片瀬江ノ島駅
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片瀬江ノ島駅
駅舎(2020年3月22日)
かたせえのしま
Katase-Enoshima
(新江ノ島水族館 最寄駅)
◄OE 15 鵠沼海岸 (1.7 km)

神奈川県藤沢市片瀬海岸二丁目15-3.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度18分32秒 東経139度29分0秒 / 北緯35.30889度 東経139.48333度 / 35.30889; 139.48333座標: 北緯35度18分32秒 東経139度29分0秒 / 北緯35.30889度 東経139.48333度 / 35.30889; 139.48333
駅番号OE16
所属事業者小田急電鉄
所属路線■江ノ島線
キロ程27.6 km(相模大野起点)
新宿から59.9 km
駅構造地上駅
ホーム2面3線
乗降人員
-統計年度-[小田急 1]18,112人/日
-2022年-
開業年月日1929年昭和4年)4月1日
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片瀬江ノ島駅(かたせえのしまえき)は、神奈川県藤沢市片瀬海岸二丁目にある、小田急電鉄江ノ島線である。同線の終着駅であり、駅番号はOE 16。副駅名は「新江ノ島水族館 最寄駅」[1]

3社の路線(江ノ島電鉄線湘南モノレール含む)がある江の島地区の駅では唯一、東京都区部新宿駅)への直通列車があり、江ノ島(江の島)と名が付く駅(当駅・江ノ島駅湘南江の島駅)の中で当駅が最も江の島に近い。行楽地観光地と言うこともあり、駅舎竜宮城を模したユニークなデザインとなっている。

関東の駅百選認定駅。
歴史
年表

1929年昭和4年)4月1日: 開設。「直通」の発着駅となる。当時の各停は新宿駅 - 稲田登戸駅(現・向ヶ丘遊園駅)間のみで運行されていた。

当時は鎌倉郡川口村西浜2932に所在。


1945年(昭和20年)6月:「直通」廃止。各停が全線運行されることとなる。

1946年(昭和21年)10月1日準急新設。

1955年(昭和30年)3月25日:通勤急行新設。

1957年(昭和32年):夏季海水浴客輸送用臨時列車として快速急行運行開始。

1959年(昭和34年)4月急行新設。

1999年平成11年)10月14日関東の駅百選に選定[2]。選定理由は「相模湾に『江の島』をのぞみ、竜宮城を思わせるより幻想的な駅」[2]

2002年(平成14年)3月23日湘南急行新設。

2004年(平成16年)12月11日:湘南急行が快速急行へ改称。

2008年(平成20年)2月行先案内表示器フルカラーLED式へ更新。

2018年(平成30年)

1月31日:駅建替えに伴い、駅売店閉店。

2月:全ホーム先端の車両が止まらない場所に、柵が新設。

3月17日ダイヤ改正に伴い、6両の急行廃止。また平日は早朝急行新宿行(相模大野駅より快速急行)を除き各停・特急のみとなる。


2020年令和2年)

2月28日:新駅舎一部使用開始[3][4]

7月30日:新駅舎完成[5]


2022年(令和4年)3月12日:快速急行発着廃止。また、早朝急行新宿行(平日のみ相模大野駅より快速急行)を除き、各停・特急のみとなる。

駅名の由来と表記

観光地たる江の島の玄関駅であるが、江ノ島電鉄(江ノ電)に「江ノ島駅」が既にあり、また片瀬海岸が近くにあることから、「片瀬江ノ島」と名付けられた。因みに、江ノ電は小田急線が開通する1か月前に「片瀬駅」を「江ノ島駅」へ改称している。箱根湯本/江ノ島」の行先表示を掲出している5000形電車
(1993年、相模大野駅にて撮影)

なお、片瀬江ノ島駅行列車行先表示は、以前は「片瀬江ノ島」ではなく「江ノ島」と表示されていた[注釈 1]

2002年に営業運行を開始した3000形LED式行先表示器から、「片瀬江ノ島」と表示されるようになった。また、2003年(平成15年)以降は方向幕の英字併記化と共にその他の車両も「片瀬江ノ島」と表示するようになった。
駅構造


片瀬江ノ島駅
配線図
凡例

鵠沼海岸駅

43・21
















頭端式ホーム2面3線を有する地上駅

駅前より改札口、ホームに至るまで段差がないため、階段エスカレーターエレベーターはない。トイレは改札を入って左側にあり、多目的トイレも併設されている。

主に海水浴シーズンやふじさわ江の島花火大会などの多客期に営業する臨時改札口は有人であるが、PASMOSuica利用者のために簡易ICカード改札機が設置されている。

2008年(平成20年)2月頃、行先案内表示器フルカラーLED式へ更新された。

2020年(令和2年)に完成した新駅舎は、先代の神殿調の駅舎デザインを引き継ぐと共に、社寺に用いられる「竜宮造り」の技法を取入れて、江の島の「五頭龍と天女の伝説」[6]に因んだ天女と龍の装飾を施している一方、イルカの像をしゃちほこのように設置するなどの品格と遊び心を共存させたデザインとなっている。また、コンコースには新江ノ島水族館の協力を得てクラゲ水槽を設置した[5]
のりば

ホーム路線行先[7]備考
1 江ノ島線相模大野新宿 千代田線方面このホームのみ10両編成が入線可能
2線路は共通
3(2番ホームの列車の降車ホーム)
4相模大野・新宿・ 千代田線方面

閑散時間帯は2番ホーム到着時、降車専用ホームである3番ホームでの扉扱いを行わず、乗降共に2番ホームで行う形となる。

1番ホームに10両、2・3番ホームと4番ホームに6両編成の夜間留置がある。

旧駅舎(2008年2月3日)

コンコース(2007年9月30日)

ホーム(2007年9月26日)

利用状況

2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は18,112人であり[小田急 2]、小田急線全70駅中50位。

小田急線特急ロマンスカー停車駅では最も少ないが、終端駅と言うこともあり、同じくロマンスカー始終着駅の小田急箱根鉄道線箱根湯本駅を上回る数値を記録している。また、初日の出見物客が増える元旦と年2回の花火大会開催日は非常に混雑する。このため小田急江ノ島線では、定期列車の運転区間延長や列車の増発が行われる。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1]年度1日平均
乗降人員[* 2]増加率順位1日平均
乗車人員[* 3]出典
1995年(平成07年)8,773[神奈川県統計 1]
1998年(平成10年)7,601[神奈川県統計 2]
1999年(平成11年)[小田急 3]14,2230%57位 / 69駅7,595[神奈川県統計 3]
2000年(平成12年)[小田急 4]14,125−0.7%57位 / 69駅7,573[神奈川県統計 3]
2001年(平成13年)[小田急 5]14,1460.1%57位 / 69駅7,678[神奈川県統計 4]
2002年(平成14年)[小田急 6]14,002−1.0%58位 / 69駅7,622[神奈川県統計 5]
2003年(平成15年)[小田急 7]14,2341.7%58位 / 69駅7,788[神奈川県統計 6]
2004年(平成16年)[小田急 8]16,86618.5%55位 / 70駅9,095[神奈川県統計 7]
2005年(平成17年)[小田急 9]17,0240.9%55位 / 70駅8,982[神奈川県統計 8]
2006年(平成18年)[小田急 10]17,0590.2%55位 / 70駅9,031[神奈川県統計 9]
2007年(平成19年)[小田急 11]17,8734.8%55位 / 70駅9,345[神奈川県統計 10]
2008年(平成20年)[小田急 12]18,0661.1%55位 / 70駅9,467[神奈川県統計 11]
2009年(平成21年)[小田急 13]18,2391.0%55位 / 70駅9,517[神奈川県統計 12]
2010年(平成22年)[小田急 14]18,3910.8%55位 / 70駅9,557[神奈川県統計 13]


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