猿飛佐助_(1980年のテレビドラマ)
[Wikipedia|▼Menu]

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2016年5月)

『猿飛佐助』(さるとびさすけ)は、 1980年5月11日?10月5日日本テレビで放映された特撮時代劇。全17話。

2005年に商品化されたDVD-BOXは、『猿飛佐助 -The Jumping Monkey-』と題されている。
目次

1 概要

1.1 ストーリー


2 主要登場人物

2.1 豊臣側

2.1.1 幸村と真田十勇士

2.1.2 その他


2.2 徳川側


3 スタッフ

4 放送リスト、ゲスト

5 備考

6 脚注

概要

主人公・猿飛佐助を中心に、真田幸村率いる真田十勇士の活躍を描く、アクションと特撮が見所の娯楽時代劇。猿飛佐助に太川陽介、真田幸村に川崎麻世と、当時の人気アイドルをキャスティングしている[1]

主人公を善としている為、徳川方を悪として描写している(第5話のエンディングナレーション等)。また、関ヶ原の戦いの後、敗残兵となって山賊を働く旧豊臣方(赤西弾正)の鬱屈した思いを描写する第3話など、豊臣方に肩入れした視点となっている。

西遊記II』の後番組として、同スタッフによりドラマ化されたが、ナイターシーズンの放送のため、放送の休止が度々あり、視聴率は伸び悩んだ。
ストーリー

関ヶ原の戦いから5年、真田幸村と勇士たちは、打倒徳川を目標に九度山に篭っていた。ある日、彼らは服部半蔵配下の奇襲を受け、退けるが、これをきっかけに猿飛佐助と知り合う。最初は幸村に反感を持っていた佐助だったが、師匠・戸沢白雲斎が半蔵に殺された事により、幸村への協力を承諾する。

折しも、徳川家康は、大久保長安の発案で伊豆で巨大軍船を建造しており、海上から大阪城攻略を計画していた。佐助、ホタル、清海の3人は、幸村の命により、軍船破壊の為、伊豆へ向かうことになった(以上、第1話)。

第2話以降は、道中でのトラブルが核となるストーリーとなった(第3話まで)。しかし、第4話で秀頼暗殺を防ぐため大坂城に召集され、旅は中断。穴山小介の師匠を救う第5話を経て、第6話で再び伊豆へ向かい、巨大軍船が建造中であることを確認する。以後、軍資金を奪う(第7話)、材料の木材を絶つ(第8話)などの側面攻撃を展開する。
主要登場人物

豊臣側と徳川側に大別される。
豊臣側

真田幸村までは、オープニング登場順に記載。
幸村と真田十勇士

本作の真田十勇士は、オリジナルキャラクターのホタルを含めても8人しかいないが、第4話にて、中井忠左衛門(演:松本朝夫)の口から「真田十勇士」という名称が使われている(海野六郎、望月六郎、根津甚八が登場しない)。
猿飛佐助 / 太川陽介
本作の主人公。甲賀忍者。師匠の戸沢白雲斎と共に、九度山中で修行に明け暮れていた。真田幸村主従が服部半蔵に襲われたことで、彼らと出会う。当初は、部外者たる幸村を敵視したが、白雲斎の取り成しで和解する。その後、「白雲斎が影から幸村を守るために、九度山へ移り住んだ」ことが明かされるが、白雲斎は半蔵によって殺される。以後、白雲斎の仇を討つため、幸村に協力する。基本的に明るい性格だが、白雲斎の仇を討たんとして思いつめたこともある。また、自由な発想の持ち主であり、幸村にも「幸村さん」と話しかけ、仲間から注意されることもある(昌幸に対しては「大殿」)。さらに、くノ一ホタルが、身分違いの幸村への恋慕の念を抱いていることには、「忍者だって人間だ」とアドバイスするなど、階級社会に染まろうとしていない。そのほか、人間観察にも秀でた面があり、かつて西軍だった赤西弾正が山賊になった時には、その真偽を巡って清海を言い負かしている。忍者としての腕前はかなり高く、毎回のクライマックスには、豪快な術が登場する。
三好清海入道 / 宍戸錠
力持ちで大食漢。佐助と共に、巨大軍船を破壊する旅に出た。元は盗賊だが、性格的には明るくユーモラス。ドジな面もある。ダジャレを口にする時があり、「清海」と「正解」をひっかけたことがある(第8話)。また、大を捕獲する際、囮となって縛られたが、慌てふためいたものの、「鷲」と「わし(一人称)」をひっかけて口走っている(第6話)。
ホタル / 秋野暢子
本作オリジナルキャラクターで、紀州くノ一。 髪を使う忍法を心得ている。佐助と共に、巨大軍船を破壊する旅に出た。幸村を慕っているが、身分違いの恋であり、さらに「忍者は人間ではない」と、想いを打ち明けることを諦めている。第7話までの衣装は黄色、第8話からはピンク系に変更。
霧隠才蔵 / 倉田保昭
伊賀忍者。第1話では最後に登場し、また伊賀忍であることから、佐助に敵と間違えられた。伊豆へ1人で赴き、巨大軍船を偵察していた。佐助らと交代で、九度山に残ったが、佐助らのピンチを救うため、何度も駆けつけた。独断行動を取ることがあるが、仲間からは余り問題視されていない。10年前は、人形師・山元寺宗雲(演:幸田宗丸)の元で変装の修行をしていた。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:23 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef