狼と香辛料
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狼と香辛料


ジャンルラブコメ[1]ファンタジー[1]経済[1]
小説
著者支倉凍砂
イラスト文倉十
出版社メディアワークス
アスキー・メディアワークス
KADOKAWA

その他の出版社
台湾国際角川書店
鶴山文化社
エン・プレス
Istari comics
南海出版公司

レーベル電撃文庫
刊行期間2006年2月10日 -
巻数既刊24巻(2023年1月現在)
漫画
原作・原案など支倉凍砂(原作)
文倉十(キャラクターデザイン)
作画小梅けいと
出版社メディアワークス
→アスキー・メディアワークス
→KADOKAWA
掲載誌電撃「マ)王
レーベル電撃コミックス
発表号2007年11月号 - 2018年2月号
発表期間2007年9月27日 - 2017年12月27日
巻数全16巻
愛蔵版 全8巻
話数100話

インターネットラジオ
ラジオ:小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオ
放送期間2007年12月7日 - 2008年4月25日
放送局アニメイトTV
放送時間隔週金曜日
放送回数全10回
放送形式ストリーミング
パーソナリティ小清水亜美(ホロ役)
福山潤(ロレンス役)
ラジオ:小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオII
放送期間2009年6月10日 - 2009年10月28日
放送局アニメイトTV
放送時間第2・第4水曜日
放送回数全10回
放送形式ストリーミング
パーソナリティ小清水亜美(ホロ役)
福山潤(ロレンス役)
構成作家小林治

アニメ
アニメ
原作支倉凍砂
監督高橋丈夫
脚本荒川稔久
キャラクターデザイン黒田和也
音楽吉野裕司
アニメーション制作IMAGIN
製作「狼と香辛料」製作委員会
放送局テレ玉ほか
放送期間2008年1月8日 - 3月25日
話数全13話
(テレビ未放送1話を含む)
アニメ:狼と香辛料II
原作支倉凍砂
監督高橋丈夫
脚本荒川稔久
キャラクターデザイン小林利充
音楽吉野裕司
アニメーション制作ブレインズ・ベース
マーヴィージャック
製作「狼と香辛料II」製作委員会
放送局tvkほか
放送期間2009年7月8日 - 9月23日
話数全13話(先行話1話[2]を含む)
アニメ:狼と香辛料
MERCHANT MEETS THE WISE WOLF
原作支倉凍砂
総監督高橋丈夫
監督さんぺい聖
シリーズ構成浦畑達彦
キャラクターデザイン羽田浩二
音楽Kevin Penkin
アニメーション制作パッショーネ
製作ローエン商業組合
放送局テレビ東京ほか
放送期間2024年4月2日 -

ゲーム
ゲーム:狼と香辛料 ボクとホロの一年
ゲームジャンル恋愛&行商シミュレーション
対応機種ニンテンドーDS
発売元アスキー・メディアワークス
メディアDSカード
プレイ人数1人
発売日2008年6月26日
レイティングCERO:B(12才以上対象)
ゲーム:狼と香辛料 海を渡る風
ゲームジャンル恋愛&行商シミュレーション
対応機種ニンテンドーDS
発売元アスキー・メディアワークス
メディアDSカード
プレイ人数1人
発売日2009年9月17日
レイティングCERO:B(12才以上対象)
ゲーム:狼と香辛料VR
対応機種Steam
Oculus Rift
Oculus Go
HTC Vive
PlayStation VR
Nintendo Switch
開発・発売元SpicyTails、ジェムドロップ
メディアダウンロードソフト
プレイ人数1人
発売日Steam・Oculus・Vive:2019年6月3日
PS VR・Switch:2019年9月5日
レイティングCERO:A(全年齢対象)

テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータルアニメ漫画ラジオゲーム

『狼と香辛料』(おおかみとこうしんりょう)は、支倉凍砂による日本ライトノベル、および同ライトノベルを原作とする漫画テレビアニメテレビゲームラジオドラマなどの関連作品。ライトノベル版は文倉十イラストを描き、電撃文庫KADOKAWA)から刊行されている。
概要

本作は、2005年に行われた第12回電撃小説大賞の銀賞受賞作品であり、著者のデビュー作にあたる[3]。狼の化身である少女と青年行商人の道中で起こる様々な事件を、軽妙洒脱な掛け合いをちりばめつつ描くファンタジー物語であり、中世ヨーロッパ的な世界での経済活動に争いの舞台を置く異色作である[4]

2007年9月には本作を原作として漫画化され、2008年1月にはテレビアニメ化、同年6月にコンピューターゲーム化された。また、2007年12月から2008年4月、および2009年6月からは、隔週で本作をテーマとしたインターネットラジオの配信が行われた。詳細は#漫画#テレビアニメ#ゲーム#インターネットラジオの各節を参照。

2011年7月発売の第17巻をもって完結したが、2016年9月の新シリーズ『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』の刊行開始と同時に再開されている。

2018年7月には著者が企画およびシナリオを手がけるVRアニメ作品『狼と香辛料VR』の制作開始が発表され2019年に発売、さらに2019年8月29日には『狼と香辛料VR 2』の制作が発表された。詳細は#ゲームの当該項目を参照。

2024年3月には再TVアニメ化を記念して、原作1?17巻の文倉十による描き下ろしイラストを含む新カバー版が発売[5]。また、新規描き下ろしイラストカバーによるコミカライズの愛蔵版も、A5判にサイズ変更の上発売された[5]

2020年10月時点でシリーズ累計発行部数は500万部を記録している[6]
あらすじ

旅の青年行商人クラフト・ロレンスは、商取引のために訪れたパスロエ村を後にした夜、荷馬車の覆いの下に眠る1人の密行者を見付ける。それは「ヨイツの賢狼」ホロと名乗る、の耳と尻尾を持つ少女であった。

ホロは遙か北の故郷「ヨイツ」を離れての放浪の中、パスロエ村のに宿った狼であった。ホロは神と呼ばれ、長年村の麦の豊作に尽くしていたが、農業技術の進歩によって、自分がないがしろにされるのを感じ、望郷の念を募らせていた。そしてついに収穫祭の日、通りかかった荷馬車の麦束に乗り移って村を脱出したのであった。

少女が狼の化身であることを知ったロレンスは、彼女を旅の供に迎えた。2人は行商の途中、様々な騒動に巻き込まれながら、ホロの故郷を目指して旅をすることになる。

なお、題名の由来は#概要のとおりだが、本作において「狼と香辛料」は主人公の2人を指しており、狼はホロ、香辛料はロレンスのことである。ロレンスを香辛料とするのは、ミローネ商会のマールハイト(第1巻に登場)が商売の節度を説くため、正教会が創作した戯曲の登場人物「肥え太った魂にたっぷりと香辛料のうまみを効かせた大金持ちの商人」を引き合いに出し、彼を大成する商人として褒めた言葉にちなんでいる。
舞台背景

本作で描かれるのは中世ヨーロッパを思わせる架空世界であり、ここでは超常的現象はいっさい生じないとされるが、唯一の例外が「知性を持つ獣」の存在で、彼らはその正体において同族をはるかに凌ぐ体躯を持つ[注 1]うえに長寿あるいは不死であり、人間へ化身することができる。

また、人間との間に子をなすこともできる。作中では、狼であるホロ以外に鳥・羊・鹿らが登場するが、教会などにとって信仰や迫害の対象となっている。彼らは人目に触れることを嫌い、迫害されることを恐れ、人間に姿を変えて人の世にまぎれるか人里から離れて暮らすため、人間の間ではその存在は伝説となりつつある。
主な登場人物
クラフト・ロレンス
声 -
福山潤(2008年版・2024年版とも)[7][8]本作の主人公[9]。馬車で各地を巡りながら、様々な物品を売買する旅の行商人。20代後半の青年。パスロエ村でホロと出会い、ともに旅をする。『このライトノベルがすごい!』男性キャラクター部門では2008年版・2009年版で共に9位を獲得している[10][11]
ホロ
声 - 小清水亜美(2008年版・2024年版とも)[7][8]本作のヒロイン[9]。先の白い尻尾と立った獣耳を持つ美少女。正体は、何百年も歳を重ね、本来の姿は人間を丸呑みにできるほど巨大な狼。麦に宿り、その収量を左右する神秘的な力を持つ。長年住み慣れた土地を離れ、北の地にある故郷への帰還を望み、ロレンスとともに旅をする。『このライトノベルがすごい!』女性キャラクター部門では2007年版で1位[3]、2008年版で4位[12]、2009年版で2位[13]、2010年版で10位それぞれを獲得している[14]
設定・用語
貨幣

商売に用いられる貨幣には、金貨銀貨銅貨があり、それぞれにさらなる多くの種類がある。為替レートは、各貨幣の価値により変動する。同じ貨幣であっても摩耗具合や発行時期によって相場が変動する。新しい国ができては貨幣を発行し、地方権力者や教会もどんどん独自の貨幣を発行しているため、巷には何百種類もの貨幣が流通しており、地域によって信用のある価値の高い貨幣がいくつかある。

流通している種類こそ多いものの、旅人や商人が街から移動する過程で貨幣を持ち出してしまうため、どこも深刻な貨幣不足に悩まされている。
地理

モデルは14世紀頃の北ドイツ付近が中心となっている[15]
パスロエ
大昔ホロが村の青年に頼まれて以来、麦の生育を司っていた農村。毎年収穫の頃には、ホロを祭った収穫祭が開かれている。麦の一大産地として知られている。
ヨイツ
北にあるホロの故郷。大昔に、「月を狩る熊」という白く巨大で凶暴な熊の神に滅ぼされた、という話が残る。現在はトールキンと呼ばれている地方にあり、猟師や樵が滞在するために建てられた小屋が集まった小さな村がある。
ニョッヒラ
北にある温泉町。各国から王侯貴族もやって来る有名な温泉地で、ホロもヨイツにいるころは、よく湯に浸かりに行った。
リュビンハイゲン
教会が大きな力を持つ教会都市。教会の戦略的な物資補給拠点になっているため、武器や薬草など戦に必要な物資の需要が大きい。都市や周辺地域は聖堂参事会が治めている。都市の名は、異教徒討伐のためこの地に砦を築き、異教の神々と戦って左腕を失った赤毛の聖人リュビンハイゲンに由来する。
レスコ
ローヌ川の支流に当たる、ロエフ川上流にある町。鉱山地帯を独占しているデバウ商会の本店があり、町は実質的にデバウ商会が取り仕切っている。


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