片山津温泉
柴山潟に面する片山津の温泉街
温泉情報
所在地石川県加賀市
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度20分43秒 東経136度22分4秒 / 北緯36.34528度 東経136.36778度 / 36.34528; 136.36778
片山津温泉(かたやまづおんせん)は、石川県加賀市の柴山潟湖畔にある温泉。加賀温泉郷の一つ。「片山津温泉」は地域団体商標でもある(権利者は片山津温泉旅館協同組合)[2]。 ナトリウム・カルシウム塩化物泉[1]。和倉温泉同様、無色透明で、塩分が非常に高い。 柴山潟南西岸に温泉街があり、片山津温泉観光協会の公式サイトには2024年(令和6年)3月時点、9軒の宿泊施設が掲載されている(1軒は休業中)[3]。2017年(平成29年)11月時点の石川県庁資料では旅館数10軒、ホテル数3軒となっていた[4]。 観光客数は1980年(昭和55年)に151万4千人になったが、その後は旅行形態の変化などで次第に減少[5]。バブル崩壊後に客足の減少や宿泊施設の倒産が進み、「第一観光ホテル」が1995年(平成7年)に廃業、かつては北陸随一の規模を誇った「北陸グランドホテル」が1997年(平成9年)に廃業した。 加賀市役所が2006年(平成18年)に廃業旅館の解体助成制度を整備すると撤去が進み、代わりに老人ホームなどの福祉施設や新たに総湯が建てられるなど町並みに変化が起こった[6]。2023年(令和5年)には旅館「せきや」(2012年廃業)を解体して跡地を活用することになった[7]。 2002年(平成14年)から2006年(平成18年)のまちづくり総合支援事業、2007年(平成19年)から2011年(平成23年)の都市再生整備事業で総湯、広場、足湯、遊歩道、散策路小路などが整備されている[5]。 江戸時代に当地を治めていた大聖寺藩(加賀藩の支藩)第二代藩主前田利明が承応2年(1653年)、鷹狩で訪れた際、柴山潟に群れる水鳥を見て、湖底に温泉が湧出していることに気づいたと伝わる[8]。藩費で工事に着手したものの水中であったため湯源を確保することができず、その後、何度も開発が試みられたが資金難もあり難航した[8]。
泉質
温泉街
歴史
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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