獣王記
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、オリジナル版について説明しています。リメイク版については「獣王記 -PROJECT ALTERED BEAST-」をご覧ください。

獣王記
Altered Beastジャンル横スクロールアクション
対応機種アーケード (AC)対応機種一覧

メガドライブ (MD)
MSX
セガ・マスターシステム (SMS)
PCエンジンCD-ROM2 (PCECD)
PCエンジン (PCE)
Amiga
Amstrad CPC (CPC)
Atari ST (ST)
コモドール64 (C64)
ZX Spectrum (ZX)
ファミリーコンピュータ (FC)
PC/AT互換機 (DOS)
Wii
Xbox 360 (X36)
iOS
PlayStation 3 (PS3)
ニンテンドー3DS (3DS)

開発元セガ(チーム・シノビ)
発売元セガ
デザイナー内田誠
安原広和
音楽中林亨
美術小玉理恵子[1]
シリーズ獣王記シリーズ
人数1 - 2人(同時プレイ)
メディア業務用基板(1.91メガバイト
稼働時期 1988061988年6月
発売日一覧

MD
198811271988年11月27日
198908141989年8月14日
199001011990年1月1日
MSX
1988年
SMS
198901011989年1月1日
198901011989年1月1日
PCECD
198909221989年9月22日
PCE
198909291989年9月29日
Amiga,CPC,ST,C64,ZX
1989年
FC
199007201990年7月20日
DOS
1990年
Wii(MD版の移植)
200612022006年12月2日
200611192006年11月19日
200612082006年12月8日
Wii(AC版の移植)
200906022009年6月2日
200909282009年9月28日
X36
200906102009年6月10日
200906102009年6月10日
iOS
INT 201006102010年6月10日
PS3
201108312011年8月31日
201109062011年9月6日
3DS
INT 201305292013年5月29日
201312052013年12月5日


対象年齢 CERO:B(12才以上対象)
ESRBE10+(10歳以上)
PEGI:7
OFLC:PG
コンテンツ
アイコン 暴力
Fantasy Violence
Violence

デバイス8方向レバー
3ボタン
システム基板セガ・システム16B
CPUMC68000(@10MHz)
サウンドZ80(@5MHz)
YM2151(@4MHz)
UPD7759(@640KHz)
ディスプレイラスタースキャン
横モニター
320×224ピクセル
60.05Hz
パレット6144色
テンプレートを表示

『獣王記』(じゅうおうき、Altered Beast)は、セガ横スクロールアクションゲームであり[2]、日本では1988年6月よりアーケードゲームとして稼働を開始した。アーケード版稼働以降、本作は多数の家庭用ゲーム機に移植されたほか、2019年にはセガが世界同時発売する復刻系ゲーム機・メガドライブ ミニにプリインストールされる42作品の一つとして収録された(北米・ユーロ版のみ。日本・アジア版には未収録)。また、2005年にはフルリメイク作品『獣王記 -PROJECT ALTERED BEAST-』がPlayStation 2用ソフトとして発売された。
ゲーム内容

本作は獣人族の戦士の戦いを描いた横スクロールアクションゲームであり、獣人はゲーム中に様々な獣へと変身しパワーアップする[2]。ステージ中現れる敵キャラクター、ラスケルトウルフのアルビノ(白い双頭の狼)を倒すと、パワーアップに必要なスピリットボールが現れる。プレイヤーが、それを取るとプレイヤーキャラクターはパワーアップすることができる。パワーアップはスピリットボールを複数回取ることで最大3段階まで可能であり、初期段階の「ノーマルボディ」から「マッスルボディ」、「マキシマムボディ」へとパワーアップしていき、3つ集めると最終形態である「獣人」へと変身する。ドラゴンは電撃、ウェアベアは石化ガスなど、獣人はそれぞれ特殊能力を持つ。変身できる獣人はステージごとに固定である[3]。全5面のステージ構成となっている[3]

ファミリーコンピュータ版はPCエンジンCD-ROM版と同じく2人同時プレイは不可能だが、全8ステージに増えている。
ストーリー

まだ天と地が混沌としていた古の時代に「獣人族」と呼ばれる種族が存在した。獣人族は体内の力が活性化し、精神力が極限まで高まると獣の姿をした獣人へと変身する能力を持っており、人間の知能と獣の力、神に匹敵する精神力を兼ね備えた「獣戦士」として恐れられていた。その強大な力で他種族を圧倒し、地上の支配者となった獣戦士たちだったが、自らを神と称する傲慢な振る舞いをしたことで神々の怒りを買ってしまう。ついには主神ゼウスによって石碑へと封じ込められ、長き眠りにつく。

それから千年の時が過ぎた頃、地底より復活した魔神が地上を支配し、魔神の討伐に向かった主神ゼウスの娘である女神アテナも囚われの身となる[2]。娘を人質に取られ、自らの手出しができなくなった主神ゼウスは、一か八か獣戦士たちの封印を解き、彼らに魔神の討伐と女神アテナの救出を命じる[2]
キャラクター
プレイヤーキャラクター
獣戦士
本作の主人公で、本名は不明。かつて地上の支配者として君臨していた獣人族の戦士であり、神々の怒りを買ったことで石碑に封印されていた。ゲーム開始直後、主神ゼウスによって封印を解かれ、魔神にさらわれた女神アテナを救うために旅立つ。通常時はたくましい肉体を持つ男性の姿をしているが、体内の力が活性化し、精神力が極限状態になると強大な力を持った獣人に変身する
[2]。協力プレイ時は二人の獣戦士が登場し、1P側は赤、2P側は青を基調としたカラーリングとなる。
変身可能な獣人
ウェアウルフ - ステージ1
火の玉を発射するファイアボール[2]、全身を炎に包んで突進するフラッシュアタックを使用。
ウェアドラゴン - ステージ2
電撃を放つサンダースマッシュや、全方位に射程の短い電撃を放つレイバリアを使う[2]。また、 獣人たちの中では唯一空を飛べる[2]ため、ジャンプボタンを使わない。
ウェアベア - ステージ3
口から石化ガスを吐くペトリフブレス、体を丸めて山なり機動で体当たりするスピンボンバーを使う[2]
ウェアタイガー - ステージ4
蛇行する衝撃弾を発射するソニックムーブメント、衝撃を纏ったキックを縦方向へ放つバーティカルインパルスを使う[2]
ゴールドウェアウルフ - ステージ5
ステージ1のウェアウルフの強化バージョンで、その名の通り黄金の毛並みを持つ[2]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:79 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef