焼岳
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焼岳
大正池と焼岳
標高2,455[1] m
所在地 日本
長野県松本市
岐阜県高山市
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度13分37秒 東経137度35分13秒 / 北緯36.22694度 東経137.58694度 / 36.22694; 137.58694座標: 北緯36度13分37秒 東経137度35分13秒 / 北緯36.22694度 東経137.58694度 / 36.22694; 137.58694[1]
山系飛騨山脈
種類成層火山活火山ランクB)常時観測火山
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}焼岳の位置

北緯36度13分37秒 東経137度35分13秒 / 北緯36.22694度 東経137.58694度 / 36.22694; 137.58694 (焼岳)

焼岳(高山) - 地理院地図

焼岳 - Google マップ

OpenStreetMap
プロジェクト 山
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爆裂火口

焼岳(やけだけ)は、飛騨山脈長野県岐阜県にまたがる標高2,455 m活火山で、別名は硫黄岳[2]常時観測火山[3]に指定され、日本百名山に選定されている[4]
概要

焼岳は隣接する白谷山、アカンダナ山、割谷山と共に焼岳火山群を構成する。焼岳は飛騨山脈の中では最も活動の激しい活火山で、最新のマグマ噴火は約2000年前と推測される。焼岳の溶岩は、粘性が強い安山岩からデイサイト質の溶岩ドームおよび溶岩流とそれに伴う火山灰と火山岩の堆積物で構成される。有史後の噴火活動は水蒸気爆発が殆どあり水蒸気噴火に伴い泥流として土砂を流すことがある。最近では1968年[5]、1990年[6]、1998年[7]、2011年[8]、2014年などたびたび地震群発を観測している。

山域は1934年(昭和9年)12月4日に、中部山岳国立公園の特別保護区に指定された[9]。なお、火山群のうちアカンダナ山は2003年(平成15年)気象庁の活火山見直し作業において、焼岳とは別に単独で活火山に指定された。

山頂付近には火口湖の正賀池を挟んで真南に岩峰の南峰、真東に北峰、北側には正賀池の水面よりも深く抉れた爆裂火口がある。南峰には国土地理院の標高2,455.4mの二等三角点がおかれており、これが焼岳の最高点であるが南峰は岩が崩れやすく登攀禁止になっている。北峰には西側山腹に硫黄の噴出を伴う噴気口があり国土地理院の標高2,444.3 mの標柱がおかれている。北峰山頂にはかつて「焼岳北峰山頂 標高2,393m」の独標も置かれていた。この柱が示すのは、爆裂火口の北縁の小さな岩峰の標高点であり、北峰山頂からは北西に約200m離れている。
火山活動の歴史

明治以前の噴火については、信頼性の高い資料が不足しており活動史の解明は不十分である。1907年から1939年にかけてと、1962年から1963年にかけては水蒸気爆発や泥流の噴出を伴う活発な活動をしている。また、現在までに降下軽石やスコリアを噴出するような爆発的な噴火は行わなかったと考えられている[10]
西暦以前

約3万年前頃から新期焼岳火山群の活動が開始。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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