独立国家共同体(CIS)
Содружество Независимых Государств
国旗 国章
本部所在地ミンスク
モスクワ
最大都市モスクワ
公用語ロシア語
形態国家連合
加盟9加盟国
アルメニア
アゼルバイジャン
ベラルーシ
カザフスタン
キルギス
モルドバ
ロシア
タジキスタン
ウズベキスタン
1準加盟国
トルクメニスタン
指導者
? 執行書記 セルゲイ・レベジェフ
立法府CIS執行委員会
独立国家共同体(どくりつこっかきょうどうたい、ロシア語: Содружество Независимых Государств, 略称: СНГ、英語: Commonwealth of Independent States, 略称: CIS)は、ソビエト連邦の崩壊時に独立したソビエト連邦構成共和国のうち、バルト三国を除く12か国(発足当初は10か国)によって結成された国家連合である[2]。本部はベラルーシの首都ミンスクに置かれている。
2008年8月に、ロシア連邦がオセチア紛争に介入したことで翌年の8月にジョージアが共同体から脱退[3]。ウクライナは、クリミアの侵略を受けた2014年以降に実質的の脱退状態となる[4]。2018年4月12日に正式に脱退する意向を表明し[3]、2022年ロシアのウクライナ侵攻下の同年12月の首脳会議に至るまで参加を見送っている[5]。 ソビエト連邦が1980年代後半から機能不全を起こし急速に弱体化が進む中、ソビエト連邦共産党書記長(最高指導者)のミハイル・ゴルバチョフは連邦を構成する各共和国に大幅に権限を委譲する新連邦条約を1991年8月20日に調印する予定であったが、その前日の8月19日、これに反対する国家非常事態委員会によるクーデターが勃発することでいったん調印は見送られた。このクーデターは数日で鎮圧され、復帰したゴルバチョフは新連邦条約の締結を再度めざしたものの、ソ連政府の威信低下はもはや明らかであり、各共和国でも完全独立論が台頭するようになった。それでも11月にはいくつかの共和国が条約に調印し、「主権国家連邦」の発足が決定したものの、有力共和国の一つであるウクライナ・ソビエト社会主義共和国が12月に国民投票を行い、90%以上の賛成を得て完全独立を決定すると、ソ連の崩壊は決定的となった[6]。 上記のウクライナ国民投票の結果を受けて、1991年12月8日、ロシア連邦大統領ボリス・エリツィン、ウクライナの大統領レオニード・クラフチュク、ベラルーシ最高会議議長スタニスラフ・シュシケビッチは、ベラルーシのベロヴェーシの森で、ソビエト社会主義共和国連邦の消滅と独立国家共同体(CIS)の創立を宣言した(ベロヴェーシ合意)。続いて12月21日、カザフスタンでの首脳会議にグルジア(ジョージア)を除く8か国も参加してアルマトイ宣言に合意した[7]。これにより、加盟国を失ったソビエト連邦は12月25日に崩壊し、最初にして最後のソビエト連邦大統領となったゴルバチョフは辞任を表明した。
沿革.mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{} CSTO加盟国 GUAM加盟国 その他の加盟国
前史
創設
初期の活動
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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