2019年(令和元年)
8月31日:駅舎リニューアル完了[5][6][7]。
9月1日:株式会社JR西日本交通サービスによる業務委託駅となる[8]。
大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
1996年(平成8年)12月11日:大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の京橋駅 - 心斎橋駅間延伸に伴い開業する。
2018年(平成30年)4月1日:大阪市交通局の民営化により、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅となる。
駅構造
JR西日本
北口(2019年10月)
たまつくり
Tamatsukuri
◄JR-O04 鶴橋 (0.9 km) (0.9 km) 森ノ宮 JR-O06►
所在地大阪市天王寺区玉造元町1-40.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度40分24.69秒 東経135度31分58.18秒 / 北緯34.6735250度 東経135.5328278度 / 34.6735250; 135.5328278
駅番号JR-O05
所属事業者西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 大阪環状線
キロ程3.9 km(天王寺起点)
電報略号ツリ
駅構造高架駅[9]
ホーム2面2線[9]
乗車人員
-統計年度-15,298人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日1895年(明治28年)5月28日
備考業務委託駅
みどりの窓口 有
大阪市内駅
テンプレートを表示
相対式ホーム2面2線を持つ高架駅[9]。ホーム有効長は8両編成。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札・コンコースが1階、ホームが2階にある[9]。改札口は2箇所設置されている。
地上駅時代のホームがわずかに残っていたが、再開発のため2008年に消滅している。