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クレジットなどで確認できないスーツアクターの役柄を記載する場合には、必ず信頼可能な情報源からの出典を示してください。出典の無い情報については、Wikipedia:独自研究は載せないに基づき一定期間ののち除去されるおそれがあります(プロジェクト:特撮/スーツアクターの役名記載についてでの議論に基づく)
スーパー戦隊シリーズ
第26作忍風戦隊
ハリケンジャー2002年2月
- 2003年2月
第27作爆竜戦隊
アバレンジャー2003年2月
- 2004年2月
第28作特捜戦隊
デカレンジャー2004年2月
- 2005年2月
爆竜戦隊アバレンジャー
ジャンル特撮テレビドラマ
原作八手三郎
脚本荒川稔久 他
監督小中肇 他
出演者
西興一朗
冨田翔
いとうあいこ
阿部薫
田中幸太朗
桜井映里
鈴木かすみ
西島未智
坂野真弥
奥村公延
声の出演
長嶝高士
宮田幸季
篠原恵美
銀河万丈
緑川光
佐藤正治
緒方文興
宇垣秀成
津久井教生 他
音楽羽田健太郎 with Healthy Wings
オープニング「爆竜戦隊アバレンジャー」
歌:遠藤正明
エンディング「We are the ONE ?僕らはひとつ?」
歌:串田アキラ、森の木児童合唱団
言語日本語
製作
プロデューサー
中嶋豪
濱田千佳(テレビ朝日)
日笠淳
塚田英明(東映)
矢田晃一(東映AG)
制作テレビ朝日
放送
放送局テレビ朝日系列
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2003年2月16日 -
2004年2月8日
放送時間日曜 7時30分 - 8時
放送枠スーパーヒーロータイム
放送分30分
回数全50
⇒公式サイト(テレビ朝日)
特記事項:
「スーパー戦隊シリーズ」 第27作
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『爆竜戦隊アバレンジャー』(ばくりゅうせんたいアバレンジャー)は、2003年2月16日から2004年2月8日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜7時30分 - 8時(JST)に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。
スーパー戦隊シリーズ初の地上デジタル放送作品[注釈 1]、ならびにテレビ朝日の六本木ヒルズの新本社から放送された最初の作品でもある。また9月28日放送分(第31話)以降は、放送時間帯の連続する「仮面ライダーシリーズ[注釈 2]」と併せてスーパーヒーロータイム(SUPERヒーロータイム)という呼称が導入された[1]。 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』と同じく恐竜をモチーフとし[1]、枠組みに捕らわれず行動する元気や勇気を「アバレ」と表現してテーマに掲げている[2]。「アバレンジャー」というタイトルは本作品の数年前からネーミング候補に挙がっていたが、恐竜というモチーフが荒々しく逞しいイメージに合うため採用された[2][注釈 3]。 ストーリー展開は多岐にわたり、例年に比べギャグコメディ色が強い一方、非常にハードかつシリアスな重いストーリーも展開された[4][注釈 4]。毎回、スタッフ間で「アバレポイント」といわれる、視聴者を驚かすような型破りなシーン(展開)を入れるという制作方針があり[2][5]、後述する『釣りバカ日誌』とのタイアップも、この「アバレポイント」の一環として行われた試みである[6]。『仮面ライダークウガ』の続編を求める要望に応えるため、同作品にてメインライターを務めた荒川稔久をはじめとするスタッフ陣が、『クウガ』と同様のテーマを盛り込んだとされる[7]。 メンバー構成は前作と同様に3人構成を踏襲しつつも[8][1]、司令官格のキャラクター[9]も変身するという4人編成も兼ねた変則的なものとなっている[10][1]。また、追加戦士のアバレキラーは、正規のスーパー戦隊の戦士でありながら、ほぼ全編に渡りアバレンジャーと敵対するという異色の存在として描かれた[1]。 主人公たちのパートナーである爆竜は、人間と対等の知的生命体と位置付けられており、主人公たちと彼らの交流も重点的に描かれている。CGによる巨大生物の描写は前々作『百獣戦隊ガオレンジャー』のパワーアニマルを発展継承したものであり、東映プロデューサーの日笠淳によれば、爆竜を喋る設定としたのはパワーアニマルでやり残した要素を取り入れたものだという[11]。また、サブプロデューサーの塚田英明によれば、「5人のアバレスーツ着用者と10大爆竜とによる『15人戦隊』を描く」という意図があったという。バンダイデザイナーの野中剛が恐竜に詳しかったことから、マイナーな恐竜も爆竜のモチーフに選ばれており、デザインも当時最新の復元デザインを参考にしている[12]。一方で野中は、動物全般をモチーフとしていたパワーアニマルに比べシルエットの差別化が難しかったと述べている[12]。 モチーフである恐竜の特性を活かした「アバレモード」や、後半から登場したレッドの強化形態「アバレマックス」といった「多段変身」の概念を始め、オープニング前のアバンタイトル[注釈 5]、CM前後に挿入されるアイキャッチのBGMの統一[注釈 6]、本編のミニコーナー[注釈 7]を導入、そして本編終了時の「つづく」に代わるタイトルロゴ表記[注釈 8]など、後続の作品においても引き継がれた要素が複数導入されている。 本作品では敵怪人が2系統存在し、従来の怪人に当たるトリノイドの他、巨人タイプの怪人であるギガノイドが不定期で登場する。ギガノイドはトリノイドとの関連性がほぼない独立した存在である。 音楽を担当した羽田健太郎が司会を務めていた『題名のない音楽会21』(2003年5月4日放送分)で遠藤正明が挿入歌「爆竜合体!アバレンオー」を歌唱したほか、『子連れ狼』の登場人物が本作品に登場(テレビシリーズ第12話)したり、アニメ『釣りバカ日誌』との相互コラボレーションでお互いの登場人物が両作品に登場(『釣りバカ』31話[注釈 9]・テレビシリーズ第26話[注釈 10])したりと[注釈 11]、同時期に放送されていたテレビ朝日系の他番組とのコラボレーションも積極的に行われた。 アスカ以外の4人は恐竜の生きた年代を、アスカたち竜人は日本の古代をそれぞれ連想させるネーミングがなされている[注釈 13]。 より強いダイノガッツの持ち主が爆竜チェンジすることにより、アタック・バンディット・レジスタンススーツ(通称アバレスーツ)を着る。劇中では、「アバレンジャー」や「アバレキラー」という名称・呼称は、いずれも「自称」である。 名乗りの口上は「荒ぶるダイノガッツ!爆竜戦隊アバレンジャー!」。
概要
プレミア発表会
本作品より後楽園ゆうえんち主催で、放送開始直前の1月下旬に東京ドームシティのプリズムホールにて、一般公開での「プレミア発表会」を行うようになった[3]。このプレミア発表会では、前戦隊のメンバーが駆け付けバトンタッチを行ったり、主題歌を歌唱する歌手が登場しミニライブを行うこともある。また制作発表記者会見はプレミア発表会とは別に非公開で行われており、この模様はDVD第1巻に記者会見とともに特典映像として収録されている[注釈 12]。プレミア発表会は翌年以降、2016年の『動物戦隊ジュウオウジャー』まで踏襲された。
登場人物
爆竜戦隊アバレンジャー
伯亜 凌駕(はくあ りょうが)
爆竜ティラノサウルスのパートナー。22歳[14][15]。愛知県名古屋市出身[14][15]。アメリカでインタープリターの資格を取得している[16][15]。交通事故で死亡した兄夫婦の娘である舞を引き取って育てている[15]。性格は大人しくおおらかで争いを好まず、舞と爆竜たちおよびエヴォリアンを除けば年下であっても仲間には敬語を使う[注釈 14][注釈 15]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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