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やノートページでの議論にご協力ください。無(む、无)とは、ないこと、存在しないこと。事物あるいは対象となる事柄が有を成さないといった様態及び概念。物体が物質的構成を成さないこと。一切の否定を一般化した表現。対義語は有。「定義されていない(未定義)」事とは意味合いが異なる場合がある。 イスラムにおける存在一性論で「真空のゆらぎ」から「神の慈愛」によって、様々なものに存在が自己顕現するという説明をする。井筒俊彦の研究によって、イスラムにおける神学と哲学の発達が、東洋思想とも西洋思想とも有と無の問題に関して深く繋がっていることが明らかになった。ここでいわれている神の存在は、突き詰めれば東洋の絶対無と同じ事柄を指している、と井筒は言っている。 キリスト教では、有が大前提であり[要出典]、無は有に対立する否定的概念である。 聖書には無の概念について、特別なことは書かれていない。しかし、有と無の対立を超えたところに神が存在するとする[要出典]。実際には、有の方向が強調され、無(非-有)との相対的な対立を超えた絶対有とでも呼べるものを考えている[誰?]。これが神の本質である。 否定神学などは神が無であるかのように記述したが、その意図はむしろ神の存在を高め、神の純粋性をより深めるものであった。 従って、西洋思想史の全体に渡って、無が主要なテーマとして強く意識されたことはほとんどない[要出典]。
語義
定義
物事が存在しないこと。絶対的虚無であり、存在論(有論)に立たず、言わば、「無論」に立つ。
物事が、ある状態の下にないこと。ゆえに、他の状態にはあることが含示された存在論に立つ。
用例
?が無い。?は無い。
?では無い。
絶対無利。 完全な無。
無から有は生じない。
無いものは無い。
無調音楽
類義語
虚
中身が無いこと。
未
過去から現在にかけて存在しない、行われていないこと。
不
?ではない。論理的な否定を強調する表現。
非
?とは違う。相違を強調する表現。
伝統的な宗教
イスラム教
キリスト教
東洋
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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