獄門島
金田一耕助役の片岡千恵蔵
監督松田定次
脚本比佐芳武
製作マキノ光雄
出演者片岡千恵蔵
大友柳太朗
喜多川千鶴
音楽深井史郎
撮影伊藤武夫
編集宮本信太郎
製作会社東横映画
配給 東京映画配給
公開 1949年11月20日
上映時間75分
製作国 日本
言語日本語
前作三本指の男
次作獄門島 解明篇
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磯川警部役の大友柳太朗
『獄門島』(ごくもんじま)は、1949年(昭和24年)に製作・公開された日本映画。片岡千恵蔵版金田一耕助シリーズの第2作。前後編の前編に当たり、後編は『獄門島 解明篇』。前後編を102分にまとめた『獄門島 総集篇』は1950年に公開。東横映画製作、東京映画配給配給。 複数の映画情報サイト(外部リンクの節に列挙されているKINENOTE・Movie Walker・映画.com)に全く同一テキストのストーリーが掲載されている。それによると、原作から以下のように変更されている。なお、前半と後半(解明篇)の切れ目は、この情報では不明である。
ストーリー
一は無事に復員したが、家族との不和から家出して行方不明になっている。事件解決後、新聞で事件を知った一から島へ戻る旨の電報が入る。
嘉右衛門は金田一が来島した後で病死し、その葬儀の夜に花子が漁具倉庫で死体となって発見される。
電話の故障は通信妨害を企てる海上ギャング団(原作では「海賊」)の仕業で、金田一の留置中に電話線の点検に行った清水巡査と銃撃戦になる。
金田一の留置中に助手の白木が来島し、金田一の解放を実現する。
雪枝は屏風岩の松の木の枝に吊し殺されていた。
月代の殺害後、分鬼頭の儀兵衛夫婦も殺害される。
嘉右衛門は死を装って天井裏に潜み、自ら殺害を実行した。金田一が真相を明らかにした際に姿を現し、後事を頼んで息絶えた。なお、原作の犯人3人(荒木の名は真喜平ではなく真喜太)と竹蔵(潮つくりではなく下男)の合わせて4人が共犯であった。
キャスト
金田一耕助 - 片岡千恵蔵
鬼頭嘉右衛門 - 片岡千恵蔵
鬼頭月代 - 千石規子
鬼頭雪枝 - 朝雲照代
鬼頭花子 - 谷間小百合
鬼頭早苗 - 三宅邦子
白木静子 - 喜多川千鶴
清水巡査 - 小杉勇
磯川警部 - 大友柳太朗
了然和尚 - 斎藤達雄
鬼頭儀兵衛 - 進藤英太郎
お志保 - 月宮乙女
鵜飼章三 - 片岡栄二郎
鬼頭与三松 - 團徳麿
黒沼正平 - 水原洋一
竹蔵 - 上代勇吉
貝塚三吾 - 戸上城太郎
村瀬幸庵 - 沢村国太郎
祈祷師おかね - 原泉子
清水の妻お種 - 松浦築枝
山口 - 村田宏寿
青山鑑識係 - 水野浩
辻井刑事 - 尾上華丈
山田刑事 - 高木新平
荒木真喜太 - 高松錦之助
木村巡査 - 前田静男
赤星善吉 - 椿三四郎
浅見警察医 - 中野清
勝野 - 滝沢静子
仙吉 - 岬玄太郎
了沢 - 大西三郎
鬼頭千万太 - 沼田曜一
留吉 - 時田一男
田川 - 舟津進
村人 - 栄井賢
村人 - 赤木春生
村人 - 古城道人
スタッフ
製作 - マキノ光雄
企画 - マキノ光雄
監督 - 松田定次
監督助手 - 萩原遼、稲葉義信、宮城文夫
脚本 - 比佐芳武
原作 - 横溝正史「獄門島」
撮影 - 伊藤武夫
撮影助手 - 杉田正二
音楽 - 深井史郎
音楽助手 - 佐々木栄治
演奏 - 中沢寿士とそのシンフォニックス・ジャズ・オーケストラ
美術 - 嵯峨一平
美術助手 - 吉村晟
装置 - 村居常次郎
背景 - 池田金三郎
装飾 - 湯浅浅七
録音 - 佐々木稔郎
録音助手 - 藤本尚武
音響効果 - 江戸川一
照明 - 西川鶴三
照明助手 - 中山治雄
編集 - 宮本信太郎
編集助手 - 祖田富美夫
記録 - 前田正二
メーキャップ - 林政信
髪結 - 山本栄子
スチール - 熊田春太郎
演技事務 - 服部健作
製作担当 - 寺川千秋
同助手 - 徳田米雄
外部リンク
獄門島 - allcinema
⇒獄門島 - KINENOTE
獄門島 - MOVIE WALKER PRESS
獄門島 - 映画.com
獄門島 - IMDb(英語)
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