焼そば
[Wikipedia|▼Menu]

この項目では、日本の麺料理について説明しています。中華の麺料理については「炒麺」をご覧ください。

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2014年5月)
.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{text-align:left;background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;text-align:center}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{text-align:center}}ソース焼きそば屋台で販売される様子

焼きそば(やきそば)とは、料理の一種。蒸した(あるいは茹でた)中華麺を、豚肉等の肉類、キャベツ人参玉ねぎもやし等の野菜類といった具とともに炒めて作る。日本ではウスターソースを使用したソース焼きそばが普及している。最近では塩焼きそばというのも徐々に普及してきている[1]
目次

1 概要

2 材料

3 類似の料理

4 インスタント食品

5 ご当地焼きそば

5.1 北海道・東北地方

5.2 関東地方

5.3 中部地方

5.4 近畿地方

5.5 中国・四国・九州地方

5.6 ブラジル


6 他の料理との融合

7 脚注

7.1 注釈

7.2 出典


8 参考文献

9 関連項目

10 外部リンク

概要

日本における焼きそばは家庭料理飲食店のメニューとして一般的である。さらに屋外であっても鉄板一枚あれば調理可能なことや調理手順が簡単な事から、縁日露店、学園祭などイベントの模擬店売店、スナックコーナーなど様々な場所で売られている。また、地域おこしのためのご当地グルメにもされている(「#ご当地焼きそば」参照)[2]。常温または電子レンジによる再加熱で、すぐ食べられる調理済み焼きそばが、スーパーマーケットコンビニエンスストアの惣菜・弁当コーナーで広く販売されている。

『にっぽん洋食物語大全』(小菅桂子著)には「ソース焼きそばを浅草焼きそばと呼ぶ人もいる」と書かれており、昭和10年代(1935年 - 1944年)の浅草でソース焼きそばが名物とされていたことが記されている[3]大正から昭和初期に流行したどんどん焼き屋台でも焼きそばは販売されており、少なくとも東京などの都市部においては戦前から一般的な軽食として定着していたことがわかる。既製の中華麺が流通するようになった昭和30年頃からは家庭料理としても作られるようになり、またお好み焼きもんじゃ焼きなどと並ぶ子供のおやつとして駄菓子屋などでも提供されていた[4]

1963年(昭和38年)には日清食品がインスタント袋麺日清焼そば」を発売し、ヒット商品となって広まった[5]。日清食品は「世界初のインスタント焼きそば」としている[6]。その後、1975年(昭和50年)に東洋水産がチルド麺「焼そば3人前」を発売、同じ頃に「焼きそばソース」も市販されるようになった[2]カップ焼きそば1974年(昭和49年)に誕生し、1976年には「日清焼そばU.F.O.」が発売され大ヒットとなった。
材料

「焼きそば」用の麺はソバが原料の日本蕎麦ではなく、小麦粉が原料の中華麺である。焼きそば用に販売される中華麺は蒸した上、ほぐしやすいように処理がされているものが多い。近畿圏では油処理なしの茹で麺もよく用いられる。大手メーカーから家庭向けに販売されている商品は、個別包装された2 - 3食分の蒸し中華麺に粉末、あるいは液体の濃縮調味料を添付して1パックとされているのが標準的である。

味付けにはウスターソース醤油胡椒オイスターソース、隠し味でトマトケチャップなどが用いられる。焼きそば用に味や濃度が調整された「焼きそばソース」も各メーカーから市販されている。ウスターソースの代わりに、食塩が入った出汁などを使う場合は「塩焼きそば」[7]、醤油ベースの味付けなら「醤油焼きそば」[8]と呼ぶこともある。

具材は、豚肉などの肉類、キャベツ人参玉ねぎもやしピーマンなどの野菜類が多く使われるが、イカなどの魚介類、天かす目玉焼き錦糸卵タケノコ[9]等を使用する場合もある。盛り付けの際に青のり海苔削り節を振り掛けたり、刻んだ紅しょうがを添えたりする。マヨネーズ七味唐辛子などをかける場合もある。
類似の料理 五目焼きそば「中華料理」も参照

中華料理の炒麺も、日本では一般に焼きそばと呼称される。日本の焼きそばによく似た「上海炒麺」がある。このほか、炒めた麺の上に、調理した海老人参椎茸などの具を水溶き片栗粉などでとろみをつけて合わせたを掛けたものは「五目あんかけ焼そば」あるいは単に「五目焼きそば」「あんかけ焼きそば」と呼ばれる。この餡は中華丼の具や八宝菜に類似する。

また、油で揚げてパリパリにした麺の上に餡を掛けたものは「堅焼きそば」(あるいは「あげそば」「バリそば」)と呼ぶ。これから派生した料理として長崎市皿うどんがある。

兵庫県神戸市周辺では、中華料理店の炒麺は「焼きそば」、お好み焼き屋などで供されるソース焼きそばは「そば焼き」と呼んで区別される。

このほか飲食店がメニューとして出したり、調味料会社などがレシピを提供したりしている多様な焼きそば風料理が存在する。中華麺を使わず、スパゲティの麺にケチャップ[10]蕎麦めんつゆ[11]などをベースとする調味料で味付けした料理を「焼きそば」と称することもある。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:40 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef