熊本 信夫(くまもと のぶを[1]、1935年[1] - )は、日本の法学者・弁護士。熊本信夫法律事務所所長。専門は行政法及びアメリカの憲法で、特に、政教分離・行政手続法・環境法を研究。法学博士(北海道大学、1973年)(学位論文「アメリカにおける政教分離の原則」)[2]。北海道札幌市出身[1]。
目次
1 エピソード
2 略歴
2.1 学歴
2.2 職歴
2.2.1 学外における役職
3 受賞歴
4 業績
5 注釈
6 参考文献
エピソード
北海学園大学の学部教員時代は行政法の単位取得試験の採点で大変に厳しい教員であることでも学内では知られており、単位取得できずに進級・卒業できない学生や、転部した学生もいたという逸話が残っている[3]。
北海道大学大学院修士課程では、憲法学を学び、アメリカの憲法に興味を持ち、ミシガン大学ロースクールおよびカリフォルニア大学バークレー校ロースクール大学院にて行政法を修得した。なお、学部生時に今村成和の講義を聴講して行政法に興味を抱く様に成ったという[3]。
略歴
学歴
北海中学校及び北海高等学校卒業
1961年 北海道大学法学部卒業[1]
1964年 北海道大学大学院法学研究科公法専攻修士課程修了
1973年 法学博士(北海道大学)[1]
1974年 カリフォルニア大学バークレー校ロースクール大学院修了(LL.M.)
職歴
1964年 北海道大学法学部助手
1967年 北海学園大学法学部講師
1970年 北海学園大学法学部助教授
1972年ミシガン大学ロースクール・フルブライト研究員
1974年 北海学園大学法学部教授
1996年11月 柴田義人学長が急病により倒れ、北海学園大学学長に就任(2005年3月まで)
2005年3月 北海学園大学定年退職。
2005年4月 引き続き北海学園大学大学院法務研究科教授として嘱託採用。弁護士登録
2008年3月 北海学園大学嘱託終了。同名誉教授。熊本信夫法律事務所開設
学外における役職
1978年北海道地方労働委員会委員・会長(2004年3月まで)
受賞歴
藍綬褒章(1993年11月)
瑞宝中綬章(2012年11月)
業績
『生活環境保護の法理と手続』(札幌室谷印刷、1968年)
『アメリカにおける政教分離の原則』(北海道大学図書刊行会、1972年初版・1989年増補版)
『行政手続の課題』(北海道大学図書刊行会、1975年)
遠藤博也, 秋山義昭, 畠山武道と共著『教材行政法判例』(北海道大学図書刊行会、1977年初版・1987年テキスト版)
『大海原の彼方へ』(共同文化社、2016年)
注釈^ a b c d e 熊本信夫『行政手続の課題』(北海道大学図書刊行会、1975年)奥付
^ ⇒北海道大学学位論文目録データベース
^ a b 北海学園大学編集委員会企画編集『北海学園大学物語?北の大地に輝く青春群像』(須田製販、2005年)
参考文献
千葉卓ほか編集『教育・研究年報』(北海学園大学法学部・大学院法学研究科、1997年)
先代:
山本佐門北海学園大学法学部長
第12代:1990年 - 1993年次代:
須田晟雄
先代:
山本佐門北海学園大学大学院法学研究科長
第3代:1990年 - 1993年次代:
須田晟雄
先代:
柴田義人北海学園大学学長
第7代: 1996年 ‐ 2005年次代:
朝倉利光
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更新日時:2018年8月17日(金)04:52
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