爆笑問題のニッポンの教養
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爆笑問題のニッポンの教養
(爆問学問)
ジャンル教養番組
バラエティ番組
出演者爆笑問題
太田光田中裕二
ほか
オープニング菊地成孔「教養の闘い」
製作
プロデューサー丸山俊一、斉藤圭介
(共に制作統括)
制作NHK

放送
音声形式ステレオ放送[1]
放送国・地域 日本
公式サイト

爆笑問題×東大 東大の教養
放送期間2006年5月26日
放送時間24:10 - 24:55
放送枠NHK番組たまご
放送分45分

2007年度前期
放送期間2007年4月13日 - 9月28日
放送時間隔週金曜日 23:00 - 23:29
放送枠23時のNHK
放送分29分
回数11

2007年度後期から2009年度
放送期間2007年10月2日 - 2010年3月16日
放送時間火曜日 23:00 - 23:29
放送分29分

2010年度
放送期間2010年3月30日 - 2011年3月
放送時間火曜日 22:55 - 23:24
放送分29分

2011年度(最終回まで)
放送期間2011年4月7日 - 2012年2月23日
放送時間木曜日 22:55 - 23:24
放送分29分
特記事項:
特別番組、隔週放送から徐々に繰り上げ。
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『爆笑問題のニッポンの教養』(ばくしょうもんだいのニッポンのきょうよう)は、NHK総合テレビジョンで放送されていた「教養」をテーマとしたバラエティ番組である。爆笑問題冠番組である。キャッチコピーは「爆問学問(ばくもんがくもん)」[2]新聞などのテレビ欄では略タイトルとして「爆問学問」と表記される場合があった。目次

1 概要

2 番組構成

3 放送時間

4 放送履歴

5 注釈

6 外部リンク

概要

漫才コンビ爆笑問題がゲストのもとへ出向き、実験やレクチャーなどを交え、ゲストの専門分野とその本質についてトークを繰り広げる。

2006年5月26日(日付上は27日)に『爆笑問題×東大 東大の教養』を45分番組として放送したのがこの番組の始まりである。同年7月には『ETV特集』にて90分の「決定版」を放送。爆笑問題が東京大学教養学部から招待を受け、教授陣と「教養とは何か」について論じ合った。これを基にしたレギュラー番組の放送が決まった。

2007年9月にレギュラー化最初の4回分をまとめた単行本が発売。10月には5・6回分をまとめた単行本も発売され、その後も刊行されている。また「東大の教養」と各大学のスペシャルをまとめた本も2011年に発売された。

2009年1月のNHK BS-hiの月刊くくり特集がカルチャーであったので、この番組もBS-hiで過去のより抜きが40回分放送された。BS-hiでのレギュラー放送はないので再放送とは記載されなかった。

2010年2月2日放送分で放送回数100回目を迎えた。このFile100は通常枠以外に、2010年2月26日(日付上は27日)に時間枠拡大完全版が放送された。当初は、放送時間を25:10 - 25:53で放送すると予告とされていたが、国会中継録画が編成されたため、25:47 - 26:30(福岡は25:57 - 26:40)での放送となった。

2012年2月23日で終了し、同4月度の改編から続編「探検バクモン」(引き続き爆笑問題司会)が始まった。
番組構成

太田光が専門家に対して疑問を呈して議論を持ちかけ、田中裕二は太田をなだめつつ聞き役に徹することが多い。太田が苦手な話題に一歩引いた時は田中が積極的な聞き役に回る姿が見られる。

科学的な解釈が展開する理工学理化学の分野では、太田は積極的な議論は行わず、聞き役に回ることが多い。太田は「(僕らは)ホストというよりゲストという意識」と語っている[3]

当番組には台本がなく、他のバラエティ番組に見られるコーナーごとの仕切りやクイズが入る間隔も存在しない完全フリートークな展開で進行する[3]

ゲスト出演者は主に大学人や研究所に勤務する研究者であるが学術分野外の人物を取り上げることもある。File084では漫画家浦沢直樹、File100では番組を振り返る内容だったため当番組のファンであり爆笑問題との親交深いタレント伊集院光、File113では劇作家野田秀樹、File114では棋士羽生善治が登場している。

遠方であっても爆笑問題の2人がゲスト出演者の研究室や自宅(研究室を持たない名誉教授)を訪問するが、海外在住の研究者や海外の文化論を取り扱う研究者などは関係組織や関係施設、料理店などがロケ場所として使用される。

コールドオープンは、爆笑問題の2人がゲスト出演者の待つ場所まで歩いて行くシーンが流れる。長回しで撮られており、太田が「この番組OP[4]のストローク長いな?」と文句を言っている姿が描写される。太田がデジタルカメラを持参し専門家の表情や資料などを撮影している姿も見られる。これについて田中は「NHKの人も、すごくは困らないけど、ちょっと困っていると思います」、「僕らはスタジオ収録が多くてロケはあまりない。この番組はロケ主体で普段ほとんど外に出ない太田が開放感相まって勝手にやっているみたいです。」と語っている[3]

オープニング映像は、2008年4月1日からナレーションが日本語からフランス語日本語字幕付)に変更。2009年3月31日以降のものは、爆笑問題の二人がフィールドホッケーのスティックを使って、ボールをアクロバットに壁打ちするものに一新された(ナレーションはなくなった)。2010年3月30日以降は壁打ちする姿そのままにCGのみ変更。2011年度はアニメーションになり、タイトルロゴも変更(「爆笑問題のニッポンの教養」がなくなり、「爆問学問+」になっていた)。オープニング音楽やBGMなどをミュージシャン菊地成孔が手がけている[5]

番組のナレーションは音声合成を使っており、File011では実際にパソコンを使ってナレーションをしているところが放送された。2008年4月1日からのナレーターは園部啓一、2009年3月31日からは勝生真沙子、2010年3月30日からは小山力也、2011年4月からは井上喜久子である。2010年3月30日より、地上デジタル放送BSデジタル放送副音声(ステレオ2音声)で解説放送を開始、ナレーターは佐久田修

番組要所にその日のお題に対して、素朴な疑問や感想を口にする猿や猫を登場させている。時にはお題の対象生物であったり、無生物であったりもする。画面隅にいる番組キャラクターは「」を模している。公式サイトにはパイロット版からのマスコット「サルのつぶやき」という動画配信コーナー(動画に爆笑問題は登場せず、内容の解説中心)もある。


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