獣神演武
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獣神演武
ジャンル
武侠ファンタジー格闘
アニメ:獣神演武-HERO TALES-
原作黄金周
監督関田修
シリーズ構成関島眞頼
脚本社綾、関島眞頼、白根秀樹
中村誠、門田祐一
キャラクターデザイン荒川弘
相坂ナオキ(アニメキャラ)
音楽寺嶋民哉
アニメーション制作Studio FLAG
製作獣神演武製作委員会
放送局テレビ東京系列他
放送期間2007年10月7日 - 2008年3月30日
話数全26話
漫画
原作・原案など黄金周(原案)
社綾(シナリオ)
草薙(美術設定)
作画荒川弘
出版社 スクウェア・エニックス

その他の出版社
東立出版社
玉皇朝
創藝出版社

掲載誌ガンガンパワード
月刊少年ガンガン
レーベルガンガンコミックス
発表号2007年No.3 - 2009年4月号
(ガンガンパワード)
2009年6月号 - 2010年9月号
(月刊少年ガンガン)
発表期間2006年10月21日 - 2010年8月12日
巻数全5巻
話数全21話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画
ポータルアニメ漫画

『獣神演武』(じゅうしんえんぶ)は、黄金周・原案による日本テレビアニメおよび漫画作品。

シナリオ:社綾、作画:荒川弘により、漫画版が隔月刊誌『ガンガンパワード』(スクウェア・エニックス)にて2007年No.3より連載開始。同誌は2009年4月号を最後に休刊、その後『月刊少年ガンガン』に移籍し2009年6月号より隔月連載。以後、休載を挟みながらも翌2010年9月号にて連載終了。全21話、単行本は全5巻。

2007年10月から2008年3月まで『獣神演武 -HERO TALES-』のタイトルで、スタジオフラッグ製作のテレビアニメがテレビ東京系列にて放送された。
目次

1 経緯

2 原案

3 登場人物

3.1 二天神尊

3.2 五神闘士

3.3 その他


4 用語

5 テレビアニメ

5.1 スタッフ

5.2 主題歌

5.3 各話リスト

5.4 放送局


6 ゲームソフト

7 脚注

8 関連項目

9 外部リンク

経緯

1998年頃、武侠ファンのサイトでオリジナル小説「獅子獣神演武」を書いていた大原信弥が、『三国志』同人つながりから、デビュー前の荒川弘に挿絵を依頼したことが始まり[1][2][3]

大原信弥は当時、スタジオフラッグに所属しており、そのスタジオフラッグの当時の社長・早坂哲也とともに最初のアニメ化を試みたが、荒川弘のデビューなどで企画は一旦消えた[4][5]

2005年より、ジェンコのプロデュースにより再びアニメ企画が動き出し、2006年10月より先行して漫画連載が開始。「最初はアニメ版キャラ設定だけだと思っていたのに、いつの間にか漫画版を描くことになってしまって」(荒川弘)[6]。シナリオライター社綾が、アニメ用シナリオから漫画用に[4]、「台詞の細かいところまでちゃんと書いてある」[6]シナリオを書き起こし、荒川弘が作画。

2007年10月アニメ放映開始。公式HPもDVD最終巻のジャケット画像をアップしないまま更新終了となった。

『ガンガンパワード』が2009年度4月号(2009年2月21日刊行)を以て休刊となった際は、同誌で連載されていた「勤しめ! 仁岡先生」、「仕立屋工房 Artelier Collection」に続き『月刊少年ガンガン』に移籍。以降は隔月で連載していたが、2010年1月号掲載を以て一時休載に入る。その後、同年7月号で荒川が『鋼の錬金術師』の連載を終えたことを受け、8月号より連載再開、翌9月号で完結した。
原案

「黄金周」とは中国語でゴールデンウィークの意。人名ではない。

公式発表では「黄金周とは、荒川弘、アニメ制作会社スタジオフラッグ、プロデュース会社のジェンコで構成される原作者グループ」とされた。しかし荒川弘自身が「もともと原案の黄金周さんとは知り合い」と他人として発言していたり[6]、グループに名前を連ねていない大原信弥が「黄金周の要」としてインタビューを受けるなど[2]、不自然さが指摘されている。

ジェンコのプロデューサー森尻和明は「ストーリー会議は(中略)荒川さんにももちろん参加してもらっていますし」[4]と発言しているが、荒川弘は「私がストーリーを練ることは全くない」「作画に専念」と重ねて発言している[1][3][6][7]

また、雑誌連載においてはタイトルページ下部に著作権者が表記されるのが通例だが、しばしばプロデュース会社GENCOの文字が記載されず[8]、また順序をFLAGの後ろに回すなどされている[9]
登場人物
二天神尊
岱燈(たいとう)
- 鈴村健一本作の主人公。16歳。(あざな)は獅麗(しれい)。破軍(はぐん)の星を持つ。賢嘉爛舞を取り戻すために旅に出る。慶狼に殺された蓮通寺の修行僧や青龍党員たちの仇を討つべく、頼羅、劉煌と共に旅に出る。旅先で鳳星、麟盟、虎楊たちに出会い、仲間をどんどん増やしていく。実は汰臥帝の双子の兄である。政権争いが起こらぬよう、どちらかを闇に葬るためということになり、破軍であるという理由で曹栄に預けられた。尚、破軍が覚醒している際は力を制御できず、暴走する。最終話にて慶狼と一騎討ちとなり、破軍と貪狼の決着を望む慶狼に対し初めは彼に全てをやり直す機会を与えるつもりだった。しかし貪狼が覚醒し暴走した慶狼に対し自らも破軍を覚醒させ、激闘の末賢嘉爛舞を砕き、慶狼を倒す。その後行方不明となるが、7年後、安寧を取り戻した賢帝国に帰還する。
慶狼(けいろう)
声 - 銀河万丈(若い頃 - 相沢正輝)35歳。字は伯烽(はくほう)。貪狼(とんろう)の星を持つ。賢帝国の将軍。賢嘉爛舞を手に、戦いにおいて圧倒的な強さを誇る。賢帝国を追われ、一族を帝国軍に皆殺しにされた過去を持つ。その恨みから貪狼が覚醒した。賢帝国を滅ぼすことを目的としている。慶狼は過去に自らの息子を捨てたが、北辰天君の一人である劉煌が実の息子とは知らず、後に知ることになる。破軍と貪狼の戦いを「宿業」と呼び、戦いを制し賢帝国を滅ぼすことを求めていた。岱燈との最終決戦で貪狼が覚醒し、同じく破軍が覚醒した岱燈と激戦を繰り広げるが、賢嘉爛舞を砕かれ敗北した。
五神闘士
劉煌(りゅうこう)
声 -
櫻井孝宏18歳。字は孟甜(もうてん)。武曲(ぶきょく)の星を持つ。統悠寺の修行僧で、賢帝国を陰で支える「六伽宗」の一人。劉匠の義理の息子である。若くして統悠寺一の武術の使い手となった逸材だが、道に迷い腹を空かすなど情けない一面もある。規律に厳しく考えが固く、物事を一度決めたらなかなか曲げない信念の持ち主。実の父親は慶狼であり、慶狼は邪魔だと言って捨てた。一時帝国側に寝返り岱燈を襲うが、その後和解。再び慶狼と対峙する。最終話では麟盟と結婚し、幸せに暮らしている。
鳳星(ほうせい)


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