無限のリヴァイアス
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無限のリヴァイアス
ジャンルSFロボットアニメ
アニメ
原作矢立肇(原案)(電撃文庫版)
監督谷口悟朗
シリーズ構成黒田洋介
脚本黒田洋介、竹田裕一郎
キャラクターデザイン平井久司
メカニックデザイン山根公利
音楽服部克久、M.I.D.
アニメーション制作サンライズ
製作テレビ東京読売広告社
サンライズ
放送局テレビ東京系列
放送期間1999年10月6日 - 2000年3月29日
話数全26話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『無限のリヴァイアス』(むげんのリヴァイアス Infinite∞RYVIUS)は、サンライズ制作の日本のテレビアニメ1999年10月6日から2000年3月29日にテレビ東京系で放送された。全26話。キャッチコピーは「俺達には救いなんかいらない」。
概要

SF版「十五少年漂流記」あるいは「蝿の王」をコンセプトモチーフとして制作が開始された作品[1][2]。閉鎖的な環境と極限状態に残された少年少女達が、如何にして生き抜いていくかが描かれた群像劇となっている。そのため、SFとしての設定と舞台が用意されているが、大筋としてはキャラクターの立ち位置と人間関係、心理状態が大きく移り変わっていくことに描写が当てられていた。

2010年3月に愛知県日進市で行われた講演会で谷口悟朗が述べたところによると、続編映画制作のオファーが来ていたが「冗長が嫌」と断ったため、かなりの圧力を受けたとのこと。

黒田洋介は、最初に「サンライズから」仕事の依頼が来た際に、「遂に俺もガンダムを書かせてもらえることになったか」「会いたい?お、ガンダムか!?」[2]と勘違いしたとのこと[注 1]。黒田はこの作品について、世紀末の作品としての空気感の中、先が途切れるような実感の伴わない不安をクローズアップし、そこからどう突き抜けて生きるかという面でアプローチした事を述べている[2]
あらすじ

2137年、大規模な太陽フレアによって出現した高密度のプラズマ雲が、黄道面を境に太陽系の南半分を覆いつくし、地球も南半球が壊滅、17億もの人命が失われる被害を受ける。このフレアは「ゲドゥルト・フェノメーン」、プラズマ雲は「ゲドゥルトの海」と名付けられた。

2225年、地球の衛星軌道にあった航宙士養成所リーベ・デルタは、何者かの襲撃によって制御不能になり、ゲドゥルトの海へ突入してしまう。しかしその時、リーベ・デルタ内部に隠されていた外洋型航宙可潜艦「黒のリヴァイアス」が起動した。

教官たちは全員殉職し、リヴァイアスに避難できたのは少年少女ばかり487人。なぜか彼らは、自分たちを救助してくれるはずの軌道保安庁から攻撃を受け、戸惑い、混乱しつつもこれと戦い続ける。閉鎖された極限状態にある艦内では、艦の指揮権や物資の配給を巡って、少年少女同士が陰惨な争いを繰り広げながら、火星圏から土星圏、天王星圏へと当てのない逃避行を続けていく。
登場人物

本作のキャラクターは過去のアニメやゲームのキャラクター、当時話題だった有名人やサンライズスタッフをモチーフにしたものが多い。
主人公と主な関係者
相葉昴治(あいば こうじ)
- 白鳥哲4月5日生まれの16歳[3]。本作の主人公地球出身。リーベ・デルタ時代は第2操船課に所属。リヴァイアス内ではイクミ、ニックス、明弘とグループを組む。大人しく人当たりのよい性格で、容姿や身体能力は平均レベルだが、状況に対する極めて冷静な判断力を持ち、誰とでも仲良くなれる柔軟性や協調性があることから、周囲との調和を保つことが得意。ブルーにも穏当に接することができ、ブルー政権時はブリッジの潤滑油のような存在となっていた。自分のことよりも他人のことを優先するタイプだが、状況に呑まれやすく、優柔不断でやや行動力に欠けているという欠点もある。弟の祐希からは「日和見主義者」と罵られ、親友のイクミからは「揉め事には強いが、争いごとには向かない」と評されている。幼なじみの蓬仙あおいが「口先だけで実技は間抜け」「まじめな割りに成績はいまいち」と評していることから、実技の不出来を学科で補って、平均レベルの成績を保っている模様。窮地に立つと「なんなんだよ、もう」と口走る。どのような仕打ちを受けてもそれに耐えようとする忍耐強さを持っているものの、そういったストレスを溜め込んだ末に爆発してしまう傾向がある。実際に祐希の反発や暴行にも耐えているが、過去のことを蒸し返された際には普段の姿からは想像出来ないほど激情し、祐希を殴っている。また、後の独裁政権に異を唱え、イクミや祐希に暴力で黙らされそうになった際も、我慢の限界に出てニードルガンを突きつけている。酒癖も悪く、その際にもストレスを爆発させる。幼い頃はやんちゃな性格で、祐希をリードしていた。両親が離婚してからは祐希の父親代わりにもなろうとするが[注 2]、その事を気負いすぎたために祐希が成長するにつれて疎まれるようになり、相葉事件と呼ばれるようになった、3年前のケンカが元で祐希とは互いに犬猿の仲となる。リーベ・デルタからの脱出時に、イクミと共にファイナを助け、以後、ファイナから思慕の情を寄せられる。リヴァイアス内では最初は雑用係だったが、チーム・ブルーがブリッジを占拠した際にその場に居合わせ、今後の方針を提案したことから、ファイナと共にブリッジでオペレーターを務めることになった。ブルー失脚後に艦長を務めることになったユイリィからリフト艦とブリッジのパイプ役を頼まれ、ブルー失脚時にあっさり手のひらを返したツヴァイの面々とファイナに嫌気が差していた為、逃げだと分かっていても、これを承諾。リフト艦で祐希と以前にもまして衝突し、それに耐えながら活動していたがディカスティア戦において、ツヴァイは混乱するばかりだったためにパイプ役として機能できず、イクミの指示でバルジキャノンのサーバーの様子を調査しに向かった際に逃亡中のブルーと遭遇。任務を中断して、彼をかくまうことを優先した上、その理由を明かさなかった為、リフト艦での居場所を半ば失う。数少ない理解者のイクミから失望された上、並行して起きていたこずえ事件により荒れ狂うイクミを「1人の力で全員を守るのは無理だ」と正論で説得したことで「正論を吐いてばかりの理想主義者」と想像以上に決別されてしまう。自分の進むべき道を見失い、さらに特権階級だった自身を妬む生徒たちから集団暴行の標的とされ、艦内でも埋没した存在になっていくがカレンから受けたアドバイスやあおいを始めとする自分が守りたい存在を見つけたことで自らの信念を固めていき、ファイナとの関係にも終止符を打つ。また、匿っていたブルーからは「お前のような奴が持っているべきだ」としてニードルガンを託されることになり、窮地に陥る度に幾度となく手に取ろうとするもののその度に自制し、最後まで使おうとしなかった。イクミのクーデター後はパイプ役とブリッジクルーを完全に解雇され、こずえに一方的に拒絶されたのを機に精神的に追い込まれていたあおいの支えになろうと彼女の仕事を手伝うようになる。能力別の部屋割りでは、Cランクに位置づけられていたが、ヘイガーの策略でEランクに移された上に、隔離されてしまう。出口を探している最中、ネーヤの導きにより脱出に成功。そこで出会ったイクミたちに隔離のことやあおいが襲われたことを伝え、独裁をやめるように訴える。だが、打開策のない発言は、こずえ以外は眼中になくなってきているイクミ、あおいのことで嫉妬の怒りを燃え上がらせる祐希、陰の支配者であるヘイガーには届かず、力で押し付けようとしてくる彼らに我慢の限界を迎えて取り出したニードルガンもイクミに奪われ、そのニードルガンで右肩を撃たれてしまう。放置された状態でファイナの追い討ちにも遭うが、ネーヤに助けられて閉鎖区画へ運ばれた後、クリフの手術を受けて一命を取り留める。手術後、何とか意識を取り戻した後は半死半生の身ながらもイクミたちと話をするためにゲシュペンストとの戦闘の最中、あおいと共に作業艇でリフト艦へ赴く。アインヴァルトを失った直後のイクミたちに対面し、ヘイガーの策略でリヴァイアス本艦に多くの乗組員が切り捨てられた事実を伝え、リヴァイアス内の歪みにケジメを付けるために投降を訴えた。自分の過ちを認めたくないイクミからは再びニードルガンを突きつけられても彼を説得し続け、自らの命すら懸ける意志の強さを貫く姿勢は、後に明弘にも影響を与えることになった。


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