この項目では、テレビ朝日のホームドラマについて説明しています。中高年の夫婦が法律上の婚姻関係を解消することについては「離婚#熟年離婚」をご覧ください。
熟年離婚
ジャンルテレビドラマ
脚本橋本裕志
演出若松節朗
村谷嘉則
都築淳一
出演者渡哲也
高島礼子
徳重聡
片瀬那奈
松坂慶子
音楽住友紀人
エンディングCOLOR「音色」
製作
プロデューサー西河喜美子
『熟年離婚』(じゅくねんりこん)は、2005年10月13日から12月8日まで毎週木曜日21:00 - 21:54に、テレビ朝日系の「木曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は渡哲也。
全9回の平均視聴率は関東19.2%、関西23.2%(最高視聴率は共に最終回の関東21.4%、関西30.0%)。
団塊世代の大量定年問題を踏まえ、夫婦のあり方を扱ったドラマ[1]。
高視聴率を獲得し、「熟年離婚」は流行語ともなった[2]。 仕事一筋だった幸太郎が定年退職を迎えた日の夜に、長年連れ添ってきた妻から突然三行半(みくだりはん)―要は記入済みの離婚届を突きつけられる。
あらすじ
登場人物
豊原家
豊原幸太郎〈60〉
演 - 渡哲也本作の主人公。大日本重工の元社員。
豊原俊介〈26〉
演 - 徳重聡豊原家の長男。聡美と結婚を考えるが……。
鮎川(豊原)みどり〈23〉
演 - 片瀬那奈豊原家の次女。敦也との間に子供ができる。大日本ホームの社員。
豊原喜久枝
演 - 草笛光子(第4話・第5話・第7話)幸太郎の母。洋子を嫌っていたが、後に和解する。
渡辺(豊原)洋子〈57〉
演 - 松坂慶子幸太郎の元妻。輸入雑貨店「Astyle」で働きだす。
小林家
小林律子〈34〉
演 - 高島礼子豊原家の長女。善三の浮気
小林舞〈8〉
演 - 中津川南美律子と善三の娘。
小林善三〈42〉
演 - 西村雅彦律子の夫。小林工務店社長。
輸入雑貨店「Astyle」
土田友紀〈23〉
演 - 安田美沙子洋子の勤めるAstyleの営業。
内山貴恵〈30〉
演 - 眞野裕子洋子の勤めるAstyleの営業主任。
佐竹一郎〈57〉
演 - 長谷川初範洋子の高校時代の同級生で、Astyleの社長。独身。
その他
水谷聡美〈34〉
演 - 桜井幸子俊介の恋人。夫・高梨の暴力により離婚した過去を持つ。バー「La Brillance」店主。
菊村沙織〈27〉
演 - 真中瞳英会話教室「ECC」の先生。幸太郎の相談相手。バツイチ。
鮎川敦也〈23〉
演 - 渡邉邦門ミュージシャン。みどりの恋人だが、みどりとの結婚をためらっている。
渋沢司〈36〉
演 - 高知東生渋沢弁護士事務所の弁護士。俊介の高校時代の先輩。
青山奈緒〈30〉
演 - 石川亜沙美(第5話 - 第7話)善三の浮気相手。
高梨
演 - 小市慢太郎(第5話・第6話)聡美の元夫。
水谷健志〈5〉
演 - 萩原竜之介聡美と高梨の息子。高梨から暴力を受けていた。
児玉徹〈60〉
演 - 小野武彦幸太郎の親友。大日本ホームの社員。
スタッフ
脚本 - 橋本裕志
演出 - 若松節朗、村谷嘉則、都築淳一
音楽 - 住友紀人
主題歌 - COLOR「音色」[3] (rhythm zone)
技術プロデューサー - 松下真史
TM - 説田比登志
TD - 山岸桂一
撮影 - 伊藤清一
VTR - 乙黒貴司
照明 - 加瀬弘行(1)(2)(4)(7)(9)、高橋幸司(3)(5)(6)(8)(9)
音声 - 矢川祐介
編集 - 新井孝夫
美術デザイン - 池上隆
美術プロデューサー - 村竹良二
美術進行 - 根古屋史彦(1)(2)、秋元博(3)-(9)
大道具 - 鈴木敦
持ち道具 - 梅澤有紀
衣裳 - 会田晶子
メイク - 森田京子
チーフプロデューサー - 五十嵐文郎(テレビ朝日)
プロデューサー - 西河喜美子、大川武宏(テレビ朝日)、船津浩一
制作 - テレビ朝日、共同テレビ
放送日程
この時間帯の連続ドラマ枠では、1996年1月期に放送された中居正広主演の『味いちもんめ』以来の20%超えとなる。
関西地区では、初回以外全て20%を超え、最終回では30.0%を記録した。
各話放送日サブタイトル演出視聴率 テレビ朝日系列がない鳥取・島根県では山陰放送で月?金の15:55?16:49で、約3ヶ月遅れの2006年2月8日から放送。初回は7分早く放送している。 日本テレビ系列とのクロスネット局である福井放送ではact.6(他のテレビ朝日系列局では11月17日に放送)に対し、本来ならば4日遅れで11月21日の22:00?22:54に放送されるところを、当日は他の日本テレビ系列局と同様に『第38回ベストヒット歌謡祭』を同時ネットしたため、10日遅れの11月27日(日)14:00?14:54に振り替え放送して対処した。そのため、所定日時に放送されたact.7と2日続けて見られる現象が発生した。
act 110月13日夫婦の危機、それは定年から始まった…若松節朗18.7%[4]
act 210月20日妻の復讐家庭内別居の始まり19.2%
act 310月27日妻が離婚届に判を押す時…村谷嘉則18.3%
act 411月03日嫁V.S姑、ついに夫が倒れる都築淳一18.5%
act 511月10日涙の別れ…最後の結婚記念日若松節朗20.3%
act 611月17日戻れない二人…離婚後の試練村谷嘉則20.8%
act 711月24日揺れる心夫の後悔…妻の迷い若松節朗16.0%
act 812月01日父娘の涙最終章…妻の送別会都築淳一19.5%
act 912月08日涙の結婚式…感動の結末へ若松節朗21.4%
平均視聴率 19.2%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)
備考
脚注^ “視聴率好調のテレ朝『熟年離婚』がいよいよ最終回
^ “離婚とお金の話(前編) - タダでは別れられない!?”. マイナビニュース. (2012年9月14日). https://news.mynavi.jp/article/20120914-rikonkane1/ 2016年5月23日閲覧。
^ “視聴率も好調! 『熟年離婚』の主題歌が発売間近”. ORICON STYLE (2005年12月1日). 2016年5月23日閲覧。
^ “厳しい船出の「エンゼルバンク」、長谷川京子の復帰作PRも効果なく。”. Narinari.com. (2010年1月16日). https://www.narinari.com/Nd/20100112915.html 2016年5月23日閲覧。