熊谷駅
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熊谷駅
北口(正面口)
(2021年10月)
くまがや
Kumagaya


所在地埼玉県熊谷市
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
秩父鉄道駅詳細
開業年月日1883年明治16年)7月28日[1]
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熊谷駅(くまがやえき)は、埼玉県熊谷市にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・秩父鉄道である。

所在地はJR東日本が筑波二丁目、秩父鉄道が桜木町一丁目となっている。
乗り入れ路線

JR東日本の上越新幹線高崎線、秩父鉄道の秩父本線が乗り入れ、接続駅となっている。

当駅に乗り入れる新幹線は、線路名称上は上越新幹線のみだが、高崎駅を起点とする北陸新幹線の列車も上越新幹線に乗り入れている。また高崎線は上野駅発着系統と、新宿駅経由で東海道線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。

事務管理コードは▲411407を使用している[2]
歴史熊谷駅の開業式熊谷駅周辺の空中写真(1975年1月撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

1883年明治16年)

7月28日上野駅 - 熊谷駅間の日本鉄道第1期線(現在の高崎線)の駅(当時終着駅)として開業[1][3]。当駅は高崎線内で浦和駅上尾駅鴻巣駅と並んで最も古い駅の一つとなっている。

10月21日:日本鉄道第1期線が当駅から本庄まで延伸(以降前橋まで延伸される)。


1901年(明治34年)10月7日:上武鉄道(当時)開業。

1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道国有化[3]

1909年(明治42年)10月12日:上野駅 - 前橋駅間の鉄道路線が、分割・名称設定により、当駅は大宮駅 - 高崎駅間の高崎線の駅となる。

1916年大正5年)2月25日:上武鉄道が社名を秩父鉄道に変更。

1922年(大正11年)8月1日北武鉄道が建設した行田・当駅間が延伸開業。北武鉄道が秩父鉄道に合併される。

1943年昭和18年)12月5日東武鉄道熊谷線開通(秩父鉄道ホームを間借り)。

1945年(昭和20年)8月15日熊谷空襲により貨物・運転事務室、集会所、官舎などが焼失したが、主要な建物や線路への被害は免れた[4]

1963年(昭和38年)12月15日:駅舎改築。

1973年(昭和48年)5月1日:秩父鉄道ホーム改良、羽生方面と三峰口方面の直通運転開始。

1979年(昭和54年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[3]

1982年(昭和57年)11月15日上越新幹線開業、同時に国鉄と秩父鉄道の駅舎・改札を分離。

1983年(昭和58年)

6月1日:東武熊谷線廃止。

11月12日:南口設置。それまでは、正面口(北口)のみだった。


1987年(昭和62年)

4月1日国鉄分割民営化に伴い、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[3]

4月24日:駅ビル・アズ開業[5]

12月15日:正面口広場(ロータリー)設置。


1992年平成4年)3月25日:駅旅行センターが改装され、びゅうプラザとなる[新聞 1]

1995年(平成7年)3月10日:JR在来線改札口に自動改札機設置[6]

1999年(平成11年)1月20日:JR新幹線改札口に自動改札機を設置[7]

2001年(平成13年)

11月18日:JR東日本でICカードSuica」の利用が可能となる[報道 1]

12月1日:JR「湘南新宿ライン」列車運転開始。当駅で出発式が挙行された。


2003年(平成15年)10月12日:新幹線でSuica FREX定期券およびSuica FREXパル定期券の利用が可能となる[報道 2]

2004年(平成16年)11月20日:駅に直結する商業ビルTiara21開業、東口(ティアラ口)設置。

2013年(平成25年)7月28日:開業130周年を迎え、記念イベントが開催される[新聞 2]

2018年(平成30年)4月1日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始[報道 3][報道 4]

2019年令和元年)12月28日:この日をもってびゅうプラザが営業を終了[報道 5]

2020年(令和2年)3月14日新幹線eチケットサービス開始[報道 6]

2022年(令和4年)3月12日:秩父鉄道でICカード「PASMO」の利用が可能となる[報道 7]。あわせて同線改札口に自動改札機(IC専用)を導入[8]

駅構造

北口(正面口)・南口・東口(ティアラ口)・駅ビルのアズ・隣接するティアラ21(東口直結)・アズ(高崎ターミナルビル)運営の定期契約及び一般の駅駐車場・熊谷市運営の自転車駐輪場から駅構内へ出入りできる。

JR東日本および秩父鉄道の改札口はそれぞれ別になっており、連絡改札口はない(以前は共用だったが、上越新幹線の建設工事に伴い改札口が分けられた)。また、改札口は両社それぞれ1か所(JR東日本新幹線専用改札口も存在せず、在来線改札を経由し、乗換改札利用となっている)で、どの入口から入っても同じ改札口を利用することになる(東口‐高崎線の利用はガラスの壁1枚を隔てて大きく迂回する形になっており、東口から最短の位置に改札設置を求める市民の声もあるが、市・JR東日本双方の予算・管理の問題で拒否されている[9])。

自由通路内(北口方面エレベーター付近)に2022年12月24日よりストリートピアノが設置されている[10]


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