特捜ロボ_ジャンパーソン
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メタルヒーローシリーズ
通番題名放映期間
第11作特捜
エクシードラフト
1992年2月
- 1993年1月
第12作特捜ロボ
ジャンパーソン1993年1月
- 1994年1月
第13作ブルースワット1994年1月
- 1995年1月

特捜ロボ ジャンパーソン
ジャンル特撮テレビドラマ
原作八手三郎
脚本宮下隼一
監督小西通雄
出演者

太田貴彦

片桐順一郎

川嶋朋子

高橋和興

高畑淳子

菅田俊

岩間さおり

今井喜美子

声の出演

小峰裕一

鳥居賞也

石川秀樹 他

ナレーターボンバー森尾
音楽若草恵
オープニング「特捜ロボ ジャンパーソン」
歌:大矢晋
エンディング「朝焼けのララバイ」
歌:大矢晋
言語日本語
製作
プロデューサー

梶淳(テレビ朝日)

堀長文(東映)

制作テレビ朝日

放送
放送局テレビ朝日系列
音声形式

モノラル放送

シネテープ

放送国・地域 日本
放送期間1993年1月31日
- 1994年1月23日
放送時間日曜 8:00 - 8:30
放送枠メタルヒーローシリーズ
放送分30分
回数全50
特記事項:
メタルヒーローシリーズ」 第12作
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『特捜ロボ ジャンパーソン』(とくそうロボ ジャンパーソン)は、1993年1月31日から1994年1月23日までテレビ朝日系列で、毎週日曜8時 - 8時30分(JST)に全50話が放映された東映制作の特撮テレビドラマ
概要

メタルヒーローシリーズ」の第12作目。本作品の主人公であるジャンパーソン(JP)は人間が変身しない純然なロボットであり、当時の日本の特撮ヒーローものとしては非常に珍しいものとなった。JPは第16話まで背景や出自が明らかでなく、記者や刑事が疑似的な主役としてストーリーを回しており、それがシリーズ前半の山場を形成した[出典 1]。シリーズ構成兼メインライターの宮下隼一は、JPに自身の素性を語らせられないため外部の視点から描かなければならないのが難しく、素性を明かす際にも設定についてスポンサーらとも大揉めになったと証言している[4]

同時に前2作での玩具展開の不振を受け、圧倒的に強いロボットヒーローが打ち出され、その裏打ちとして「勧善懲悪」「ゆるぎない正義」が明確に表現されることとなった[3]。また、ヒーローとして初めて紫をボディーカラーに採用した[2]

本作品では互いに敵対する3つの敵組織が登場し、JPはこれらの組織と戦うことになる。複数の敵組織が同時進行で活動すること自体も異例で[1]、宮下は、当初はJP側を描けないため、敵側の描写を厚くするためだったことを証言している[4]。加えて物語の舞台は、人間とロボットの共存が実現する反面、科学技術を悪用した兵器や犯罪が横行する近未来社会と設定されており[2]、一種の無国籍感をかもし出すものとなっている。もっとも、これらの挑戦的な要素や路線が全て受け入れられたわけではなく、結果的には中盤よりレギュラーを一新し、ガンギブソン(GG)の登場による「コンビヒーローもの」化など、幾つかの路線変更や新要素の導入も図られている。
ストーリー

近未来、ロボット工学を始めとする科学技術が飛躍的に発達した日本。だがその影では科学を悪用し、世界を我が物にしようとする悪の組織が蠢いていた。人間と人型ロボットをすり替え、人々が知らぬ間に日本を支配しようと企むロボットマフィア・ギルドは組織を脱走した男を追い、戦闘ロボットを送り込み町を火の海にする。人々が絶望しかけたその時、正体不明の紫色の人型ロボットが現れた。彼は名乗る。

「Janperson, Fight For Justice!」

謎のロボットヒーロー・ジャンパーソンはギルドのロボット部隊に完勝。首領のベン藤波も倒し、ギルドを壊滅させた。だが悪の組織は尽きない。天才的黒幕・帯刀龍三郎が率いる帯刀コンツェルン、ギルドの後継組織ネオギルド、狂科学者の集団スーパーサイエンス・ネットワーク。世界の平和を乱す巨大な3つの悪にジャンパーソンは挑む!
登場人物、ロボット
ジャンパーソン

諸元ジャンパーソン
Janperson
身長190 
cm[5][6]
体重100 kg[5][6]
パンチ力15 t[6]
キック力35 t[6]
ジャンプ力ひと跳び20 m[5][6]
走力100 mを6.5秒[5][6]

本作品の主人公で紫色のロボットヒーロー。元からその姿をしており、人間態は存在しない[注釈 1]。タイトルなどで「JP」と略して表記されることもある。

強固なボディ、数々の戦闘装備を持つロボット然とした面と優しさ、温かさに溢れ、人(以外に対しても)の痛みや悲しみを理解し、受け止めることが出来る面を併せ持つ。人間の命と愛は勿論、自身の正義に絶対的な信念を持っており、そのために自らの命を投げ出す覚悟や国家権力を敵に回す覚悟を見せたこともある。しかし、その根底にはプロトタイプ・MX-A1の行きすぎた勧善懲悪AIが抑制されつつも残っている[注釈 2]。最終的には自ら善悪の判断回路を切り、MX-A1に戻った上でビルゴルディ抹殺へと向かうが、戦いの中で再び心を取り戻す。

初期にはその名(janper+person[注釈 3])の通り、黒い革のジャンパー(と革のズボン)を着用していることがあった。そしてそれらを戦闘時に脱ぎ捨て、フェイスガードをセットしてバトルモードに入る[6]。第8話では、形状記憶細胞を浴びせられてマシンガンジョーこと鬼武錠の姿になってしまい、アクションモードが起動できなくなってしまったことがある。

一人称は「俺」で、たまに「私」になる時もある。当初は感情に乏しく、口数が少なかった。言葉遣いも敬語を使うことは無く、名前も呼び捨てで呼んでおり、作中の人物からその態度を非難されたことがある[ep 1]。しかし徐々に感情が入るようになり、終盤では相手に対して敬語を使って話す場合もあった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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