熊谷貨物ターミナル駅
構内(2012年6月、跨線橋から)
くまがやかもつターミナル
Kumagaya Kamotsu Terminal
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熊谷貨物ターミナル駅
くまがやかもつターミナル
Kumagaya Kamotsu Terminal
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所属事業者秩父鉄道
所属路線秩父鉄道三ヶ尻線
キロ程7.6 km(武川起点)
開業年月日1979年(昭和54年)10月1日
廃止年月日2020年(令和2年)12月31日[2]
備考路線廃止による。
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熊谷貨物ターミナル駅(くまがやかもつターミナルえき)は、埼玉県熊谷市久保島字宮田にある、日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅である。高崎線に所属する。 地上駅。本線の南側2kmに広がる構内を持つ。構内の熊谷方面から、着発線、コンテナホーム、駅舎の順に並んでいる。 ホームは2面3線ある。ホームの南側には貨車の検修庫、周囲にはJR貨物の仕分け線がある。また、着発線は熊谷駅寄りの上下本線に挟まれた場所に位置し、着発線とホームを結ぶ線路を下り本線の高架橋が立体交差しており、当駅発着の貨物列車は本線支障を起こさない構造となっている。 駅舎内には、営業窓口のJR貨物高崎営業支店熊谷営業所や、貨車検修箇所の高崎機関区熊谷ターミナル派出(旧高崎客貨車区高崎操派出)がある。 駅入口付近にはセイノースーパーエクスプレス(西濃運輸と同じグループ会社)熊谷貨物駅営業所
歴史
1979年(昭和54年)10月1日:上越新幹線熊谷駅構内工事の本格化に伴い、熊谷駅の貨物営業を分離する形で開業[1]。同時に秩父鉄道三ヶ尻線が接続。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、国鉄の駅は日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる[1]。
2020年(令和2年)
9月30日:この日をもって秩父鉄道三ヶ尻線の貨物輸送を終了[3]。
12月31日:秩父鉄道三ヶ尻 - 当駅間が廃止となる[2]。
駅構造
構内の入換作業は、ジェイアール貨物・北関東ロジスティクス(旧・高崎運輸)が担当しており、入換動車化改造の上同社に転籍したDE10形ディーゼル機関車が2両常駐していた。2019年には同社のDE10に代えてJR貨物新鶴見機関区のHD300形ハイブリッド機関車が配属された。
駅入口(2012年11月)
跨線橋から(2012年6月)
コンテナホーム(2006年9月)
常駐していたDE10 1513(2017年10月)
取扱う貨物の種類
コンテナ貨物
12 ftコンテナ、20 ft大型コンテナを取り扱う。
車扱貨物
三ヶ尻線の廃線前は東武鉄道、東京地下鉄(東京メトロ、日比谷線)との車両輸送の受け渡し駅となっていた。当駅 - 三ヶ尻線 - 秩父線を介し、東上線向けは寄居駅で、伊勢崎線・日比谷線向けは羽生駅で接続していた。