狭山スキー場
[Wikipedia|▼Menu]

狭山スキー場

所在地埼玉県所沢市上山口2167
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度46分3.2秒 東経139度25分7.9秒 / 北緯35.767556度 東経139.418861度 / 35.767556; 139.418861座標: 北緯35度46分3.2秒 東経139度25分7.9秒 / 北緯35.767556度 東経139.418861度 / 35.767556; 139.418861
所有者西武鉄道
運営者西武レクリエーション
開業日1959年12月22日
最長滑走距離300 m
最大傾斜15
コース数1本
コース面積0.96 ha
索道スノーエスカレーター
テレインパークなし
公式サイトhttps://www.seibu-leisure.co.jp/ski_web/

テンプレートを表示

狭山スキー場(さやまスキーじょう)は、埼玉県所沢市上山口に設置された人工スキー場
概要

西武グループ傘下の西武鉄道が保有し、同社子会社の西武レクリエーションが受託運営を行っている。西武グループではあるものの苗場スキー場富良野スキー場などを擁するプリンスホテルの直営では無い。

2016年現在、関東地方で唯一の造雪機による屋内人工スキー場である。過去には豊島園インドアスキー場(1958年 - 閉鎖)、ザウス(1993 - 2002年)などがあった。現在スノーヴァ新横浜など、フリースタイルスキー・スノーボードに特化した短いコースサイズの屋内スキー場が存在しているが、スノーヴァでは吸水性ポリマーによる人工雪を使用している。

全体が屋根で覆われているが、コースの麓や側面には壁が無い半開放構造である(側面はビニールカーテンによって外気と仕切られており、その外側にスノーエスカレーターがある)。このため外気温が高いと雪融けが進んでしまう・気候によってゲレンデにもやが出る等、外気の影響を受けやすく、営業は冬季期間前後に限られる。

コース全長300m、コース幅30mと一般のスキー場やザウスと比べて小規模であり、オンシーズンに向けての体慣らしや、スキーやスノーボードの練習用途としての利用も想定している。

営業期間は10月下旬 - 翌年4月中旬頃。11月後半から3月中旬頃までの金・土曜日を中心に、22時から翌朝までのオールナイト(終夜)営業を実施している。夏季はグラススキー場として使われていたこともあった。

1986年に施設を改築し、コースの袖部分にリフトを設置すると共に、狭山スキー場のエントランスと埼玉西武ライオンズの球団事務所(本部)を兼ねた建物を新築。スキー場改札・ロッカールーム(コインロッカー)は地下1階にある。男女兼用のロッカールームと、男女別のシャワーブースを備えた更衣室が置かれているが狭い(20uほど)。タオル類の貸し出しは無いため、シャワーの利用は殆ど無い。

西武鉄道とは出資関係があるエフエムナックファイブにおいて、冬期にスポットCM(ジングル)を放送している。CMでは「西武ドーム前」とアナウンスしている。

苗場スキー場を本拠地とする苗場スキースクールの狭山校が開講している。
歴史

1959年(昭和34年) - 12月22日開業[注 1][1]。開業式では高松宮夫妻がテープカットを行い、トニー・ザイラーが初滑りを行った[2]。開設に伴い西武新宿線では狭山湖駅までの直通列車を増発した。

1963年(昭和38年) - プラスチック製の雪を導入、通年営業開始[注 2]

1985年(昭和60年) - 11月1日、改装実施。ゲレンデを20m延長、リフト2基を架替。

1986年(昭和61年) - 11月1日、改装実施。屋根を張替え、西武球場付属カレーレストラン「シエール」開業。

1987年(昭和62年) - 5月1日、グラススキーコース開業[注 3]

1993年(平成5年) - 10月31日、新造雪システム導入。

2005年(平成17年) - 12月15日、そり専用コース、ちびっ子ゲレンデ開設。

2010年(平成22年) - 6月、レストラン「シエール」営業終了。

2014年(平成26年) - 2月、関東地方で記録的な豪雪(平成26年豪雪)。2月15日は「降雪の影響により」営業中止。翌日から営業再開するも、車での来場にはチェーンまたはスタッドレスタイヤが必要な周辺道路状況であった。また首都圏から各地スキー場へ向かう交通網が雪の影響で遮断されたため、首都圏のスキー・スノーボード客が狭山スキー場へ多数来場し、大混雑となった[3]

2017年(平成29年) - 場内照明をLEDに交換・ビニールカーテンを交換し、ゲレンデが明るくなった。ビニールカーテンの透明度が上がったため、リフト乗車中にゲレンデが見えるようになった。

2019年(平成31年/令和元年) - 9月、狭山スキー場が位置するベルーナドーム[注 4]エリアの大規模改修工事のため、2019 - 2020シーズンの営業休止を発表[4]。2020年秋にリニューアルオープンを予告。

2020年(令和2年) - 11月12日、リニューアルオープン。スキーリフトを廃止しスノーエスカレーターを設置、キッズゲレンデ新設、ナイター料金の公式化[注 5]等を実施[5]。その他にもシーズンパスの販売[6]、コインロッカーの閉開制限、再入場不可、17時以降入場の駐車場の割引廃止など、これまでと変わった点がある。

2021年(令和3年) - オフシーズンの7月15日 - 9月12日、ゲレンデにウォータースライダーを設置した夏期営業「ウォーターフェス」を実施[7]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:36 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef