犬とハサミは使いよう
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犬とハサミは使いよう
ジャンル
コメディ[1]ミステリ[2]
小説
著者更伊俊介
イラスト鍋島テツヒロ
出版社エンターブレインKADOKAWA
レーベルファミ通文庫
刊行期間2011年2月28日 - 2015年1月30日
巻数全15巻(本編10巻+短編4巻+外伝1巻)
漫画
原作・原案など更伊俊介
鍋島テツヒロ(キャラクター原案)
作画大庭下門
出版社角川書店→KADOKAWA
掲載誌月刊少年エース
レーベルカドカワコミックス・エース
発表号2012年7月号 - 2014年5月号
発表期間2012年5月26日 - 2014年3月25日
巻数全4巻
アニメ
原作更伊俊介
監督高橋幸雄
シリーズ構成根元歳三
キャラクターデザイン佐藤陽子
音楽松田彬人
アニメーション制作GONZO
製作犬ハサ製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間2013年7月2日 - 9月17日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメ

『犬とハサミは使いよう』(いぬとハサミはつかいよう)は、更伊俊介による日本ライトノベル。イラストは鍋島テツヒロが担当している。略称は「犬ハサ」[3]ファミ通文庫エンターブレインKADOKAWA)より2011年2月から2015年1月まで刊行された。第12回エンターブレインえんため大賞小説部門優秀賞受賞作品[4]第1回ラノベ好き書店員大賞にて10位を獲得している[5]。2013年1月時点で累計発行部数は30万部を記録している[6]

強盗犯に殺害されるもなぜかミニチュアダックスフントへ転生した読書バカの主人公と、何かにつけてハサミを持ち出しては主人公を罵倒する人気作家なヒロインを中心に、彼らと関わりを持つ人々の様々な日常を描く。

2012年3月7日にはドラマCDが発売された[7]。『月刊少年エース』(角川書店)2012年7月号より大庭下門によるコミカライズが連載を開始した。2013年1月19日にはテレビアニメ化が発表され、同年7月から9月まで放送された。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2014年1月)(使い方

人生の大半を読書に費やす読書バカの春海和人は、ある日立ち寄った喫茶店で銃を持つ押し込み強盗と遭遇。錯乱した強盗は居合わせた女性客を撃とうとするが、和人は彼女をかばって射殺されてしまう。

走馬灯がよぎる中、和人は「死んだら本読めないじゃん!!」という読書バカの執念により、奇跡的に現世への生還を果たす。しかし、その姿はなぜかミニチュアダックスフントと化していた。

「せっかく生き返ったのに、犬の姿では本のページをめくることはおろか買うこともできない」と煩悶する和人だったが、そんな彼の前にハサミを得物として持ち歩く狂気の美女・夏野霧姫が現れる。彼女の正体は和人が大ファンの作家・秋山忍その人であったが、彼女がなぜ自分の前に現れたのか、和人にはまるで覚えがない。

それもそのはず、和人が犬として生まれ変わったのと同じ頃、なぜか霧姫は「犬と化した和人」の心の声を聞くことができる様になってしまい、彼女は煩悶する和人の声に導かれるままにやってきただけだったからだ。

霧姫は当初、頭の中に鳴り響く和人の声に我慢ならず、彼を始末するつもりだった。だが和人を尋問する中で、彼が強盗の恐銃から自分を守った命の恩人だと気付き、気持ちを改める。

かくして犬と化した和人は霧姫の元で、第二の読書バカ人生を歩むこととなった。
登場人物

声優はドラマCD・テレビアニメ共通。
春海 和人(はるみ かずひと)
声 -
櫻井孝宏[8]本作の主人公[2]。読書バカ。高校生の眼鏡童貞。東京都K区出身。家族構成は両親と妹で、家族は仕事の都合で岡山におり、自分はK区にある住谷荘にて一人暮らし。初めて行った街でも5分以内に本屋を見つけることができる。喫茶店で猟銃を持った強盗に襲われるが、執筆に集中していて気付かなかった霧姫を庇い、殺害されてしまう。しかし、本への執念からミニチュアダックスフントへ転生して奇跡の生還を果たした。本人曰く「本を読まないと発狂して死んじゃう」。無自覚に周りの女性の心を開いていくため、霧姫から「浮気犬」と呼ばれることもある。また、霧姫の「お仕置き」で毛を刈られた際には、すぐ元通りに生え揃うのがお約束となっている。犬の姿で鼻や前足を器用に使い、本を読んでいる。また、霧姫のお使いなどで生前通っていた本屋に来店している。テレビアニメ版ではミニチュアダックスフントの姿で話す際、口ではなくアホ毛が動くことが明確に描かれている。
夏野 霧姫(なつの きりひめ) / 秋山 忍(あきやま しのぶ)
声 - 井上麻里奈[8]本作のヒロイン。「秋山忍」のペンネームで数々の著作を出しているベストセラー作家。宮城県出身。ミニチュアダックスフントへ転生した和人の言葉(正確には思考)を理解できる。下着も上着も黒尽くめで黒髪赤目の美女だが、性格はドS。万能文房具の「ハサ次郎」を凶器として扱う。執筆中はあまりの集中ぶりから、周囲のことに全く気付かなくなる。貧乳であることにコンプレックスを抱いている。和人の死については負い目を感じており、後に彼から許されたために惚れてしまうが、その表現方法にもやはりハサミが出てくるので、気付かれていない。また、愛情表現も話が進むにつれて徐々に激しくなっており、本人も「好きな相手ほどいじめたくなる」とハサミを片手に語っている。警察官の姉がいる。
春海 円香(はるみ まどか)
声 - 阿澄佳奈[8]和人の妹。東京都出身。父の和希、母の理緒と一緒に岡山県に住んでいた。「鮪喰(マグロイーター)」なる巨大な電動包丁を愛用しており、謎のカレーを作る。兄と同じ高校に入学する。ブラコンとヤンデレの気があり、本を餌にした罠でかかった犬(和人)を兄と思い込んでいるため、霧姫と何度も衝突する。和人の言葉は理解できないが、霧姫から和人と呼んでいいと許可はもらっている。
柊 鈴菜(ひいらぎ すずな)
声 - 伊藤静[8]書林社に勤める忍(霧姫)の担当編集者。巨乳。京都府出身。霧姫が眉をひそめるほどのドM。霧姫同様、和人の言葉を理解できる。編集者としては非常に有能だが、霧姫をスランプから脱させようとしてトラブルを起こすなど、作家のためなら手段を選ばない傾向がある。


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