狩矢父娘シリーズ
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山村美紗サスペンス
狩矢父娘シリーズ
ジャンルテレビドラマ
原作山村美紗
脚本山上梨香
監督近藤一彦
出演者藤谷美紀
原田龍二(第3作 - )
中野良子
田村亮
製作
プロデューサー藤崎絵三(テレビ朝日)
榎本美華(東映)
制作テレビ朝日

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本

第1作 - 第17作
(土曜ワイド劇場)
オープニング歴代オープニングを参照
エンディング歴代エンディングテーマを参照
放送期間2000年10月28日 - 2016年1月30日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数17
土曜ワイド劇場[リンク切れ]

第18作
(ミステリースペシャル)
放送期間2017年3月23日
放送時間木曜 20:00 - 21:54
放送枠ミステリースペシャル
放送分114分
回数1
ミステリースペシャル[リンク切れ]

第19作
(日曜ワイド)
放送期間2017年9月24日
放送時間日曜 10:00 - 11:50
放送枠日曜ワイド
放送分110分
回数1
日曜ワイド[リンク切れ]

第20作
(日曜プライム)
放送期間2020年2月23日
放送時間日曜 21:00 - 22:53
放送枠日曜プライム
放送分113分
回数1
日曜プライム[リンク切れ]
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『狩矢父娘シリーズ』(かりやおやこシリーズ)は、テレビ朝日系で2000年から2020年まで放送されていたテレビドラマシリーズ。原案は山村美紗で、主演は藤谷美紀

第1作から第17作は(『土曜プライム』の一企画扱いに降格する前の)『土曜ワイド劇場』枠で放送された。また第18作は『土曜プライム・土曜ワイド劇場』[注 1]での放送ではなく『ミステリースペシャル』枠、第19作は『日曜ワイド』枠(10:00 - 11:50)、第20作は『日曜プライム』枠(21:00 - 22:53)で放送。

正式な番組タイトルに「狩矢父娘シリーズ」がついたのは第16・17・19・20作のみで、それ以外は「山村美紗サスペンス 京都〇〇殺人事件」といったタイトル表示をされていた。

2020年の第20作をもって、20年間の放送に幕を閉じた。
概要

タウン情報誌の専属カメラマンである主人公の狩矢和美が殺人事件を目撃し(多くは取材中に)、父親である狩矢警部の心配をよそに、恋人で新聞記者の夏目利彦を巻き込んで取材と真相を追究する。ドラマの冒頭では、連続殺人のきっかけとなった過去の事件の映像が挿入される。

和美は毎回死体の第一発見者であり、事情聴取に来た和美が父親と鉢合わせして呆れられることや、取材のために事件に関連した職業に潜入取材を行い、これまた父親に見つかって怒られるというのが基本的なパターンである。事件のひとつには、必ず密室殺人が含まれている。
キャスト
狩矢家
狩矢和美
演 -
藤谷美紀本作のヒロイン。タウン誌出版社「唐竹企画」の記者兼カメラマン。京南大学マスコミ研究会の出身。取材などで知り合った人物が事件に巻き込まれるも、写真を撮ることを忘れない。事件に目を向け、父が止めるのを聞かずに真相の究明に乗り出すというのがパターンとなっている。フィルムカメラを未だに愛用し、夏目にフィルム交換をさせている。いわゆる「花より団子」な性格で、父からは結婚の心配をされている。気は強いほうだが美人ではあるため夏目以外からの男性に言い寄られることも多々ある。恋人の夏目が自分以外の女性と親しげになることは勿論、「かっこいい」などと褒められることも嫌がるほど独占欲が強い。終盤で真犯人と対峙し、危険な目に遭ってしまい、夏目に助けられるのがお約束である。
狩矢荘助
演 - 田村亮和美の父親。京都府警捜査一課 刑事(階級は警部)。和美が事件に首を突っ込むことを良しとは思っていない。「早く夏目と結婚して身を固めてほしい」としばしば口にし、なかなか結婚に踏み切らない夏目の尻を叩いている。夏目と会うたびに親バカを発揮するコメディリリーフも担う。なお彼との初対面は娘とキスした後の抱擁場面を偶然見てしまうという非常に気まずい対面であった。シリーズ中途からは事件現場での父娘のやりとりは部下からも察せられるようになる。澄江によれば「狩矢家の漬物は自ら漬けるほどの料理上手」とのこと[注 2]。第19作では猫アレルギーのようだ、と澄江によって語られ、猫がいたであろう部屋や証拠品の猫の毛でくしゃみをしている描写がある。終盤では、娘のピンチに駆けつけて真犯人を逮捕する。悪は逃がさないタイプである。
狩矢澄江
演 - 中野良子和美の母親。ジャズ好き[注 3]。大抵、和装である。荘助とは異なり、娘の結婚に焦りは感じておらず、加えて温厚すぎるところがあり、ときどき荘助から窘められている。和美の「猪突猛進なところ」は「荘助似」だと感じており、事件に首を突っ込むことに寛容である。
京日新聞京都支局
夏目利彦
演 -
原田龍二(第3作 - )経歴:全日新聞京都支局(第3作では文化部所属)(第3作 - 第10作)→ 京日新聞京都支局(第11作 - )記者。第3作の被害者である多田俊之とは同期入社で、多田の巻き込まれた事件を追ううちに和美と知り合い、後に恋人となった。端正な顔立ちのため和美以外の女性から見惚れられることも多く彼女をヤキモキさせている。荘助との初対面は和美にキスしたあとに抱きしめている最中を偶然通りかかった荘助に見られるという何とも気まずいものであった。しかし現在は交際を認められており結婚も急かされている。
唐竹企画
山野美野里
演 -
山村紅葉[1]和美の勤務先の雑誌社「唐竹企画」社長兼編集長。事件について様々な想像をめぐらせながら、事件を探る和美の背中を押している。第5作で息子の太郎と二人暮らししている家に和美が訪れている。
木田洋一
演 - 宍戸開(第1作)和美の相棒カメラマン。京南大学マスコミ研究会出身で和美とは同級生。和美に好意を持っていた。
細川
演 - 石原聡(第3作 - 第6作)、山口竜央(第8作)和美の同僚社員。
柴田健治
演 - 山口竜央[2](第10作 - )和美の同僚社員。
中山清志
演 - 渋谷天外(第5作・第7作 - )美野里の恋人。無職のヒモ。美野里からは「清志ちゃん」と呼ばれ、和美が呆れるほどに美野里と仲良くしている。第5作で美野里と幼稚園からの幼馴染であると紹介されている。
京都府警察本部
捜査一課

橋口 - 竜川剛(第1作 - 第6作・第9作 - 第15作・第17作 - )、池田政典[3](第7作・第8作)シリーズを重ねるにつれ「第一発見者」を狩矢に報告するたびに困惑するようになってきてしまっている。


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