特警ウインスペクター
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メタルヒーローシリーズ
通番題名放映期間
第8作機動刑事
ジバン
1989年1月
- 1990年1月
第9作特警
ウインスペクター1990年2月
- 1991年1月
第10作特救指令
ソルブレイン
1991年1月
- 1992年1月

特警ウインスペクター
ジャンル特撮テレビドラマ
原作八手三郎
脚本杉村升
監督東條昭平
出演者

山下優

中西真美

宮内洋

小栗さちこ

大林勝

山本亮

佐藤信一

声の出演

篠田薫

平井誠一

二又一成

岸野一彦

ナレーター政宗一成
音楽横山菁児
オープニング「特警ウインスペクター」
歌:宮内タカユキ
エンディング「今日のおれから明日のきみへ」
歌:宮内タカユキ
言語日本語
時代設定1999年
製作
プロデューサー

宇都宮恭三(テレビ朝日)

堀長文(東映)

制作テレビ朝日

放送
放送局テレビ朝日系列
音声形式

モノラル放送

シネテープ

放送国・地域 日本
放送期間1990年2月4日
- 1991年1月13日
放送時間日曜 8:00 - 8:30
放送枠メタルヒーローシリーズ
放送分30分
回数全49
特記事項:
メタルヒーローシリーズ」第9作および「レスキューポリスシリーズ」第1作
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『特警ウインスペクター』(とっけいウインスペクター)は、1990年2月4日から1991年1月13日までテレビ朝日系列で、毎週日曜8時 - 8時30分(JST)に全49話が放送された東映制作の特撮テレビドラマ、および作中に登場するヒーローチームの名称。
概要
特徴

メタルヒーローシリーズ」の第9作。前作『機動刑事ジバン』の好評を受け警察モノとなった[1]。本作品の大きな特徴としては、従来のヒーロー作品のように怪人を率いる悪の組織が存在せず、科学犯罪や災害などから人々を救うというコンセプトが挙げられる[出典 1]

当時、世論は暴力に対して敏感になっており、子供番組の暴力描写も批判の対象とされた時期だった[6]。元バンダイデザイナーの野中剛によると、新聞の投書欄に「仮面ライダーの怪人がグロテスクで子供に見せたくない」というものがありこれに対する回答が本作品となった[1][7]。そのため、怪人やレギュラーとしての悪の組織をあえて登場させず、犯人を倒さず逮捕するという内容や、人命救助を重点においた[出典 2]。その結果として、設定面ではヒーロー番組らしいSF的要素を取り入れているが、ストーリーは一般向けの刑事ドラマに近い現実的かつハードな作風のものが多い[2][7]

ウインスペクターの装備の多くは武器ではなく救助用装備と設定されており、人命救助に重点を置いていることを強調している[3][4]。ただし、剣型のマックスキャリバーなど武器にしか見えないものも多く[注釈 1]、怪人が登場しないため生身の人間に使用するケースもあり、過剰な装備と言われることもあった[9][注釈 2]。強化服の着脱の描写もリアリティを志向しており、特にタイムリミットの設定は物語に緊迫感を持たせ、任務完了時にヘルメットを外して爽やかに汗を飛び散らせる描写は本作品を象徴するものとなっている[出典 3]

このほか、メタルヒーローシリーズとしては初めてとなる、全篇を通しての集団ヒーロー体制が導入されている。それ以前にも途中参入による集団ヒーロー化はあったものの、当初から集団ヒーローとして登場したのは本作品が初となる。これ以降、メタルヒーローシリーズはこれまでの単独ヒーロー体制から、集団ヒーロー体制へと方向転換することとなる。野中は、『ウインスペクター』では人間が1人であることから了承を得たと証言している[11]

ウインスペクターのデザインは、初期において前作『ジバン』の登場メカであるレゾン、バイカン、スパイラスをイメージしており、完成デザインでも左右非対称な肩や星のエンブレムなど、ジバンと共通したディテールが多い[12]。玩具展開も、なりきり玩具とフィギュアおよびビークル玩具と前作を踏襲している[13]
あらすじ

特警ウインスペクターとは、平和を愛し、友情を信じ、人の命を守るため犯罪に立ち向かう、「警視庁特別救急警察隊」のことである!(オープニングナレーションより)

1999年、発達した科学技術は人々の生活を豊かにしたが、それが犯罪に悪用されたり、制御不能に陥って暴走した時に起こる被害も大きくなっていた。そんな事態に対処するために設立されたのが「警視庁特別救急警察隊」特警ウインスペクター(略称WSP)である。彼らの目的は犯罪捜査と容疑者逮捕のみならず、犯罪や災害に巻き込まれた人々の命を救うことなのだ。
登場人物
特警ウインスペクター

正式名称は警視庁特別救急捜査隊ウインスペクター。略称はWSP。警察と救急の両方を兼ね備えており、警視庁を拠点としている。

第48話において、様々な事件を解決してきた功績から、インターポールに召集され、竜馬、バイクル、ウォルター、純子、デミタスの5人が第49話で旅立つ。

諸元香川 竜馬
身長187 cm[14]
体重70 kg[14]
ファイヤー
FIRE[15]
身長197 cm[14]
体重150 kg[14]
ジャンプ力30 m[16]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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