燃えよデブゴン_TOKYO_MISSION
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この項目では、2020年に制作された香港映画について説明しています。1978年に制作された香港映画については「燃えよデブゴン」をご覧ください。

燃えよデブゴン TOKYO MISSION
タイトル表記
繁体字肥龍過江
簡体字肥??江
?音Fei long guo ji?ng
注音符号??????????????
粤語?音Fei lung gwoh gong
英題Enter the Fat Dragon
各種情報
監督谷垣健治
脚本ウォン・ジン(王晶)
ルイ・クーナン
ロナルド・チャン
製作ドニー・イェン
ウォン・ジン
コニー・ウォン
製作総指揮ウォン・ジン
ユー・ドン
出演者ドニー・イェン
竹中直人
音楽チャン・クォンウィン
ケイ・チャン
撮影石坂拓郎
フォン・ユンマン
編集リー・カーウィン
アクション指導大内貴仁ヤン・ファ(厳華)ユー・カン(喩亢)
製作会社星王朝, 上海博納文化傳媒有限公司, 上海博納影視文化有限公司, 北京博納影業集團股?有限公司, TVB, Zh:太陽?樂文化 ほか
配給 株式会社ツイン
公開 2020年1月23日
2021年1月1日[1][2]
上映時間96分
製作国 香港
言語広東語日本語
興行収入 $46,855[3]
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『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』(もえよデブゴン トウキョウミッション、原題:肥龍過江、英題:Enter the Fat Dragon)は、2020年制作の香港アクションコメディ映画

サモ・ハン・キンポー主演の往年の人気シリーズ『燃えよデブゴン』を、ドニー・イェン主演で現代の東京を舞台にリブートした新たな作品であり[4][5]、以前の『燃えよデブゴン』シリーズと設定上のつながりはない。本作の製作に至る経緯は「エピソード」を参照。
あらすじ

香港警察の熱血刑事チュウ・フクロンは女優ソン・ホーイとの結婚写真撮影当日、銀行強盗に遭遇する。フクロンの同僚刑事・ウォン[注 1]は黄色いバンの車内で現場待機していたが、犯人たちが誤ってバンに乗り込んでしまったため、フクロンは走行するバンの車内外でウォンとともに大捕物を繰り広げる。追跡中にフクロンによってウォンはバンの車外に放り出される。過激な追跡劇の末、フクロンが乗ったバンは香港警察に突入し、香港警察の長官[注 2]を轢く寸前で停車した。

銀行強盗の犯人が逮捕されたことによりウォンは警視に栄進するが、バンの車内にいたフクロンは騒動の全責任を取らされ、閑職の証拠品保管室(香港警察地下)に左遷、おまけにホーイからまで別れを切り出されてしまう。自転車事故で足を骨折したことをきっかけにやけになったフクロンは暴飲暴食に走り、6か月後には激太りして体重120kgになってしまった。

そんなある日、フクロンは香港警察の上司となったウォンから、日本で起きたひき逃げ事件の容疑者で、銀行強盗事件の爆破被害で負傷し入院していた山本勇二を日本に護送する任務を命じられた。フクロンは日本行きの飛行機で偶然、築地市場でのイベントに出演するため日本に向かうホーイと再開する。

日本に到着したフクロンは警視庁の遠藤刑事、広東語通訳のマギーの2名と合流して山本を護送するが、トイレ休憩に立ち寄った道の駅で、山本に逃げられてしまう。これらの騒動の黒幕は、築地市場の裏で麻薬密売を取り仕切る暴力団・東野組の島倉だった。以前、築地市場である映像を偶然撮影してしまった山本は島倉たちに狙われていたのである。

激太りしても並外れた身体能力と正義に燃える心を失っていなかったフクロンは、遠藤刑事の動向に不信感を覚え、新宿歌舞伎町に在住する香港人のシウサーたちと協力しながら、東野組の島倉一味と戦うことになってしまう。ホーイを人質にとった島倉が選んだフクロンとの決戦場所は、東京タワーだった。
キャスト
チュウ・フクロン(朱福龍)
演 -
ドニー・イェン(甄子丹)、日本語吹替 - 大塚芳忠[8]香港警察の熱血刑事だが、騒動を起こしたため捜査現場を外され、左遷されてしまう。ひょんなことから、ウォンに命じられた仕事で日本に出張する。
ソン・ホーイ(宋可兒)
演 - ニキ・チョウ(周勵淇)、日本語吹替 - 本田貴子[8]フクロンの彼女で、売れない女優。大騒動をきっかけに、フクロンとは一旦破局する。築地市場のイベントの仕事で来日する。
ウォン(黄)[注 1][注 3]
演 - ルイス・チョン(中国語版)(張繼聰)、日本語吹替 - 山本兼平[8]フクロンの同僚。銀行の張り込みを行っていたが、銀行強盗団に黄色いバンを強奪される。追跡劇の過程で車外に放り出されたことから、フクロンとは違って責任を問われず、香港警察で警視に出世。部下になったフクロンとは喧嘩しながらも、陰ながら支える存在。
香港警察長官[注 2]
演 - アンソニー・チャン(中国語版)(陳友)フクロンが乗ったバンに轢かれそうになったことに激怒し、フクロンを左遷する。
シウサー(瀟洒/瀟灑哥)
演 - ウォン・ジン(王晶)[注 4]、日本語吹替 - 水島裕[8]香港人の元刑事。訳あって、今は歌舞伎町で甘栗の屋台を経営している。
フォンワー(芳華)
演 - テレサ・モウ(毛舜?)、日本語吹替 - 今泉葉子[8]歌舞伎町の火鍋店「風華居」のオーナー兼店長で、シウサーの元彼女。日本のヤクザに借金があり、返済を迫られている。
シウフー(小虎)
演 - チェイニー・リン(百度百科 項目へのリンク)(林秋楠)、日本語吹替 - 今井麻夏[8]フォンワーの甥。小さいながらもカンフーの達人。
遠藤助三[注 5]
演 - 竹中直人警視庁の刑事。一見すると単なる無気力・無能な人間だが、実は裏でヤクザと癒着している悪徳刑事。
マギー
演 - ジェシカ・ジャン(中国語版)(湛h清)、日本語吹替 - 三石琴乃[8]警視庁で働く広東語通訳。
島倉タカシ[注 6]
演 - 丞威築地市場の裏で麻薬密売を仕切る暴力団・東野組の若手幹部。冷酷非道で、自分の利益のためには手段を選ばない。遠藤刑事とも裏でつながっている。
東野太郎
演 - 渡辺哲東野組組長。香港映画の熱心なファンで、映画で見かけたホーイの面白さを気に入り、島倉に命じてホーイを築地市場でのイベントに呼ぶ。
東野組若頭
演 - 島津健太郎東野組長の忠実な側近。島倉によって惨殺される。エンドロールの役名は「Goofy(高飛)」。
山本勇二
演 - 葉山豪日本のアダルトビデオ監督。ある映像を撮ってしまったことにより島倉たちに狙われており、日本での護送中に、道の駅でデコトラに飛び移って逃走する。その後、島倉たちに野球の硬球を投げつけられる拷問を受け、殺害される。


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