株式会社熊本放送
RKK Kumamoto Broadcasting Co., Ltd.
熊本放送本社
※旧社屋解体に伴う減築及び2024年の看板架替前
種類株式会社
市場情報非上場
略称RKK
本社所在地 日本
〒860-8611
熊本県熊本市中央区山崎町30番地
設立1953年(昭和28年)7月11日
業種情報・通信業
法人番号3330001005037
熊本放送
基本情報
英名RKK Kumamoto Broadcasting Co., Ltd.
略称RKK
本社〒860-8611
熊本県熊本市中央区山崎町30番地
演奏所本社と同じ
公式サイトhttps://rkk.jp/
ラジオ
放送対象地域熊本県
系列JRN・NRN系
愛称RKKラジオ
呼出符号JOBF
開局日1953年10月1日
親局 / 出力熊本(合志) 1197kHz / 10kW
主な中継局
<AMラジオ放送>
人吉:1197kHz 1kW
御所浦:1197kHz 1kW
南阿蘇:1197kHz 100W
阿蘇:1197kHz 1kW
小国:1197kHz 100W
<FMラジオ放送>(FM補完放送)
熊本 91.4MHz 810W
人吉 92.3MHz 100W
水俣 94.2MHz 100W
水上 80.0MHz 2W
阿蘇 92.3MHz 3W
テレビ
放送対象地域熊本県
ニュース系列JNN
番組供給系列TBSネットワーク
愛称RKKテレビ
RKK熊本放送
呼出符号JOBF-DTV
開局日1959年4月1日
リモコンキーID3
デジタル親局熊本(金峰山) 41ch
主な中継局
人吉 18ch
水俣 26ch
牛深 26ch
阿蘇 43ch
(垂直偏波)南阿蘇 21ch
阿蘇北 15ch
肥後小国 15ch
三角 37ch
ほか
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株式会社熊本放送(くまもとほうそう、英: RKK Kumamoto Broadcasting Co., Ltd.[2])は、熊本県を放送対象地域とした中波放送(AM放送)事業とテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者である。略称はRKK。Radio Kumamoto K.K. =1961年(昭和36年)までの社名「ラジオ熊本」に由来する。 テレビはJNN系列、ラジオはJRN系列とNRN系列のクロスネットである。系列新聞は熊本日日新聞(ニュース名称「熊日ニュース」)。ラジオ局のコールサインはJOBF。テレビ局のコールサインはJOBF-DTV。予報業務許可事業者である[3]。 テレビ電波は佐賀県のほとんど、長崎県の島原半島等一部、福岡県の筑後地方等一部、大分県の一部、宮崎県の一部、鹿児島県の一部(出水市・阿久根市など)などにも届いている。ラジオは全中継局同一周波数放送のため、夜間は西日本の広い範囲で聴取可能だが、同じ九州内のRKBラジオ北九州中継局と同一周波数の福岡県北東部や茨城放送水戸本局、およびSTVラジオの旭川、名寄、留萌、遠別、稚内各送信所と同一周波数の東日本では聴取困難。3代目ロゴ(1984年4月から2023年3月まで使用) 3代目のロゴマークは、1984年(昭和59年)4月1日に採用され、2012年(平成24年)12月31日までは単独で使われていた。現在でも正式なロゴとして扱われ、社旗や社屋看板に中継車などで使用されている。また、地上デジタル放送開始前までは、コールサインも独自の書体が用いられ、ベリカードやテレビの放送開始・終了時に表示されていた。2020年(令和2年)2月19日からは受信機表示アイコンに、2020年(令和2年)4月1日からはウォーターマークにこのロゴが再び使用されるようになった。2022年(令和4年)4月18日からTBS NEWS DIGが運用開始されたことに伴ってJNN加盟局サイト内のニュース配信ページが集約されたため、RKK NEWS DIG
概要
2013年からは4代目ロゴと併用。4代目ロゴ(2013年1月から2023年3月まで使用)
2013年(平成25年)1月1日、開局60周年を機に、新たなロゴマークが略称・和文社名ともに制定されたが、ホームページ上では、和文ロゴは初日の1月1日に、同局のページにリンク直後、通常のトップページにジャンプする前の数秒間表示された同日14:30 - 17:39放送の開局60周年記念特別番組「お正月だよ!あしたがR!」告知で使われたのみである一方、元々使用頻度の高い略称ロゴは常時左上に表示されている。
2023年(令和5年)4月1日、開局70周年を機にブランドロゴを刷新する[4]。同社のニュースリリースによると、新たなパーパスも策定されている。『正しい情報で人々に安心を。楽しさと感動で熊本を明るく。』このパーパスに含まれる「正しさ」と「楽しさ」、また異なる要素の融合や調和の象徴として青と緑が融合した色に「フュージョングリーン」という名称を与え、同社のブランドカラーとして展開するとしている。また、70周年のタグラインは「それ、超えていこう。」さまざまな困難を一時的に乗り越えるのではなく”超”えることでワンステップ上へ、という思いが込められている。
TBS系列の古参局ではあるが、大株主には文化放送やニッポン放送が名を連ねている。 〒860-8611 熊本市中央区山崎町30番地熊本市電慶徳校前電停徒歩3分社屋は森?外の小説「阿部一族」で知られる侍屋敷跡地に建てられた。1953年(昭和28年)の開局時は熊本市上通町(現在の熊本市中央区上通)の熊本日日新聞本社(現在のびぷれす熊日会館の地)に所在し、1959年(昭和34年)のテレビ開局を機に現在地へ移転した。1999年(平成11年)に同一敷地内に建設した新社屋完成後も旧社屋の建物は残り、RKK学苑の事務所として使われていたが、RKK学苑の運営終了後に解体、跡地は関係者用駐車場に転用された為現存しない。 1951年(昭和26年)以降、日本国内においても民間放送局が相次いで開局した。熊本においては、熊本日日新聞社の伊豆富人社長が1953年(昭和28年)1月4日の新年初頭あいさつにおいて「郷土熊本の産業・文化の向上」を目的としたラジオ局の設立構想を提案した。これが各方面から賛同を得られ、開局に向けて準備が進められたが、創立総会の開催予定日であった6月29日の3日前(26日)に白川大水害が発生。創立総会は予定通り開催されたものの、スタジオの設置予定場所であった熊本日日新聞本社・旧館3Fは使用できなくなった。 企業(ラジオ熊本)としては7月11日に登記がなされ、8月1日に予備免許交付、9月18日より試験電波を発射し、10月1日に熊本市池田(現在の熊本市西区池田)から本放送を開始(開局)した。完成が遅れていた熊本日日新聞社のスタジオは10月27日から使用を開始した。熊本日日新聞が営業・宣伝面においても密接に関わっていたことから、ラジオ開局当初はRKKのことを「熊日ラジオ」、すなわち熊日新聞のラジオ部門と県民に認識されていたというエピソードがある[6]。
本社所在地
支社
東京支社:東京都港区赤坂2丁目5-8 ヒューリックJP赤坂ビルSPACES赤坂5階
大阪支社:大阪市中央区北浜4丁目1-21 住友生命淀屋橋ビル7階
福岡支社:福岡市中央区天神1丁目13-2 興銀ビル8階[5]
沿革『お笑い肥後にわか』の公開録音(ラジオ熊本時代)
1953年(昭和28年)
7月11日 ラジオ熊本株式会社 (RKK) 設立。
8月1日 ラジオ予備免許交付。
9月18日 ラジオ試験電波発射。
9月27日 ラジオ本免許交付。
10月1日 全国21番目(ラジオ山陽、ラジオ香川、ラジオ南海、ラジオ大分と同日)にラジオ放送開始。
1956年(昭和31年)1月9日 テレビ放送局免許申請。
1957年(昭和32年)10月22日 アナログテレビ予備免許交付。
1959年(昭和34年)4月1日 アナログテレビ放送開始。
1960年(昭和35年)6月15日 佐賀県からの要望を受けるかたちで佐賀支局を設置[7][8]。佐賀県に加え、福岡県筑後地方の取材を担当。
1961年(昭和36年)6月1日 株式会社熊本放送に社名変更。
1965年(昭和40年)5月 ラジオネットワーク、JRNに加盟[9]。
1966年(昭和41年)10月1日 カラー放送開始[10]。
1967年(昭和42年)9月6日 TBSとのテレビネットワーク協定を締結[11]。
1971年(昭和46年)4月 - 八代支局を新設[12]。
1972年(昭和47年)10月2日 テレビ・初の生ワイド番組『あなたの10:30AM』(月曜 - 金曜 10:30 - 11:30)放送開始[13]。
1973年(昭和48年)11月29日 熊本・大洋デパート火災の報道特別番組をJNN系列で全国放送。
1974年(昭和49年)
4月14日 佐賀支局閉鎖。佐賀県にサガテレビ(STS、フジ系列)が開局した上に、福岡県のテレビ局が増えたため[14][15]。
10月 ラジオカー「ミミー」導入[16]。後に3台体制となり、2023年現在も3台体制で運用している。
2023年10月現在のミミー1号(2019年春導入、ロゴ変更前の2023年2月撮影)。当該車含む2014年以降の導入車は、ワイドFMの周波数に因む「・914」の希望ナンバーを取得している。
2023年10月現在のミミー2号車(2018年導入、ロゴ変更前の2022年10月撮影)。