特定地域振興重要港湾(とくていちいきしんこうじゅうようこうわん)は、日本において地域振興のため重要な役割を果たすことが期待される港湾で、国が指定した港湾である。
2000年5月に運輸省(現国土交通省)港湾局によって制度新設された。特定地域振興重要港湾に指定されると、地域振興のための調査の重点実施や港湾事業の推進など、国による積極的な支援を受けることができる。
もともとは運輸省が港格と港湾利用の実態との間に乖離のあった重要港湾6港(石狩港、大湊港、福井港、八幡浜港、青方港
、水俣港)を地方港湾に格下げした際、地元への配慮からつくられた制度。したがって港湾法上の港格とは無関係の、単なる通称である。2000年5月の制度新設時に12港湾が指定を受け、同年8月に1港湾が追加指定を受けた。
指定港湾備考
岩内港北海道
大湊港青森県
鼠ヶ関港山形県
館山港千葉県
岩船港新潟県
福井港福井県
沼津港・松崎港静岡県
中部国際空港に関連する港湾
新宮港和歌山県
河下港島根県
八幡浜港愛媛県
青方港長崎県
水俣港熊本県
沖縄の北部地域の振興の拠点となる港湾追加指定
表
話
編
歴
日本の港湾の種類
港湾法による区分(港格)
国際戦略港湾
国際拠点港湾
重点港湾
重要港湾
地方港湾
56条港湾
避難港
コンテナ港湾の重要度による区分
ハイパー中枢港湾
スーパー中枢港湾
中枢国際港湾
中核国際港湾
その他
国際バルク戦略港湾
特定港
総合静脈物流拠点港
特定地域振興重要港湾
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更新日時:2021年3月24日(水)07:38
取得日時:2023/01/10 20:43