ものべそん
物部村
別府峡
廃止日2006年3月1日
廃止理由新設合併
香美郡香北町・土佐山田町・物部村 → 香美市
現在の自治体香美市
廃止時点のデータ
国 日本
地方四国地方
都道府県高知県
郡香美郡
市町村コード39328-2
面積291.12 km2
総人口3,392人
(2004年)
隣接自治体
大豊町・香北町・香我美町・安芸市徳島県:那賀町・東祖谷山村
村の木杉
村の花ヤマザクラ
他のシンボル村の鳥:コマドリ
村の日:7月18日
物部村役場
所在地〒781-4401
高知県香美郡物部村大栃1641番地
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度41分57秒 東経133度52分43秒 / 北緯33.69908度 東経133.87858度 / 33.69908; 133.87858 (物部村)
物部村(ものべそん)は、高知県の北東部、物部川の源流域にかつて存在していた村。
市町村合併により、現在は香美市物部町となっている。物部川につくられた永瀬ダムにより形成された奥物部湖周辺の大栃地区に市役所支所など中心集落がある[1]。 面積の約95%を山林が占め、林業や柚子(ゆず)の栽培などの農業、それを使った特産品が主な産業である。特に柚子は、果実のまま賞味される高級品「玉ゆず」の産地と知られる[2]。 剣山国定公園のエリア内にあるべふ峡など、四季折々の自然が楽しめる。また、陰陽道や古神道の一つといわれるいざなぎ流が伝わる地域としても有名なほか、平家の落人伝説も残っている。 1956年の合併当初は人口およそ11,000人であったが、過疎化が著しく末期には3000人強まで激減していた。 鉄道は村内には通っていない。そのため路線バスが公共交通機関である。香北町美良布駅と土佐山田駅とを結ぶ大栃線をJR四国バスが運行している。香北町美良布から大栃間はフリー乗降可能な香美市営デマンドバス「ものべゆず号」が運行されている[3]。
概要
地理
山: 三嶺、白髪山、綱附森、西熊山
河川: 物部川
湖沼: 奥物部湖(永瀬ダム湖)
隣接していた自治体
高知県
香美郡香北町
香美郡香我美町
安芸市
徳島県
那賀郡那賀町
三好郡東祖谷山村
歴史
沿革
1956年(昭和31年)9月30日 - 香美郡槙山村、上韮生村が合併し、物部村が発足。
2006年(平成18年)3月1日- 香北町・土佐山田町と合併し、香美市となり消滅。
行政
村長:宗石教道(1989年就任)
経済
産業
主な産業農業:柚子と銀杏が中心。柚子はおよそ200戸が栽培しており、売上高は6億円程度である。林業:杉、檜
産業人口
姉妹都市・提携都市
国内
金津町(福井県)
三国町(福井県)
芦原町(福井県)
地域
健康
平均年齢
教育
幼稚園・保育所
物部村立大栃保育所(現・大栃保育園)
小学校
物部村立大栃小学校(現・香美市立大栃小学校)
中学校
物部村大栃中学校(現・香美市立大栃中学校)
高等学校
高知県立大栃高等学校(2010年閉校)
交通
鉄道・バス路線
道路高速道路最寄りのインターチェンジ:高知自動車道南国インターチェンジ(南国市)一般国道市町村内を走る一般国道:国道195号都道府県道市町村内を走る県道:
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・観光スポット
べふ峡
べふ峡温泉
西熊渓谷
奥物部湖
奥物部ふるさと物産館(物産店、レストラン、奥物部美術館)[4]
祭事・催事
いざなぎ流神楽
湖水祭(8月)
物部を舞台にしたゲーム
ものべの
出身著名人
島内武重(自由民権運動家・貴族院多額納税者議員)
脚注[脚注の使い方]^ ⇒香美市・物部支所(2018年6月18日閲覧)
^ ⇒「高知のユズは日本一」高知県香美市への移住応援サイト・いなかみライフ(2017年11月11日)2018年6月18日閲覧
^ ⇒エリア型デマンドバス物部(ものべゆず号)について(2018年6月18日閲覧)
^ ⇒奥物部ふるさと物産館(2018年6月18日閲覧)
参考文献
『市町村名変遷辞典』 地名情報資料室編、東京堂出版、1990年。ISBN 978-4490105322。
関連項目
高知県の廃止市町村一覧