猿投駅
駅舎
さなげ
SANAGE
(1.1 km) 平戸橋 MY10►
猿投駅(さなげえき)は、愛知県豊田市井上町にある名古屋鉄道(名鉄)三河線の駅である。駅番号はMY11。
西中金方面の廃止に伴い、2004年4月に三河線の起点駅になった。 4両編成対応の島式ホーム1面2線を有する地上駅である。駅舎は1箇所で、ホームとは北側(かつての西中金方面寄り)の構内踏切で繋がっており、構内踏切からはスロープでつながっているため、バリアフリーに対応している。改札口付近には自動券売機(継続manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる)と、自動精算機(ICカードの積み増し等も可能)が1台ずつ設置されている。 駅集中管理システムを導入した無人駅であり、豊田市駅から遠隔管理されている。なお、2023年(令和5年)6月30日までは終日有人駅だった[5]。 猿投検車支区(旧・猿投検車区)があり、三河線と豊田線の車両を収容する。収容数に余裕があるため、新製車両や廃車予定の車両が留置されていることもある。 西中金 - 当駅間の廃止後、駅北側の踏切1ヶ所は、列車の入れ替えに必要なため、営業列車が走らなくなった現在も、6両編成までの電車が一時的に停車できる線路と共に残され、引き続き使用されている。 西中金方面が現役の頃は、レールバスの停泊と給油をここで行っていた。 のりば番線路線行先
歴史
1924年(大正13年)10月31日 - 三河鉄道により開業。当初は終着駅。初代駅舎は客車の廃車体を流用したもの[2]。実業家の井上徳三郎が猿投駅用地を寄贈[3]。
1927年(昭和2年)8月26日 - 当駅から枝下駅まで延伸、途中駅となる(その後1928年1月22日に西中金まで延伸)。
1932年(昭和7年)11月 - 2代目駅舎が新築[2]。
1979年(昭和54年)6月10日 - 猿投検車区竣工[4]。
1984年(昭和59年)1月1日 - 貨物営業廃止[4]。
1993年(平成5年)
9月1日 - 3代目駅舎使用開始[4]。
10月13日 - 3代目駅舎竣工[4]。
2003年(平成15年)10月1日 - トランパス導入(ただし西中金方面への使用は不可)。
2004年(平成16年)4月1日 - 西中金駅 - 当駅間が廃止。約77年ぶりに終着駅となる。
2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
2013年(平成25年)- 駅前ロータリーが完成。
2023年(令和5年)7月1日 - 終日無人化[5]。
2代目駅舎(1932年)
駅構造
1・2MY 三河線(山線)[6][7][注釈 1]知立ゆき[9]