爆ボンバーマン
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爆ボンバーマン
Bomberman 64ジャンル
3Dアクション
対応機種NINTENDO64 (N64)対応機種一覧

Wii U

開発元ハドソン
発売元 ハドソン
任天堂
任天堂

プロデューサー中本伸一
遠藤英俊
ディレクター奥野仁
デザイナー印南好司
プログラマー杉本悟
小林勲
音楽多田彰文
美術水野祥司
関島俊文
佐藤裕
芳賀覚
シリーズボンバーマンシリーズ
人数1 - 4人(対戦プレイ)
メディア64メガビットロムカセット
発売日 199709261997年9月26日
199711011997年11月1日
199711301997年11月30日
発売日一覧

Wii U
201703092017年3月9日
201703092017年3月9日
201706282017年6月28日


対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)

売上本数19万本
その他型式: NUS-NBMJ-JPN
NUS-NBMP-EUR
NUS-NBME-USA

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『爆ボンバーマン』(ばくボンバーマン)は、1997年9月26日に日本のハドソンから発売されたNINTENDO643Dアクションゲーム。北米版の名称は『Bomberman 64』[注釈 1]
概要

同社による『ボンバーマンシリーズ』のNINTENDO64用ソフト第1作目。主人公のボンバーマンを操作し、敵であるアルタイルを倒してボンバー星を救出することを目的としている。シリーズ初の3Dアクションであり、フィールドが広大になった他、「ボムキック」や「ボム投げ」が標準装備されたことが特徴。

開発はハドソンが行い、プロデューサーは『初代ボンバーマン』(1985年)を手掛けた中本伸一およびNINTENDO64用ソフト『デュアルヒーローズ』(1997年)を手掛けた遠藤英俊、ディレクターはファミリーコンピュータ用ソフト『ボンバーマンII』(1991年)を手掛けた奥野仁、音楽はミュージシャン多田彰文、オフィシャルデザインディレクターはシリーズの美術監督を務める水野祥司が担当している。
ゲーム内容
システム

ボンバーマンシリーズは、これまではほとんどの作品において「1-2画面分のフィールド上に縦・横に規則的に設置されたブロックの間の通路を移動しながら、十字型に爆発する爆弾を使用して戦う」というものであり、開発スタッフの間では作業感覚が強すぎるとの意見があった[1]。それを撤廃するというコンセプトで本シリーズが作られたため、フィールドは広大な3Dマップとなり、規則的に配置されたブロックもなく、自由に移動できるようになった。その影響で爆弾の爆発も球状となっている。その上、これまではアイテムを取ることでしか使用できなかったボムキック(設置した爆弾を前方に蹴り転がす)・ボム投げ(爆弾を前方に投げる)を標準で使用できるようにした。その他にもこのシリーズで新しく採用されたシステムを挙げていく。
キック
爆弾に体当たりする従来の方法に加え、爆弾を設置するAボタンを置いたその場でもう1度押すことでもキックできる。また、これまでの作品では爆弾が2個以上列になって設置されていた場合は蹴っても奥のボムが動かず全てその場に留まっていたが、本作ではビリヤードのように奥のボムを飛ばせる。手前のボムは飛ばずにその場に留まるため、自爆に注意する必要がある。
投げ
ボム投げそのものは前述の通りこの作品以前にも存在していたが、今回はアイテムや敵キャラクターも持ち上げて投げることができる。敵キャラクターを投げる場合は、直接投げようとするとダメージを受けるため、先にボムをキックしたり投げたりする形で直接当てて、気絶させる必要がある。応用次第では場外に投げ捨てて即死させたり(この方法は一部のボスにも有効)、気絶している間の敵を足場代わりにすることもできる。
溜めボム
今回は爆弾を持ち上げたときにAボタンを連打することで、爆弾を巨大化させることが可能になった。これが溜めボムであり、爆風も大きくなるほかに敵キャラクターに直接投げつければその重さで押しつぶすことも可能となっている(ボスに対しては通常のボムと同じく気絶するだけとなっている)。大きく重いために一度投げつけると持ち上げたり蹴ったりすることは全くできないため、爆発させるしかない。
ボムジャンプ
3Dマップを自由に移動できるようになり、高低差が生まれた本シリーズだが、これまでと同様にジャンプすることはできない。その代わりに設置した爆弾を足場にすることができるようになっている。しかしあくまで自力でジャンプすることはできないため基本的には窪みに爆弾を落とし、その上に飛び乗る形となる。気絶させた敵キャラクターを同様の方法で足場に活用することも可能。サイズの大きい溜めボムを置いたり、既に設置した爆弾の真上にさらに爆弾を積み上げることで、複雑な足場を作れるようになっている。設置には割と緻密なボムの置き方が要求されるため、パズル要素が強い。また、ボムの特殊な使い方によって強引に段差を上る、通称自力ジャンプという技もある[2]。こうしたジャンプアクションの際、これまでの作品では「1マスずつ跳ねる」ものだったが、本作ではマスの概念が無いため「一定距離ずつ跳ねる」ものとなっている。
ストーリーモード
目的
ボンバー星を支配しようとする黒幕、アルタイルを倒すことが本作の目的である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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