熊本県立熊本工業高等学校
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯32度47分34.4秒 東経130度44分59.2秒 / 北緯32.792889度 東経130.749778度 / 32.792889; 130.749778
熊本県立熊本工業高等学校(くまもとけんりつ くまもとこうぎょうこうとうがっこう, 英語: Kumamoto Prefectural Kumamoto Technical High School)は、1898年(明治31年)に創立した、熊本県熊本市中央区上京塚町にキャンパスを置く県立工業高等学校。略称は「熊本工」、または「熊工」(くまこう)。
熊本市内にある県立学校としては唯一の工業を専門とした高校である。 熊工という名前を全国区に押し上げたものとして、吹奏楽部(特に全日本マーチングコンテストでは金賞10回、銀賞5回受賞)、陸上部、駅伝部、ラグビー部、卓球部などの部活動がある。その中でも、野球部が第一に挙げられる。 2022年現在でセンバツ21回、夏22回の計43回の甲子園出場を誇り、これは熊本県内の高校の中では、ダントツの甲子園出場回数となる。甲子園春夏通算勝敗は46勝43敗(春夏通算の甲子園出場回数、勝星数、秋の九州大会優勝回数はすべて九州No.1の好成績)で、夏準優勝3回・ベスト4が5回。なかでも1996年夏の決勝は高校野球ファンに対して印象深い試合である。卒部生としては川上哲治、吉原正喜、後藤次男、山森雅文、伊東勤、井上真二、緒方耕一、前田智徳、塩崎真、田中秀太、荒木雅博などがいる。
概要
歴史
1898年(明治31年)に開校した「熊本県工業學校」を前身とする。「熊本県立工業學校」を経て、1951年(昭和26年)に現在の名称となった。2018年(平成30年)に創立120周年を迎えた。2021年(令和3年)4月時点での卒業生は約44,000名に達する。
設置課程・学科
全日制課程10学科[1]、3学年30学級(定員は1学級40名)。機械科・電気科・電子科・工業化学科・テキスタイルデザイン科・土木科・建築科・材料技術科・インテリア科・情報システム科定時制課程3学科、4学年12学級(定員は1学級40名)。機械科・電気科・建築科
教育綱領(校訓)
「明朗真摯・創意工夫・友愛協調」
校章
銀杏の葉を背景に、「工高」の文字(縦書き)を配している。
校歌
作詞は八波則吉、作曲は永井幸次による。2番まであり、校名は歌詞に登場しない。
校地・施設
寄宿舎「熊工寮」を有している。敷地面積は約4万u(12,000坪)で、工業高校としては日本一の広さである。
特色
文部科学省のIT人材育成プロジェクトの研究指定校となっている。2011年度(平成23年度)は、前年度までの「未踏前進」加えて「工業人たる前に、まず良き人間たれ」を実践している。
同窓会
「熊工会」と称している。東京、東海に支部を置く。
制服
男子:金ボタン5個の黒学ラン、以前には学帽も制定された。女子:紺色のブレザーと白ブラウスに紺色のネクタイ。
沿革
1898年(明治31年)4月1日 - 熊本市中央区南千反畑町に「熊本県工業學校」として創立。
1899年(明治32年)12月9日 - 熊本市中央区大江の新校舎に移転
1901年(明治34年)6月 - 「熊本県立工業學校」と改称
1934年(昭和9年) - 第20回 全国高等学校野球選手権大会 準優勝
1937年(昭和12年) - 第23回 全国高等学校野球選手権大会 準優勝
1943年(昭和18年) - 現在地(熊本市中央区上京塚町)の新校舎に移転
1948年(昭和23年)4月 - 学制改革により、「熊本県立工業高等学校」と改称。
1951年(昭和26年)4月 - 「熊本県立熊本工業高等学校」(現校名)と改称
1960年(昭和35年)4月 - 定時制を設置
1996年(平成8年) - 第78回 全国高等学校野球選手権大会 準優勝
1998年(平成10年) - 創立100周年
1999年(平成11年) - 第一体育館改築、第54回国民体育大会(くまもと未来国体)バレーボール競技会場となる
2023年(令和5年) - 繊維工業科をテキスタイルデザイン科に改称
熊工野球部